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🌷🦖(微)
🌷視点
🌷▶︎no 🦖▶︎jp
口調がおかしいかもしれません
なんか色々おかしいかもしれません
戦争が舞台です
死ネタとなっております(ハピエンです)
あの花は…あの花はどこだろうか。
jpさんと育てたあの花は…
いくら探しても見つからない。たしかにここにあった、花畑が。jpさんと2人で育てたあの花が。
なんで?なんでないの?あの花も、jpさんも…
違う、知っている。なんでないのかくらい、とっくに知っている。ただ、僕が認めたくないだけだ。
そうだ、ここは戦場なのだ。僕は見た。jpさんが僕を庇って兵士に撃たれた瞬間を。僕は覚えている。jpさんが倒れた時のあの重みを。僕は知っている。jpさんの血で染まった地面と手を。
そう、そうなのだ。ここは戦場なのだ。紛れもない修羅の場所なのだ。
やさしくて、あたたかい時はとうの昔に過ぎ去ったのだ。
あの太陽のような笑顔も、幸せな空間も全て消し飛んだのだ。
花畑の中で、笑顔で僕を呼ぶあなたを見ることはもう叶わないのだ。
それでも、それでも僕は探し続ける。あの花…ポピーの花を。大好きなあの人に…jpさんに届けるために。もうこの場所には木も草も花もない。だけど、諦めない。悲しみを堪えながらポピーを探してここをさまよう。
瞬間
身体中に痛みが走った。
考える間もなく身体が地面に倒れ伏す。
そこで理解した。
ああ…撃たれたんだ、と。
ついに、ついにjpさんにポピーを渡すことすら叶わなくなってしまった。
まだ、死ぬ訳には行かなかったのに。
…でも、これでjpさんに会える…?ポピーは渡せないけど、またjpさんと話せる?笑い合える?
あれ …なんだ、死ぬのも案外悪くないかもしれない。
そして僕は、激しい後悔の念と悲しみの念、そして僅かとは言えない喜びの念を抱えるという、なんとも矛盾した気持ちのまま目を閉じた。
目を閉じる瞬間うっすらと見えたのは、赤い水たまりの上を舞う緑色の蝶だった。
心地いい、あたたかい、しあわせ
そんな気分になって目が覚めた。ここは、草原…?頭を撫でられている気がする。それに、なにか赤いふわふわが見える。
段々意識が覚醒していくと同時に、その赤いふわふわが何か理解した。
「jp、さん…?」
人間、驚きすぎると動けなくなるらしい。僕は目を見開いたま固まった。
今、僕の中を占めるのは幸福感だけ。だって、 jpさんが優しい笑みで僕を見つめている…!!
ああ、jpさん。jpさんが目の前にいる。嬉しい、嬉しい、幸せだ!!
「no兄、こっち来ちゃったんだね…」
jpさんは微笑みながらも、どことなく悲しげな表情 だった。
どうして?そんな顔、させたくないのに…
「俺、no兄に生きて欲しくて庇ったのに…早くここに来てって…一緒に居たいって思っちゃった。ごめん。ほんと、ダメだよな…」
「それは違いますっ!!」
jpさんの言葉を聞いて思わず叫んでしまった。jpさんはそんなに気負わなくていいのに、なんでそう言うんだろう。僕だって、
「僕だって、死ぬ時にjpさんに会えると思って死んでもいいやって考えました。僕もダメです。それに、jpさんと2人で育てたポピーも見つかりませんでしたし…」
すこし早口になりながら言った僕の言葉を聞いて、jpさんは笑顔になってくれた。
「うん、ごめん…ありがと!!ポピーはまた育てればいいよ。ここでならきっと綺麗に育つ」
やさしくて、明るい笑顔に胸が高なった。
ああ、やっぱり好きだなぁ…
僕はjpさんの手の甲にそっとキスをした。
「jpさん、愛してます。これからもずっと、僕と一緒に居てください」
jpさんは顔を赤くして、口を開いた。
「もちろんっ!!俺もno兄のこと愛してる!!」
これは、
とある戦争で犠牲になった2人の恋物語
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