もしかしたらボツかも……()
それではどうぞ!
セカイ?
ri「僕らだけの特別なセカイ…?」
mk《ソウ、2人ハイツモ他人ノ想イノセカイヲ使ッテイルデショ?》
mk《ケレドコノセカイハ2人ノ思いノセカイ》
mk《死ナナクテモ2人ニナレル、自由ナダヨ》
mz『…!自由……』
ここだったら…苦しいことも辛いこともない、ただ居たい人と自由に……
mz『………』
でも、ここにずっと居たら絵名達が…
…って、さっきまで勝手に逝こうとしてたのになんで今更そんなこと考えてんだろう…?
ボクはもう…生きていく気力なんてないのに……
類だってそんなボクの気持ちに合わせて、あぁ言ってくれてたのに、今更変えるだなんて…
mk《…マァ、今スグ答エヲ出サナクテイイ、私ハコノセカイデ待ッテルカラ》
mz『あ……』
今ミク、待ってるって……
mk《…マタネ__》
神山高校 屋上
mz『………』
気づけばそこは、ボクらが元いた学校の屋上に変わっていた
ri「…どうやら、戻ってきたみたいだね」
mz『…うん…』
スマホを見てみると”UNTITLED”と書かれた曲が追加されていた
どうやらあそこは、本当にボクらの思いで出来たセカイらしい…
それにしては、まだ未完成さはあったけど……
ri「…瑞希、今日は一旦帰って明日考えよう?」
ri「また前みたいに__授業を抜けて2人で屋上に集まってさ」
mz『…!うん…分かった…』
…本当なら、今日ここでさっといなくなるつもりだった
けれどきっと、類が優しくしてくれるせいでボクにそれをする勇気が少しなくなっちゃったんだ…
……これも全部、類のせいだからね
次の日 神山高校 屋上
ガチャッ
ri「やぁ、瑞希」
mz『…もう来てたんだ』
ri「なるべく早く来た方がいいと思ってね」
ri「それで、瑞希はどうしたい?」
mz『ボクは……』
…あれから寝るのも惜しんでずっと考えた
けれどやっぱりボクは……
mz『……ボクは、意見を変えるつもりは無い』
ri「…そっか…」
ri「それじゃ、セカイに行くかい?」
mz『…うん』
昨日のうちにすることは全部してきた
みんなが落ちるまでたくさん話したし一緒に作業もして
最後に……曲をアップした
最後にアップした曲はいつも通りのニーゴの曲だった
優しくて…胸がキュッと苦しくなるような、そんな曲だった__
セカイ?
mk《…モウ、決マッタヨウダネ》
mz『うん』
mk《ジャア、私ハ邪魔シナイヨウニ行クネ》
ri「ありがとう、ミクくん」
mk《サヨナラ…2人デゴ自由二》
その日からボクら2人だけのセカイ逃避行が始まった__
うん、完全にボツだわ……すみません……
それでは次回!
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