ブー、ブー、、
スマホのバイブが肌を撫でる。
em「あれ……寝てたのかな……」
昔の夢を見ていた気がする。
スマホで時間を確認すると、19時半。
夕食の時間まで30分あった。
……行っても楽しくはないけど。
一応呼ばれるけど、みんな俺と話さないし
いつも端っこで一人で食べてここに戻ってくるだけ。
いっその事食べなくてもいいかなって思うけど
心配はかけられないからね。
あと30分、なにしよう…
あ、そうだ
手伝いにでも行こうかな。
いや、
迷惑か。
ん〜、
行ってみてもいいか。
_______________
em「えっと、どうも。」
調理中のtnは俺の顔を見て手を止めた。
やっぱり邪魔だったかな…
tn「emさん、珍しいやん。どしたん?」
「話あるんやったらあとでいいか?」
em「あ、いえ、あの……」
「お手伝い……できることあるかなって…」
tn「あー、間に合っとるでええよ。」
「時間なったらまた呼ぶわ。」
em「あ…すみません……。」
やっぱり邪魔だった…。
俺は何の役にも立てない
期待されず、何をやってもダメだと思われて
はじめから何も………
tnさんの顔でわかる
“迷惑だな”って思われてるんよ、どうせさ。
やっぱり信じるんじゃなかったかな……
わからないよ
俺はどうすればいいの?
教えてよ…
コメント
1件
大丈夫だemさん!自信持って!続き頑張ってください!!!