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恵Side五「そんなんじゃすぐ死ぬよ、恵」
恵「…分かってます」
五「分かってるようには思えないんだけどっ…!」
恵「っ…‼」
五「はぁ、終わり終わり。悠仁だったらこんなん簡単に受け流すのに」
恵(虎杖は関係ないでしょ)
五「周りに迷惑かけないでよね」
バタンッ
恵「はぁーーー」
さっきの蹴り、痛いな。腕も少し切ってる…。しょうこさんのとこ行こうかな…。
周りに迷惑かけないでよね
大丈夫、やめておこう。硝子さんだって暇人なわけじゃないんだ。俺にかまってる暇なんてない…。
最近五条先生からのあたりが強い気がする。虎杖たちにはそんなことないのに…。
恵「…部屋戻ろ」
P.M.6:00
ガチャ
恵「…」
そこら中に散らばった血のついたガーゼやらなにやら…。もう自分でも何が何かなんてわかんない。
恵「はぁ…」
俺だって虎杖たちなんかに負けないよう、劣らないように強くなりたい。なのにどうして…
一向につみきは目を開けてはくれない、挙句の果てに保護者代わりの五条先生に嫌われる。
もうどうでもいい。
カチカチッ…シュッ
恵「んっ…」
真っ赤な、いや少し暗いドロッとした液体が肌から垂れる。痛みを感じないはずがない。
でもそんなことよりも落ち着くんだ。俺はまだ生きているんだと…。こんな無意味で邪魔な存在なのに、生きていることに少しの安心がないわけじゃない。ただ、落ち着くんだ。
…
恵「あ…」
あれからどのくらい経ったのかな。左腕はもう見せられない程にボロボロだった。
P.A.4:00
まったくさっきまでの記憶がない…。寝てたのか、気絶してたのか、傷を増やしていたのか…
まぁこの期に及んでどうでもいい
恵「準備するか…」
フラッ
貧血かな…。気を付けなきゃ…。嫌われたくない…。迷惑かけたくない…。
ガラッ
虎「おーはよー!」
恵「朝からうるさい…」
虎「ええー」
釘「朝から美女の顔面見れてる時点で感謝しなさい」
虎「美女ー?どこー?」
釘「おいてめぇ目ついてんのかよ」
虎 〇〇w
釘 〇〇!
虎 〇〇w
釘 〇〇w
しんど…
五「はーい授業始めるよーーー」
虎「はーい」
釘「はーい」
恵「…」
五「ーーーーーー」
恵「…」
五「ーーーみ!」
恵「…」
五「ーめーーーみ!!」
恵「…」
五「めぐみ!!!」
恵「…!」
五「聞いてた?今の内容」
恵「…すみません。」
五「それだから虎杖たちに抜かされたんだよ」
恵「…」
五「はぁ…。誰かさんのせいで気分悪くなっちゃった。校庭出てー体術やるよーー」
頭がズキズキする…。勘違いか…。
五「最初はゆうじーー!」
虎「はーい!!お願いします!!!!!」
五「いいね!いい感じ、実際の戦闘でも落ち着いて今みたいにね」
虎「うすっ」
あー。虎杖はなんであんなに褒められてるんだろう…。違うか。俺がだめだからか。
五「次釘崎ー!」
釘「今日こそ勝つから!」
五「おお強気」
釘「はぁはぁ、もう無理よ。降参。」
五「良い感じの動き!呪力も安定してきてるから!!」
釘「そんなん当たり前でしょ✨」
五「で、問題児の…恵ちゃーん」
恵「はい…」
メキッ…
恵「うっ…!」
五「もう何年術師やってると思ってんの、気抜いたらいつでもやられるよ。」
恵「くっ…」
五「はい、今日はここまで!ゆっくり休んでねー」
虎「はーい」
釘「はーい」
恵「…」
虎「なあ、最近五条先生伏黒にだけあたり強くねえか」
釘「ほんとよ、伏黒もいいわけ?」
恵「べつに…」
自室
