テラーノベル
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つづき。
qn×or
⚠きゃらほうかい
「ねぇ、qn、僕今日急用できちゃったからさ、一人で病院行ける?」
「え、.」
一気に鼓動が早まって緊張が高まる。
「いける?」
ひとりで?ひとり?
”ひとり”
そんな言葉が頭を埋め尽くしてぐるぐるまわっている。
「がんばって、みる。」
実際はいやだ。
orがいないと。
でもいつまでたってもorに迷惑を掛け続けてたらだめだ。
「ん、qn、ほんまに大丈夫? 受付の仕方とかわかる?」
やめてよ。
ふあんにさせないで。
「うッ..ん..だいじょ-ぶ。」
気付いたら病院のベットの上だった。
「qn!目さましたか?大丈夫?落ち着いてね。僕はここにいるから。」
話を聞くと、病院に行く途中でパニックを起こして倒れたらしい。
やだな。
またひとつめいわくがかかってしまった。
申し訳なさが募ってまたパニックを起こしそうになる。
「ぅ゙ッ..ひぐッ..」
「大丈夫?」
やめて。
やめてよ。
優しくしないで。
「やめてよッ!」
「え、あえ?あ、ごめん。あ、一旦出るな。」
だから。
そーゆーいみじゃないって。
orならわかってくれると思ったのにな。
そっか。
orは僕のこと本気で愛してないんだ。
ずっと僕が本気だっただけだったんだ。
きっと。
そうなんだよ。
僕なんて
いらないんだよ。
コメント
2件
そんなコトナイヨ!