テラーノベル
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こんにちは。伏字です。
今回は私のオリジナルキャラクターのBL回な上、立ち絵とか参考資料的なのがまともにないので、キャラの外見が想像しにくいと思います。
書きたくてノリと勢いで書いたので見流してください。
基本的に、「麗(れい)」というキャラクターの一人称視点で進んでます。会話してる相手は「樹(いつき)」というキャラがほとんどです。
そしてとてつもなく短いです。いつもの事ですね。
上記の物が大丈夫な方のみお進み下さい。苦手な方はブラウザバックでお願いします。
夕暮れ時のベランダで俺はタバコを吹かしていた。
ウィストンキャスターのバニラの匂いが鼻を抜け、風でチェーンが揺れて、チリンと静かに鳴る。
しばらくぼーっとしていたらベランダの戸が開く音がして樹が入ってきた。
黒い髪が風でなびいて緑色の毛先が揺れる
「帰ったのに出迎えもなしか」
少し不機嫌そうにそう俺に言ってきた。自分と同い年の男が自分にこんなことを言うとは思っていなかった。
「あー…ごめんねわんちゃん♡俺今日めちゃくちゃ疲れてるからさ」
「…はぁ…まぁいいか…」
そう言って樹は俺の隣に立って、柵にもたれかかった。手に持っていた箱からタバコを取り出して口に咥える。
ポケットに手を入れて少しまさぐった後樹の動きが止まった。
「……ライターがない…」
「え?」
ライターをどこかに落としてきたらしい。
「……麗、火くれ」
「はいはい…ほんとしょうがないわんちゃんだな〜…」
俺は呆れながら樹のタバコの先に自分のタバコの先を押し当てる。自分のタバコから樹のタバコに火が移り、赤く火がつく。
「ん…ありがとな」
「ん」
その後はしばらく静かだった。ただ静かに肺に煙を入れて仕事での血なまぐささを上書きしようとしていた。すると
「麗」
「んえ?」
不意に名前を呼ばれ、気の抜けた返事をして振り返った。すると視界いっぱいに灰色の煙が充満した。苦いメンソールの自分の吸っているものとは全く違う銘柄の煙が鼻腔を突く。
俺は煙を思い切り吸ってしまって咳き込む
「っ…ごほっ…な”…樹…お前」
「ん?」
「…はー…短気な犬は嫌だねぇ…なに、今の?嫌がらせ?それともセクハラ?」
「………」
樹は少し黙り込んで俺の言葉にこう返した。
「…さぁ?どっちだと思う?」
その言葉に腹が立つやら恥ずかしいやらでみるみるうちに顔が赤くなるのを感じた。
「お前はどっちがいいんだ?俺にどうされたい?」
「うっ…ざぁ…」
樹はベランダの小さなテーブルの上に置いてある灰皿でタバコの火を消すと、いきなり俺に思いきり口付けしてきた。
小さくリップ音が鳴って、唾液が混ざる音が頭に響く。
しばらくしたら満足したのか口が離れた。唇から少し糸が引いてすぐに切れてしまった。
「…っお”まえぇ…」
キスだけで腰砕けにされたのが死ぬほど悔しくて、でも何かできるわけではないから俺は樹を睨むことしか出来なかった。足が震えて上手く立てない。そのせいで樹にもたれかからないとすぐにへたりこんでしまいそうになる。
「どうした?さっきまではさんざん俺をおちょくってたのにいざとなったらこれか。情けないな」
本当に性格の悪いやつだ。確かに煽るようなことを言った俺が悪い…のかもしれない。だからといってここまですることはないだろう。
「……っ…お前…責任取れよ」
「…喜んで」
樹はもう一度浅くキスをすると、俺を抱えてベランダから寝室へ歩き始めた。
コメント
1件
うおおお第1話から大人な雰囲気でドキドキが止まらん!!😭💕 夕暮れベランダでタバコの火を移すシーン、めっちゃエモいし、樹の「どっちだと思う?」からのキス展開ヤバすぎ…!麗の腰砕け具合にめっちゃ感情移入しちゃったよ…続きめっちゃ気になる!!📖🔥
木葉秋紀推し!
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#オリキャラ
ムメイ_✌️
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