今回”も”!!アニコブです!!
アニコブ多くてすみません…瞳=アニコブになってしm((((
ゔゔん゙、それではどうぞ〜!()
不破家
fw『…はッ、る……?』
hr「……湊…」
fw『…ッ!晴ッ!!』
__それは突然の事だった
hr「僕、任務に行くことになりましたので」
fw『え…?そう、なん?』
本当に突然だった。突然、甲斐田に任務ができたのだ
とはいえ、珍しい魔を捕らえられたから研究してくれとのことで甲斐田も少しルンルンの様だった
まぁ…それだけなら危険もないし大丈夫か…
fw『…なるべく早く帰ってきてな?』
hr「はい!早く帰ってきますので待っててくださいね?」
fw『うん…』
hr「それじゃ、行ってきま〜す!」
fw『ん、行ってらっしゃい』
バタンッ
数十分後
fw『……暇やなぁ…』
突然、甲斐田が居なくなってしまったという悲しみをどうにかして消したくてやったゲームも飽きてしまった
甲斐田が帰ってくるまで、まだ時間あるよな…それまでどうしよ
fw『…………はる……は、るぅ……』
なにもすることが無くなった途端、さっきまで紛らわしてたはずの悲しさが一気に込み上げてきた
俺の口から出る彼を呼ぶ声は自分でも驚くぐらい情けない声で
そんな自分への不甲斐なさと寂しさで目に涙が溜まる
さらに、今彼がここに居ないという事実に胸が締め付けられる
苦しい、寂しい…早く……早く…あの大きくて暖かい体に抱きつきたい
あの優しい声で名前を呼んでほしい、あの硬くて丈夫な手で頭を撫でてほしい
彼がしてくれること全てが俺への愛情表現だと思うと胸がじわじわと暖かくなる、あの感覚が好き
晴の全てが……大好き
…俺ってこんなに晴のことが好きやったんやな……
あぁでも、晴の瞳…これだけは譲れない晴の好きなとこ
俺はあの綺麗な空色の瞳が好きや
そして、その瞳の中に自分の姿がうっすらと映るのも好き
晴がちゃんと俺の事を見てくれてる…認識してくれているということが分かるから好き
抱き締めてくれてる時も、頭を撫でてくれてる時も、愛おしそうに俺を見る瞳……あの瞳が大好き
fw『…ッ会いたい…よぉ……っ』
晴のことを考えていたせいで、余計会いたくなってしまった…
でも、今は我慢の時間…晴は絶対に早く帰ってきてくれていつも通りギュッてしてくれる…
いつも通り__
次の日
……いつも…通、り………
fw『ぅッ…ひッっぐ…ポロポロ』
fw『晴ッ゙、はるぅ゙…ッ!ポロポロ』
その時には俺はもう限界だった
だってもうずっと寂しさを堪えて晴の帰りを待っていたのだから当然のことだ
「早く帰ってくる」と言っていつまでも帰ってこない…もしかしたら、なにか他にも任務が入ったのかなとも思った
だからこそ…怖かった……そんな予想なんて的中してほしくなかった
桜魔の研究者の任務は危険なことが多かった
というか、危険なことしかない
甲斐田は特にそうだ。魔を倒すために祓魔師やらと一緒に駆り出される
魔を倒しに行くというのはとても危険で…あっちからすれば普通なのかもしれないが、これまでにも何回か憑かれたり内臓抉られたりしていた
内臓を抉られるだなんて、こっちの世界では絶対に死ぬ確定なことだから怖くて堪らない
fw『やぁ゙あ゙ッッ、逝かん゙ではる゙ッ…ポロポロ』
fw『や゙ぁ゙…!い゙ゃや゙あ゙ッッ!!ポロポロ』
fw『ぁ゙あ゙あ゙ッっん゙ぃッッ゙、ッッぉ゙ッ…ポロポロ』
その汚い泣き声は、シンと冷たい部屋に響いた
数時間後
fw『ッッん゙ぅ゙ッ……っ?』
あれ……もしかして俺、あのまま寝てた…?
いつの間にか夜になっとるし…まぁ、昨日寝てなかったから仕方ないけどな
fw『はぁ…ッ』
???[__あ、起きました?]
fw『……ッえ…?』
誰か……いる…?もしかして……!
fw『……っ!』
ガバッ
???[うおっ、びっくりした…]
ty[大丈夫?ふわっち]
fw『あっ…も、もちさん…?どうしたんすか?』
ty[どうしたのって、今日ろふまおの収録日なのに全然来なかったから…]
fw『な、なるほど…』
そういえば収録日、今日やったの忘れてた…
???〔その顔は忘れてたという顔ですね〕
fw『ぅえっ…?』
kg〔簡単なものですが、夜ご飯作ったので食べましょう?〕
fw『あ、ありがとうございます……?』
kg〔そういえば不破さん、甲斐田さんも来てませんでしたけど、どうしたんですか?〕
fw『えッ、と…晴…は……っッ』
それでは次回!
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