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ありそうで無いような
無さそうであるような
そんな毒親を描いた作品です
⚠これを毒親だと思うかは個人差がありますのでご注意を
◯家族構成
・母親 (ヒステリック・教育ママ・専業主婦)
・父親 (ヒステリック・モラハラ)
・優(主人公)(しがない学生)
ある日ー
「誰のおかげで生活できてると思ってんだよ!!!!」
「お前はいいよな?!!!家で休むことができたなぁ?!!そうだよな?!!俺には飯だけ出しておけばいいんだもんな?!」
とモラハラの父親がちょっとしたことで怒鳴り声をあげはじめた。
私はまた始まったと思い2階にイヤホンを持って避難をした。
数分間母親と父親の怒鳴り声が聞こえていたが遂に私にまで火の粉がかかってしまった。
母親が私の部屋に突然入ってきたのだ
「もう無理離婚するから」
と
私は別に離婚していいと言っているのに
毎回喧嘩をするたびに私に宣言をしにきていた。
またかと思いハイハイと言っていると
父親も追いかけてきて
「まだ話は終わってねぇんだよ!!!何一人で逃げてんだよ?!!あぁ”“?!」
と
母親も負けず
「もう無理こんな生活!毎週毎週喧嘩するとかありえないから!!!!しかも何?!!私のことは家政婦扱いでしょ?!!!掃除も洗濯も何も家事しないくせに威張らないでよ!!!?主婦はね?!休みがないんだよ???!わからないよね!?」
「毎日毎日365日!家事ばっかり!!自分の時間すらまともに取れないんだよ?!!ねぇ!いつ休んでるって言いたいの?!!」
と早口でまくし立てた
すると父親は
「あぁ。そう。じゃあもういいわ。
はい。クレジットカード返して?
俺のカードだよね?お前働いてないんだし金使う権利ないから。もういいよそして離婚しよ?でも親権は貰うからそれと俺の借金半分貰ってもらうから。」
あぁ。終わった。なんでまたこんなことになってしまったんだ。
せめても私がいる前で喧嘩しないでくれよ。
トラウマなんだよ。
お前らの喧嘩で人殺しが起きそうだから。
(主人公がまだ物心ついていない頃父親は母親が体調不良で精神的にも病んでいる時にお前の事を殺してやると包丁を持ち出している)
私はまだ泣いてやめて!ママを殺さないで!!と止めることしか出来ない無力なガキだった頃を思い出した。
はぁ…もう無理なのはこっちだよ。。。
私は扉が閉まる大きな音で今の現状にまた引き戻された。
父親が母親の財布を探しに一階に行ったのだ。
そして母親もまたクレジットカードを取られないよう父親を追いかけた。
私はその後はどうなったかはあまり記憶にない。
いつものこと過ぎるからだ。
私はいつも一人だ。
正確に言えば私は母親の操り人形だ。
何をするにも母親の意見を聞かないと怒鳴られたり食事を抜かれたりしていた。
私はこうしたい。と意見を持っていたとしても母親が気に食わなければそれは受託されない。
友好関係もそうだ。はじめは友達と遊びにもっと行きなさいと言う母親だが
実際遊ぶ約束をすると
「その日はダメ。」
いつならいいのかと聞いても答えない。
「もっと頭の良い子と遊びなさいよ。
あんたは要領も悪いしそういう子が周りにいたほうがいいでしょ」
と
結局遊ぶ事はできないと伝えるともう誰も私とは係わってはくれなかった
こうして私の周りからは人がいなくなっていった。
今もそうだ。
母親は、常に「将来のために勉強をしろ」
言っていることの意味もわかる。
勉強が大切なこともよくわかる。
だからいつもテストでは良い点を取るよう心がけ勉強していた。
いつしか母親は私を将来エリートにして自分を養ってもらう計画を立てていた。
それに伴い母親は
「あんたは一番上のクラスに入らないと駄目。もっと上を目指しなさい。じゃないと離婚できない」
「私が離婚できないのはあんたの学費があるから。それがなければ離婚できる。私だってもうストレスを抱えなくて済む。
だからお願い。勉強もっと頑張って。
私を楽にさせて。わかるでしょ?ねぇ?
あんたも早く離婚してほしいでしょ?」
なんか。親のための人生なのかなって想っちゃった。
親が決めた道で親が決めた会社で働き親を養う
何のための人生?親のためか。
こんな自問自答もうしたくない。