「ウォルト。わたくしを情報ギルドへ連れていってください」
「待った! おれの話、聞いてました?」
アンジェリカはそこに行くのが目的までの一番の近道のように思えた。
(危険だとしても怯んではいられないわ!)
揺れる馬車の中でアンジェリカはやっと糸口を見つけたのだった。
(“帝国の最も美しい花”を、城下町に……それも情報ギルドになんて連れて行けるかよ)
皇女の護衛で来たはずの自分が、そんな場所へ連れて行ったなんて知れたら――考えただけでもゾッとする。
もし城下町を皇女がうろついていることがばれたら、大騒ぎになるのは間違いない。
情報ギルドは、話を聞いてもらうだけでも相談料を取られるようなところなんだぞ)
たとえ依頼の相談であっても、情報のやり取りには常に***************************
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