コツコツ…
暗い夜道を歩く。
すると向こうには人影が_
?「おや。マフィアの君かい」
その人物は_種田長官
夜「…お久しぶりです」
種「こんな夜にどうしたんや。」
夜「あなたこそ。異能特務課の長官がここに居ていいんですか?」
二人とも、顔は笑っているが目が笑っていない。
種「予定があって来たんやからなぁ」
夜「予定。とは?」
種「決まっているやろ。君を捕まえるためだ」
夜「…わざわざ特務課のエキスパートを5人連れて」
種「!!」
気づかれたか…気配は消しているつもりだったんだがな
種「自分でも分かるやろ。君は要注意人物や、それ故捕まえなければならない」
重い空気が流れる
夜「…では。私からも忠告を。」
”今夜、異能力を解放します”
ゾクッ
種「!!」
バッ!
チャキ‥
特務課に首にナイフを当てられる
夜「…こんなことをしても意味ないとあなたが一番わかっているのでは?」
種「そうやなぁ」
種「でも、君は捕まえた方が良いと思ってのう。力尽くでも連れて行くぞ」
すると急に笑いだして_
夜「ははっ!そこまで私にしつこい奴は初めてだよ!その敬意を払って相手をしたいところだが_あいにく予定があってね」
種「その予定とは?」
夜「それはお答え出来かねる」
深い笑み。
夜「じゃあ。」
コツコツ…
特「待て!」
特務課が道を塞いでくる
種「駄目だ!」
夜「退け」
チャキンッ
特「あがッ‥」
ドサッ
特「死んだ‥?」
夜「流石に殺してはいないよ。ただ斬っただけ。」
種「…」
夜「追っかけてきたら今度は本気で殺しますよ?」
ゾクゾクッ
種「ッ…」
コツコツ…
あれは…本気では無かったな。ただ斬っただけ。本当に
種「こっちも苦労するなぁ」
ポートマフィア夜の化身、別名_殺戮の死神。
太「う…」
声が聞こえる。少しずつ光が見えてくる。
モ「起きたか」
太「ッ!」
そうだ‥拐われて。
ご丁寧に手錠がついている。
ガンッ!
モ「なんだ!」
モ「あ、あっちで物音が_
真逆。
夜「太宰。」
太「先輩!」
モ「ちっ‥ここまでもう嗅ぎつけたか」
するとモブが私の顔を見ると顔面蒼白していった。
モ「こ‥こいつ」
追っかけてきた奴です!!
モ「!!。お前が」
太「!!」
夜「悪かったね」
モ「というか一つ聞きたい。」
”ここまで複数人の異能力者が居たのにどうやって倒した?”
二ッ