テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
これから始まる話はちょっとばかり不思議なお話。いじめ表現とか、暴力表現とかあるけど、大丈夫な人はどうぞー
今日もこの町は喧騒と夜に飲まれている
電車の音、帰宅ラッシュ、そして、ぽつりぽつりと街に明かりがつき始めるころ、誰も知らない【ナニカ】が騒ぎ始める
「ん~~もう夜、、、?」
この寝起きでベットから落ちそうな一つ目のナニカ・アヤメ ニンゲンと幽霊のハーフ ここではそんなこと何にも関係ないが、ナニカは不思議な存在だ。知っていて損はない
「着替え……うおっと!?」
ベットからきれいに転がり落ちる。相当寝相が悪いらしい
「いったぁぁ!…くもないわ うん」
「着替え着替え…これでいっか。めんどい もはや着替えが面倒になってきた」
そんなこんなでいろんなナニカが起き始め、街は喧騒という名の怪奇につつまれる
ナニカがどんな存在かは、物語を見ていればわかるだろう
「あ~ねみ~…」
「まぁ今日も今日とて怪異しますけど」
ナニカの大体が元人間だ。
なぜハーフなのかは後で説明するとして、ナニカ達はあの世へ行くために人を驚かせて、生きている人間のタマシイの欠片を集める
そうすることでどうなるかも後からわかる
とりあえず生きている人間を驚かせるのだ
「ん…? めずらしいな なんでこの町に生きてるにんげんがいるんだ?」
「…いや、生きてんのか?これ
とりあえず部屋つれていくか~」
第一話・【ナニカ】と【少女】と
とある日の昼間_____
「…あぁ、またか」
くすくすとやけに大きく聞こえる笑い声
いつものことなのに、いつ聞いてもつらくて仕方がない 目の前にはお母さんが作ってくれた私の好きなお弁当。でも、ぐちゃぐちゃで色が混ざったパレットみたい
「陽彩ちゃーんwどうしたの?せっかくお母さんが作ってくれたお弁当食べなよw」
「ちょっとwそんなこと言ったらかわいそうじゃんw」
「…っ」
「あ、にげちゃったw」
私は逃げた。言い返せばいいって?そんなことしたらもっといじめられる
つくづく思う。私は弱い 私の大切な人が馬鹿にされても、何もできない
逃げている時でさえ周りは私を避け、私への陰口をたたき、ごみを投げつけてくる
私が何をしたっていうのか
「…屋上はいいなぁ 静かで、一人になれる」
私はそこでぐちゃぐちゃになった弁当を一人うつむいて食べた。そうしたら少し、少しだけ心が救われた気がした 学校のチャイムが鳴って、
_____教室に、戻るまでは
ガラガラとドアを開ける
そのとき、
ビッシャーン!!という音と、バケツが落ちる音がした
「…っ!」
「あーw濡れちゃったぁ」
「大丈夫?w寒そーw」
くすくす、笑われる。わかってた。さっきと同じだ。何も変わらない 心が救われたって、何も
「…私の机、」
ユリの花の花瓶がおかれてる。こんなものわざわざ持ってくる意味なんてないのに
「紙…?」
そこに書かれているものを見るだけで私は吐きそうになる
呪われろ、陽彩なんて死ねばいい、ごみ同然、いなくなれ
そんなことが、書かれていた
「あっはは!!その顔最高!」
「陽彩ちゃんにあげるww」
気にしないようにしよう。どうせ何をしたって終わらないのだから
「椅子、どこだろう」
「いす?あ~!ごっめ~んwごみみたいだったから捨ててきちゃった!」
「ごみに見えたは草w」
「捨ててくるとかいう発想天才!」
あははは おもしろーい! 陽彩ちゃんか~わいそ~
「…そっか」
「は?何その反応 つまんな」
「ね~ むかつくんですけど~」
「ちょっとストレス発散させてよ~」
ごっっ!!
鈍い音が響く
「っう…ふぐ…!」
痛い いや やめて、いたい たすけて
あぁ、まただ にげないと しんじゃう
死にたくない、まだ生きたい
…あれ?
先生も 同級生も 学校の人たちも見て見ぬふり
お母さんには言えない。迷惑かけちゃう
それなら、やっぱり
生きてたって なにもない、、、?
チャイムが鳴った
なんでだろう。みんなが席に座り始めて、私はその時、足が軽かった。それから、はしって、はしって、私が好きな屋上でで飛び降りt
「あれ…?」
「あ、おきた?人間さん」
. . .
「だ、だだ 誰ですか!? というかここどこ」
「いや、そんな驚かなくても…」
「いや驚きますよふつう! だって、私飛び降りて」
「…飛び降りた…なるほど、それで」
「…?」
「キミ、飛び降りた時の時間覚えてる?後、季節」
「え、なんですか急に…」
「早く答えてよ~」
「え、あ 多分時間は六時五、六分かと」
「6・6かぁ」
「、、、? 季節は夏ですけど…」
「ビンゴだねぇ」
さっきから何なのこの人… なんか角みたいなのしてるし
コスプレ?
それにここどこ
「あ、ちなみに私はアヤメ 怪異でーす 基本的に【ナニカ】って呼ばれてるけどな」
「怪異、、、?? ナニカ…???」
「まぁ気にすんなきにすんな まず私が見える時点でキミはちょっと違うから」
「ちがう…?」
「んー、なんか人のタマシイが見える体質…?的な感じ」
「たま、しい…」
「とりあえずさぁ キミって呼ぶの疲れるから名前教えてよ」
「ひ、陽彩 赤井陽彩です…」
「じゃあ陽彩でいい? あ、というか私呼び捨てで呼ぶからアヤメって呼んでよ!あと敬語もなし なんか疲れる」
「え?あ、その,、、 …わかりました…じゃなくて わかった」
「よろしい まぁ、困惑してるだろうから案内と説明するよ この町と、私たちのこと」
野生の腐女子
6
46
#初投稿
ゆめか
45
コメント
1件
第1話、読み終わりました。冒頭のいじめの描写が生々しくて胸が痛かったです…陽彩が屋上で一人お弁当を食べるシーン、あの静けさと孤独感がぐっときました。そこからの急展開でアヤメが登場して「飛び降りた時の時間覚えてる?」って聞く流れ、世界観が一気に広がって面白いですね。「6時6分」「夏」でビンゴと言った意味が気になります。タマシイが見える体質っていう伏線もワクワクします。続きが楽しみです!