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〜ボクとアタシのカウントダウン〜
(アヤメ目線)
中学校生活、初めての制服、初めてのランドセルじゃないバック、全てに…
さようなら
…ハッ!
不思議な夢に飛び起きた。制服を着たボクが、中学校みたいなところから落っこちる夢。下から、お母さんの声が聞こえ、朝の準備をした。まぁ、どうせ夢なんだからすぐ忘れるだろう。そう思っていた。
ボクは前まで小学6年生で、学校に、先生に、最後の別れを告げた。次は、待ち望んだ制服を着るんだと、ずっとこの日を楽しみにしていた。だが、制服を着る面倒くささがわかった。汚れていないきれいな制服は、なんだか緩くて、手の半分くらいが隠れる。中学校は制服の下にジャージを着る。長袖の制服の下にジャージ。暑くて暑くて仕方がない。
春、今年は暑い春だった。去年もその前の年も、もっと涼しかっただろう。どんどん増えていく人に、地球が耐えられていないのだろう。ボクだったら、絶対に耐えられない。地球温暖化と、少子高齢化、そんな問題を抱えている地球は、凄いなぁと思う。……あっ、だめだ、だめだ、暗くなったら。せっかくの入学式なんだから。