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こちらさくらあんさん受賞作品です!!
青桃ですが青桃要素少ないかも……()
続編では青桃要素沢山…のはず、??←
それではどうぞ!!
水「うっ…けほっ”、」
桃「大丈夫、??」
水「そろそろ寝ちゃいな、夜遅いし、」
赤「…うん、」
吐くのに疲れたともだちは眠る。
小さいからだで強い薬や実験から耐え続けてきたからだろうが、最近吐いてばかり。
少し前に、あの子は扉の向こう側に行ったが元気にしているのだろうか。
自分達に繋がれている機械と、自分達を監視する機械が張り巡されている部屋に閉じ籠って苦いクッキーを食べる。
どちらかというとクッキーと称した簡易栄養食物といった方がいいかもしれない。
決して美味しいとは言えないそのクッキーを食べながら、ともだちと一緒に外を眺めていた。
彼は言った。
水「いつかあの丘を越えて、その向こうでふわふわな羊と踊りたいな!!」
そう、まだ希望のある瞳で。
俺は頷いた。肯定も否定もせず、頷いた。
言えなかった。あれは、壁に描かれた絵だなんて。
水「ないちゃん、ちょっと寒いかも、」
桃「なら俺の分の毛布かけてあげるよ。ほら、横になって。」
水「でもそれじゃないちゃんが、」
桃「おれはいーの、w」
研究員「1130番。時間だ。来い。」
赤「あっ…ぅ、ッ」ガタガタ
桃「代わります」
研究員「お前の方は既に終わっている 」
桃「俺の方が良い実験結果が取れます」
研究員「ほう…良いだろう。」
赤「なぃ、くん、、」
桃「いーよ、」
こかには何もない。遊び道具も、時計も、何もない。
あるのは研究員が落として俺がこっそり取ったボールペンとベットだけ。
ともだちがいった。
水 「きっとこの絵本みたいに、神様が僕たちをお外に出してくれるよ!」
ただ俺はそっと微笑んだ。
「俺達はきっと人間じゃないから無理だよ」だなんて、言えなかった。
赤「ないくん、お絵描きしたい、」
桃「お絵描き?んー…お絵描きかぁ」
なんせここには紙はない。描けるものがないからなにも描けない。 と、思ったのだが
水「紙がなくて困ってるの?なら自分に描いちゃえばいいんだよ!! 」
水「自分の体は自分の物でしょ?なら好きにしちゃおう?」
桃「………そうだね」
こういうときに発想が浮かんでくるともだちはすごい。どうにかなる。
水「そうと決まれば前ないちゃんが拾ったボールペンで描いちゃおっ!!」
水「…よし!どう!?」
赤「…お、おぉ、??」
桃「お、これはりんご?」
水「ん?いやりうちゃんだよ」
赤「…じゃあ次りうらが描くよ、」
水「なにその反応??」
桃「まぁいむは見てようよ、」
とりあえずりうらに元気が戻ってよかった。楽しそうだ暫くは大丈夫だろう。
ふと、ガラス越しの別世界を見た。
?「………、」
?「、、!!」
蔑した目がこちらを見ていて、すぐ消えた。一体なんだったのだろうか。
数日後、りうらが連れていかれた。
水「りうちゃんッ!りうちゃんッ”!!」
研究員「暴れるな1116番ッ!」
水「やだッ!!やだぁ”ッッ!!離してよぉッ!!!」ポロッ
赤「…、」
桃「ッは…っ、」
赤「」
2日後
水「…りうちゃん、」
ともだちはあの子がいなくなってから元気がなくなってしまった。 そりゃそうだ。あの子が来てからずっと仲良くしていたんだから。
ぱっと暗くなる部屋、この施設の生命装置が全停止した。
急にどうしたのだろうか。そう思ったがそれより自分に何かがしがみついてきた。
ただじっと目を凝らした。
怖がりなともだちがブルブル震えながら俺にしがみついていた。
遠くで響くどーんという花火にも似た懐かしい雑音
ぐらりん、りんり、衝撃、卒倒、隙間から火薬の匂い
水「ないちゃんッ、」
桃「…だいじょーぶ、だいじょーぶ、」
泣いて怖がるともだちに埋もれながら 崩れる壁の絵をぼっと見てた
目が覚めた時は頭がふわふわして、前がよく見えなかった。
ただ、目の前に顔までは分からないが青い髪の人がいることは分かった。
?「…君、ここの実験台? 」
桃「………ぁ、」
かなり時間がたったのか喉が痛くて声が上手くでなかった。それから、記憶にこびりついている研究員の声と足跡が聞こえた。
?「…おっと、」
?「ちょっとおいで、」
桃「…ぉれ、あそこにぃないとっ、」
?「…なに言ってるん?」
?「君はもう自由やろ?」
いーの?いいの?壁向こうの酸素肺に入れちゃってもいいの?
いーの?いいの?レーザー線じゃない光浴びちゃってもいいの?
ガラガラと崩れた壁の先に
青空越しの神様を見た
続編「泥棒と警備員」
近日公開予定