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“優等生” それは誰もが憧れる存在。そして、”何度も期待される”存在。この物語は優等生という事に飽き飽きした青年の話。

類視点

~神高  3-C教室にて~


生徒(使い回し)「神代くんは絶対100点だよね~。だって優等生だもん!」

生徒「だよね~!」


僕がいるところのちょっと遠くでコソコソと話している。そして僕は期待されている。正直言って僕は優等生として慕われるのは嫌いだ。期待されて期待通りに行かなかったら批判されるだけ。そんなの僕にメリットは無い。あ、そろそろテストが返却されるかな。僕は正直自信は無い。だから批判を浴びるだけ。


先生(使い回し)「学年一位は○○!100点だ。おめでとう。」

○○「ありがとうございます!」

先生(使い回し)「二位は神代!95点だ。よく頑張ったな。」

類「ありがとうございます。」

生徒「え、?あの神代くんが?95点だって。」

生徒「バカになったんじゃない?」

生徒「ならもうアイツに関わるの辞めとこうぜ。」

司「…。」


ほら始まった。批判タイム。司くんは相変わらず黙ってるだけだけど。期待されて期待通りに行かなくて誰が悪いんだい。そんなの「どんまい」とかの声を掛けて終わるもの。なのに生徒は言いたいことだけを言って解決策を見つけて解決する。まぁ、その解決策もくだらない物なんだけど。


~神高  下駄箱~

司「類!今日一緒に帰らないか?」

生徒「なんでアイツと絡んでんだ?アイツはバカになったからいても意味ないのに。」

司「…。」

類「嗚呼、別にいいよ。」

司「ホントか!なら今から一緒に帰るぞ!」

類「はいはい。分かったよ。」


ちなみに僕の格好は今の司くんみたいな感じかな。こうやって、着ないと優等生というイメージが崩れるからね。


司視点


最近、周りの奴らがうるさい。類の点数が5点下がったからなんだ。これでも別に高い方だろ。5点下がっただけで群がるな。どこに被害が回るか分かっとらんのか。さてと、ここにいてもうるさいだけだから類に声を掛けて一緒に帰るか。


司「類!そろそろ帰らないか?」

類「そうだね。ここに長居してもメリットは無いし。」

どこかの「優等生」の話。

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