はぁ…
もうむりだ、なんでもいい、どうでもいい、疲れたんだ
ザシュッ…
五条Side
家「悟、最近恵に厳しすぎないか…」
五「え…」
家「まさか無自覚とは言わないだろうな」
五「…強く、なってほしくて…」
家「なにガキみたいなこと言ってんだよ。恵にとってお前は親だ。今までずっと優しくされてきたのに急に周りと比べられて、恵の気になったことある?」
五「…」
確かに最近なにかと強く当たってきてしまったかも。でもそれはどうしても恵に死んでほしくなくて、生きてほしくて…
家「お前がなに考えてるかなんかは大体想像がつく。だがな柔い小学生に与えられたのは術師になるという選択一本だけだ。それならなるしかねえだろ。恵をあそこまでさせたのは悟だけの責任じゃないことは分かってる。もちろん私にだってあるさ。でも一番近くで見てきたのはお前だけだ。」
五「…あやまってくる」
家「あぁ」
バタン
家「感謝もねえのかよ」
五(ごめん恵…!なんて言えば良いんだろう)
コンコン
五「恵!ちょっと話があって…!あけてく…」
ガチャ
五「空いてる…?入るよ、恵」
ガチャ
恵「え…」
なに、だれ。鍵しめてなかった…。
五「入るよ、恵」
え、あ、だめ、今入ったら、
ぽたっ
五「恵…?」
(なんで…リスカ…?)
恵「え、あ、あ、ごめんなさ、い、、、ごめn、、なさ」
五「大丈夫、恵、俺怒ってないから!カッター痛いでしょ、手はなそう…?」
(まだ恵の腕にはカッターの刃がたってる、それに結構深いな、、、。手だって震えてるからどんどん深くいってる…)
五条が近づこうとする
恵「やだ…!!近づかないで!!こっち来ないで!!」
五「でも恵!!」
ビクッ
恵「ごめんなさ、ゲホゲホ、、、ごめ、かひゅっ、、ごめんなさい、、ひゅっ、はぁ、、」
五(過呼吸!?カッターも深いし、、、)
「ごめん恵、ちょっと我慢してね」
恵「はぁ、、、はぁ、、、んっ!?」
タオルで口をふさぐ
恵「んんーーーー!!!」
暴れる
五「大丈夫大丈夫、ごめんおれがこんなで」
恵「はぁ、はぁ、はぁ、げほ、、、」
五「どうかな?ちょっとは落ち着いた?」
恵 こくっ
五「良かったぁ。そしたらカッター先生にくれない?痛いでしょ?」
恵 首を横に振る
五「うーんじゃあ持ってていいから腕からはなそう?」
恵 こくっ
五「えらいえらい、上手だよ」
ぽたっ、ぽたっ
恵「き、きたないから…。近寄らないで、、、触らないで、、、」
五「汚くなんかない、恵が生きてるあかしだよ。」
恵「ちがう、おれなんて、、、」
五「…ちょっと手あらいにいこっか、立てる?恵」
恵 ふらっ
五「おっ」
いくら何でも軽すぎないか、、、
恵「あ、ごめんなさい。一人であるけま…」
五「何言ってるの、こんだけ血出てるんだから貧血に決まってるでしょ」
恵「…」
五「清潔なタオル持ってくるから一旦それで拭こう、であとで硝子に治してもらお」
五「はい、完了」
恵「…」
五「ごめんね、恵」
恵「あ、いや、、!ちが、、、」
ふらっ
五 ぎゅっ
恵 !
五「否定しないで、恵。」
恵「おれ、、、」
五「でも、恵が嫌いになったわけなんかじゃないから…!そんなこと絶対ないから!」
恵 ポロポロ
五「えっ、あごめん!!」
恵「違うんです、、おれ、ごじょーせんせ、いが、グスッ、俺のこと、きらいになっちゃったのかなって…泣」
五「そんなわけない!!恵も虎杖も釘崎もみんなおれの大事な生徒だよ…!」
恵 ニコッ
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