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14話 深淵の咆哮


——夜。街の外れにある廃工場。

そこはまるで、世界から切り離されたような静けさに包まれていた。


「……来たな。ここだ」


工場の中から、異様な気配が渦巻いている。空気が歪み、影が蠢く。


とき「今までのアノマリーとは桁が違う。これが、Sランク……」


らんま「正面からぶつかったら、誰かが消えるんだ……」


ふぶき「っ……」


みこ「でも、もう逃げないって決めた。自分の“願い”の代償と向き合うって——私たち、そう誓ったでしょ?」


ふぶき(……わたくしも……)

ふぶき「はい、わたくしも……皆さまと共に参りますの」


その時、闇の中心が裂けた。


咆哮と共に現れたのは、巨大な黒い獣。歪んだ顔、何本もの手足、そして瞳のない眼。


Sランクアノマリー《ヴォイド・グリード》


らんま「これは、“願いを喰らう影”だ……! 魔法少女の希望を食べて、自我を壊す存在するんだ!」


ヴォイド・グリード「……クウ……ホシイ……タリナイ……タリナイ……」


みこ「来るよ……みんな、構えて!」



戦闘シーン:暴走と覚醒


攻撃が交錯する中、ときの魔法が乱れ、

ふぶきが傷を負い、

海の防御も破られる。


「クソッ、こいつ……強すぎる!」


ヴォイド・グリード「オマエノ……ココロ、クウ……」


その言葉と同時に、みこの胸に激しい痛みが走る。

視界が歪み、“過去の記憶”が脳裏に蘇る。


——あの日、誰にも言えなかった後悔。

——大切な人を守れなかった罪。


みこ「やめて……やめてぇえ!!」


だが、そこに光が走る。


???「……もう、やめなさいよ」


突然、影の前に割り込む少女の姿——寿カレン


カレン「この子の心にまで手を突っ込むなんて、最低ね。Sランクだかなんだか知らないけど……これはやりすぎよ」


みこ「カレン……!?」


カレン「安心して。私は“審判者(ジャッジメント)”。でも、時には助ける側に立つこともあるの」


彼女が掲げた手から、強烈な光が放たれ、ヴォイド・グリードの動きが一瞬止まる。


カレン「今よ、みこ。あなたの“願い”を、叫んで」


みこの心に、あの記録された声がよみがえる。


みこ「後悔しない自分に、なりたい」


みこ「私は——もう後悔なんてしたくない!!」


その叫びに応えるように、ステッキが輝き出す。

周囲の空間が凍り付き、全員の魔力が共鳴する。


とき「これは……みこの魔法、進化してる!?」


ふぶき「わたくしたちも、今こそ——!」


連携攻撃がヴォイド・グリードの核を撃ち抜く。

叫び声と共に、影は音もなく消滅していった。



戦闘後


カレン「ふふ……ちゃんと乗り越えたわね」


「お前、本当に味方……なんだよな?」


カレン「さあ、どうかしら?」

(微笑みながら、意味深に振り返る)


みこ「……カレン。あなた、何者なの?」


カレン「私はただの案内人。けれど——この“ゲーム”の終わりを知ってる人間よ」


らんま「“ゲーム”……?」


カレン「魔法少女になるってことは、ね。誰かが“仕組んだ物語”に巻き込まれるってことなのよ」


そして、彼女は一言だけ残して姿を消す。


カレン「次に現れるのは、“裏切り者”よ——」


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