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第一章 なんで!?
私の名前はAN。ガンナーだよ。相棒のKOHANE・ハンマーと一緒に色んな相手と戦ってるんだ。最近、『ATVBS』とかいう私と同じガンナーが凄く強いって噂で、そいつと戦った中で行きて帰った人は居ないみたい。で、私達2人は伝説を作るためにずっとそいつを探してるんだ。「ANちゃん、もしATVBSが出てきたら挟み撃ちね!」
「おっけー!私達で倒して、村の人達に自慢しよー!」
「「おー!!」」
……………
「んねぇ、KOHANEなんか、どっかから視線感じない?」
「視線?…わかんないかも…一応気をつけておこう!」
「うん!KOHAN……」
バサッ
え?
「あ、あと…ATVBS!?」
ATVBSが視線の犯人だった。
怖くて顔が上げられない。
「、えっ!?あ、ANちゃん!!!!!」
「…………なるほど、お前はANというのか。」
ガチャッ
「ひっ…!」
「死にたくなければ、武器を捨てろ。」
「っ………はい…」
「駄目だよ、KOHANE!!」
その時、初めてATVBSの顔を見た。
…っ!!!綺麗な顔立ち…ってそうじゃなくって!!
「捨てても捨てなくても、どうせ殺すんでしょ!!!なら、捨てずに戦わせてよね!」
なんて口の聞き方を…!やばい、やばい、即殺されるかも!!
「そ、そうだね、ANちゃん!最後まで戦おう!」
「さぁ、ATVB……?」
「……」
「な、なによ…?」
「怯えているな。」
「…?!お、怯えてなんか…!」
「いいや、怯えている。お前の目が、そう訴えている。命が惜しいのか。」
「そりゃあね!」
「ふっ、いい度胸だ、気に入った。」
「気に入った、ですって?」
「ああ。俺がそう思うのは初めてだ。」
「ANちゃん、何を話してるの?だ、大丈夫なの?」
「そこのお前、名はなんという。」
「えっ、!?あっ、えと、KOHANE…です。」
「お前も怯えているな。俺が怖いのか。」
「………」
「おいお前。アイツはお前にとって“何”だ。」
「何って…ふふっ、『世界で一番大事な相棒』よ!」
「なるほど、ではアイツも生かしておこう。」
「「………生かす?」」
ひょいっと私とKOHANEをかつぎ、ATVBSは森の奥地へと向かった。
ななななな何が起きてるの!?
「着いたぞ。俺“達”のアジトだ。」
「達!?」
何何、此処で何人もの敵に殺されるってこと!?
「おい、ATVBS何ごちゃごちゃしゃべって…っ!は!?!?」
「なになに〜!どーしたのー?わぁ!」
「ATVBSこの人たちは?なんでここに?」
「ANとKOHANEだ。俺を討伐しようとしていた。」
「討伐!?お前ら、殺してやr…」
「待て、AKITO。生かしてやってくれ。」
「えぇ〜、なんで、なんで〜!」
「もしかして、チームに入れる気?」
「ちちち、チーム?!あ、ANちゃん…」
「大丈夫だよ、KOHANE、私が守るからね。」
「AN、KOHANE。」
「な、何。」
「ふぇっ…」
「俺のチームに入れ。」
「っ…な、なんで!入るわけっ…!」
ATVBSが私の耳元でこう囁いた。
「正しい判断が、できるかな?」
コイツ、完全に舐めてる!
「私達に、拒否権はないわ。」
「え、ANちゃん…!」
「おい、そこのチビ。」
「はっ、はい…!」
「嫌なら家に帰ってパパとママに慰めてもらえよ。」
「は?」
「そんだけの覚悟しかねーってことだろ。」
「ちょっと、アンタ。KOHANEになんてこと言ってるのよ!!!謝りなさい!」
KOHANEに酷いこと言って、コイツだけは許さない!
「いいの、ANちゃん。そうだね、私には覚悟と理解がが足りなかったみたい。だからこそ、今からつけていくの!家に帰ったりなんか、しないよ!」
「KOHANE…」
「よし、オレはAKITO。一応ナイフが主流で、さっきの言葉は前言撤回させてくれ。」
「私はNENE。ATVBSと同じガンナーだよ。」
「こんにちわー!あれ、今は夜だからこんばんだったね!EMUだよー!おっきいハンマーを使ってワルモノさんをやっつけるんだ!」
「俺はATVBS、ANやNENEと同じガンナーだ。そしてこのチームのリーダー。お前達も、自己紹介をしてくれ。」
「あ、ANです。ガンナーやってます、よろしくお願いします。」
「…KOHANEです、EMUさんみたいに大きくはないけど、ハンマーを使います。よろしくお願いします。」
「EMUちゃんでいいよ!」
「あ、私も。」
「は、はい!」
「なんか色々急だが、まあよろしく。」
「アンタはよろしくできないかも。」
「は?」
「……」
ATVBSがこっちを見てくる。なんだろう。
「逃げたいと思えば逃げていいが。そのときからお前たちは完全なる敵になり、排除する、と心得ておけ。」
「「はい。」」
ちょっとなにがなんだか良くわかんないんだけど!?