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まろに”ないこ”と呼ばれてから不審な鼓動が鳴り止まない。

バレていないと思いあったはずなのに、

自然と視線がまろから遠ざかっていく。

青「そこまで違うって言うならさ、せっかく会ったし、俺の話聞いてくれん?」

桃「え、あ、はっはい」

口を開いたまろは不思議と話を逸らし、話し始めた。

青「俺さ、好きな男の子がおって、その子はな、俺がポニテのエロい子が好きだと思ってんのよね」

たんたんと話し出す話に嘘などが感じられず、そして少し俺じゃないかと思いながら話を聞く。

青「でさ、俺のために女装して裏垢に乗せてさ認知貰って会っちゃうような可愛い子なんやけど」

一瞬何を言っているのか分からなかった。

まさか俺じゃないよな?

そんな思考が頭をこんがらがらせる。

そこまで声も発せることも出来なかった。

青「いい加減、返事欲しいんだけど?」

桃「ほ、ホントの話?それ」

青「目ぇ見てわからん?だいぶガチやねんけど?」

桃「い、いつから!裏垢だって、好きなことだって、誰にも言ってないはずなのに」

焦る状況に、演技も、取り繕ってきた全てを忘れてしまう。冷静にだって慣れやしない。

青「全部最初っから知ってたよ。ほとけに嫉妬してんのも、俺好みになろうとしてたのもぜーんぶはじめから」

青「これぐらい俺がないこが好きってことわかった?」

言葉が出なかった。こんなことを言われて、嘘だと言われた方が信じられる。

桃「なんで、そんなかっこよくてずるいの?」

桃「俺だって好きだよ、ばかっ」


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コメント

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ん?天才かな?美味しかったです

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