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同じ学校(チーム)だったIf。BL要素あり。大捏造。色々気にしない人向け
「ちゅーす烏。今日お泊まり会しよーぜ」
「はぁ?なんやねん急に…まぁええよ。今日、明日は夜くらいしか親おらんし」
8月14日
未だに夏の日差しが照りつけ、コンクリートを焼けるような熱さに変化させている
珍しくユースチームの練習が休みになり、2人で帰っていた
「今から行くわ。荷物は要らねーっしょ」
「雑やな…まぁええわ。」
烏旅人の家が見えてくる
「お〜久々〜」
「なんやそんな見て。2か月前にも来たやろ」
玄関の扉を開き、靴を脱ぐ
「ただいま〜」
「お、烏誰もいなくてもちゃんと言うタイプ?えら〜」
「うっさいわ。制服はよ脱ぐで。暑くて敵わんわ」
2人で烏の部屋に入る。
「烏、短パンとTシャツ借りるわ」
「適当に選び。まぁ…俺もTシャツと短パンでええわ」
2人で着替え、リビングに移動する
「なんか物増えてんね」
「あぁ、姉貴が買ってきてん。なにに使うんかわからんわ」
烏がリモコンを取り、テレビをつける
「烏のお菓子ストックにポテチはっけ〜ん」
「勝手に取んなや」
「一緒に食おーぜー」
「パーティー開けしぃ。後で食う」
烏がポチポチと番組を変えていく。
お笑い以外には興味がないようだ
「あ、さっきの見たかった」
「そんなん知らんわ。」
「チャンネル独裁だ〜」
乙夜がリモコンを奪おうとするが、烏が腕を上げて遠ざけると届かない。
「ひでー」
自然と距離が縮まる。
耳が赤くなっているのは、烏の方だ
「もうええやろ。あれつまらんわ」
ごつっ、と頭を叩く
「いてー…独裁者め」
「はいはい。独裁者でええわ」
「あ、このお笑いおもろいねんな」
「将来のための勉強?」
「お笑い芸人目指しとるんとちゃうぞ」
笑い合いながら、テレビを見る
少し日が沈み、テレビの番組もアニメが多くなる頃
「腹減ったやろ。チャーハン作ったろか」
「うぇーい。烏のチャーハンさいこー」
エプロンをつけ、キッチンに立つ烏を横目に。
そっと、乙夜がプレゼントを隠す
その日8月14日は烏の誕生日、前日だった
キッチンから香ばしい匂いが立ちのぼる
「ほら、チャーハンやで」
「うわ、男飯〜」
そのチャーハンは、胡椒と肉が増々になった男らしいチャーハンだった。
「うめ〜」
「我ながら美味いな」
食べ終わり、烏が片付けをする。
「おい乙夜。ちょっとくらい手伝えや」
「え〜、やっとリモコン独裁から抜け出したのに」
「独裁やない言うとるやろ」
2人で、烏の部屋に戻る
「風呂借りていー?」
「ええよ。はよ入って来ぃ」
「服も借りま〜す」
「利子付きで返せよ」
「利子ってなにw」
「金に決まっとるやろ」
「うわ、悪徳」
そんな戯言を言いながら乙夜は風呂に入って行く。
「…ちょっとくらい誕生日の話、してくれたらええやんか」
「期待した俺がバカみたいやん」
しばらくして、乙夜が出てくる
「ちゅーす烏。上がった〜」
「…そうか。俺も入るわ」
烏が風呂に行く
「なーんか烏、不機嫌?」
「…今のうちにテレビの独裁者になるのじゃ〜」
烏が出てくる
(…なんか、髪下ろした烏久々〜)
「なんやそんな見て。てかリモコン返せ」
烏が、乙夜に近づく
不意に、唇が触れる
「…は?」
きょとん、そんな効果音がつきそうなほどの顔
「お前!なにしとんねんっ!」
真っ赤に染まる顔
「いや〜、ごめんごめん。なんか烏セクシー」
「ほんま…!馬鹿ちゃう!?最悪や…!」
「はよ、寝るで!」
2人で烏の部屋に行く。
「ねー。今日はさ、初めて2人で寝よーよ」
「はぁ!?馬鹿ちゃうんか!寝るわけ無いやろ!」
(ま、そーだよね。明日が初めて2人で寝た記念日にしようかな)
乙夜が床の布団、烏がベットに座っている
「烏、夜更かししない?」
「なんでやねん。明日休みとは言えもうすぐ12時やで?」
「えー、烏くんえらいこ〜」
「12時は遅いやろ」
2人で、他愛もない話をして
ゲームをして
時間が経った。
「あ、12時。」
「なんや?さっきから時間見とったけど」
「烏。誕生日おめでとう」
真剣な声。
いつもの茶化すような顔ではない。未来を見据えたような瞳
「…ありがとうな」
「烏。」
「…なんやねん」
「俺、烏のこと好き」
「これからの誕生日も、俺と過ごしてよ」
「っ…」
「ほんま…!!」
「ねぇ、返事」
「…俺もや」
「ありがと。」
ただ、それだけ。
床に敷いた布団も、放置して
2人で、深い眠りについた
早朝、先に目覚めたのは乙夜だった。
「はは、カワイー顔」
「聞こえとるわ…!!」
「あ、起きてたー」