テラーノベル
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私は罰ゲームで、好きでもない奴と付き合うことになった。
「付き合って 下 さい」
「、、、宜しく」
意外とあっさりいけちゃった、
期間は、一ヶ月
短いからいっか
軽い気持ちだったんだ。
彼は、記念日を大切にしてくれた。
願ってもないのに
「祝いたいから」 とか言って
友達に誕生日聞いて
祝ってくれた。
可哀想な人
もっといい人探せばいいのに
周りが知ったら、彼氏にしたいランキング1位じゃん笑
なんて考えながら廊下歩いてたんだ。
そしたらばったり会っちゃったんだ。
「放課後用事ある?」
そう聞かれた。
別に暇だったからokした。
放課後2人で寄り道しながらデートしてたんだ。
横断歩道を渡りかけたとき、、、
トンッ
彼に押されたんだ。
「ちょッ 、もう何ッッ」
「 、ㇵッ?」
彼は、血まみれの状態で
目の前に倒れ込んでいたんだ。
周りからは、救急車?パトカー??
写真を撮る音??
いろいろな音がしたんだ。
彼は、私の頬に触れながら言った。
「最初から、俺に気がないことッなんて 直ぐに分かったよ
でも 諦め ッたくなかったから
少し でッも本音で話し合える仲にッなり たかったか らッッ
ゲほッ ゲホッッごホッ」
え?
バレてたの??最初から ?
分かってても一緒にいてくれたの、?
それなのに私、、
最初からこんな事しなければ良かったんだ
自然と 涙が溢れた
彼は、何か喋っていたけれど
私は最後まで聞いてはいられなかった
「 __ッ___ __ すきだ よ」
その言葉だけは、はっきり聞こえたんだ
ハッとして見上げた頃には、彼は、冷たくなっていた
それから十年経ったが独身、パートナーも居ない
ずっと彼を想い続けてるのだ
「大好きだよ」
―終―
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