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紫桃
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「いるま、どうしよう…」
パソコンをカタカタしていると、突然俺の大事な休日を潰しやがったらんが、眉間にシワを寄せて尋ねてきた。
なんだなんだと呆れながららんのほうに目を向けると、らんの手元には赤っぽいピンク色の包装がされている小さい飴だった。
「なに、それがどうしたんだよ」
「俺は今忙しいんだ、ショートの編集してる」
そう言って、俺はらんから目線を外しパソコンにまた全集中しようとした。
「大惨事だよ!!!」
「これ友達から貰ったやつで賞味期限近いし、いちご味でめちゃ美味しそうだけど、これ1個で砂糖大さじ1杯分なんだよ!?!?」
「こんなん食べれるわけないじゃん!」
ヲタクみたいな早口で美味しそうだけど糖分が多すぎて食べれない太る、とのことらしい。
そんなくだらないことなんかに付き合ってらんねーわ。とまたまたパソコンに向かおうとしたが、俺の心の奥底にいるイタズラ心が動いた。
「らんー、その飴貸して」
「え、やだ。あげないもん」
飴が欲しいのか、奪おうとしてるのか。いるまがこの美味しそうな、とびっきり甘そうな飴を要求してきた。
断るといるまはメガネを外し、クッションを退けて俺の隣に座ってきた。
「……なに、おねだりされてもあげないよ?」
「その飴半分こしようぜ」
そう言ったいるまは強引に俺の飴を取っていき、飴の袋を開けた。 そしているまは口に入れ、俺のほうに近づいてきた。
次の瞬間には、俺といるまの唇が繋がっていた。
「…ぁ、んっ…!?っ、〜……」
お互いに飴を喰べ合う。舌から感じる甘ったるいいちご味と、慣れないキスで息が続かなくて苦しい。
「…っは、っ……んっ、…」
まだ飴を堪能したい一面、息をしたいから早くなくなって欲しいという一面が頭をこんがらがせる。
飴がどんどん小さくなっていき、舐めるのも大変になってくる。
「ぁっ、ん……っ〜〜、…ふっ…」
約1分ぐらいで、飴がなくなってしまった。
飴と酸素が物足りない感じ、いるまへの怒り、そして恥ずかしさがごっちゃになっていて頭がぼーっとしてしまう。
そしているまは俺と離れた。
「っは、はぁ………い、いるま……」
俺はいるまのことを睨みながら見つめた、だかいるまはそんなの効かないと言うように嘲笑っている。
そこでいるまが次のことを尋ねた。
「…砂糖大さじ1⁄2杯の甘さ、どうでした?」
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#ご本人様とは一切関係ありません
ま~い@18日から毎日投稿
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うみ
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コメント
1件
え、何これめっちゃエモいんだけど!!😭💕 飴を半分こするとかズルすぎるでしょ、いるまくんのイタズラ心が最高に狡猾でキュン死にしたわ…!!「砂糖大さじ1/2の甘さ」って台詞でタイトル回収してくる構成も天才すぎるし、1話からこんな密度で来る?これは続きを読むしかないやつだよね…!!! らんくんの困惑と照れも可愛すぎて脳がバグる~🥺💖