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10年後
「とうとう行っちゃいましたね、村長。
エマ、大丈夫かしら?さみしくなるわ」
「村のハジじゃ海賊になろうなんぞ!ルフィのやつエマに怪我負わせたら容赦せんからな!!」
「本気で行っちまうとはなー
姫さん、凄いべっぴんだから狙われないといいけど」
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「やー今日は船出日和だなー
な、エマ?」
『うん、すっごいいい天気だ』
海に麦わら帽子が二個。
「グルルル…」
『わっ』
「出たか近海の主!!相手が悪かったな」
『ルフィ、任せていい?』
「おう!!10年鍛えたおれの技を見ろ!!
ゴムゴムの……銃!!!!」
『すごい、大命中だね』
「思い知ったか魚め!!」
『とりあえずシャンクスの腕の仇…だね』
小舟の後ろに倒れる近海の主
「んん…!!まずは仲間集めだ!エマは何人欲しい?」
『うーんと11人は欲しいね』
「だな!!そして海賊旗!!
よっしゃ行くぞ!!!」
『ししっわくわくだ』
「海賊王におれはなる!!!!」
まだ見ぬ二人の仲間達を巻き込まんと、赤と白の麦わら帽子を乗せた船は海をゆく
かくして大いなる旅は始まったのだ!!!
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「はーーー今日もいい天気だねーっ」
『うん、風が気持ちいいよ』
広い海を無謀にも小舟で旅するこの二人
なんと海賊の一団を作る"仲間集め"の途中なのだ
「こんなに気持ちいい日なのになァ
この船旅はひとまず遭難ってことになるな!!」
船長、モンキー・D・ルフィ
宝物の赤い麦わら帽子を掲げ呑気に何も考えず航海する。
ゴムゴムの実を食べたゴム人間であり好きなのは、肉とエマである。
『ん、やっぱりコンパス持ってくるべきだったか』
戦闘員特効役、エマ
顔もよし、スタイルもよし、頭もよし、と言いたいところだが残念なことに少し抜けているというかなんというか。所謂、純粋な馬鹿である。
白い麦わら帽子を掲げ、レイレイの実を食べた霊人間であり好きなのは、食べることと寝ること、あとルフィである。
「まさかこんな大渦にのまれるとは、うかつだった」
『事前に教えてくれればいいのにね、この渦』
「助けてほしいけど誰もいないし、まーのまれちまったもんはしょうがないとして…
泳げないんだよねーおれ」
『あ、わたしもだ』
早々大ピンチである
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