TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

呪術廻戦 さしす組(五条悟) 様の夢小説


⚠自己満夢小説

⚠さしす組との日常

⚠五条が恋人設定

⚠恋愛要素少なめ

⚠長い(3000文字超え)

⚠季節感バグ





それでもいい方だけお進み下さい𓂃🥂















下戸とは、酒を飲んだあとすぐに体が赤くなる。更に心拍数が増加して、頭痛や吐き気が起きる、酒を受け付けない体質の人のことを言う ───







「鍋パーティーしようぜ」


事の発端は五条のそんな一言だった。

時期も真冬に差し掛かり、高専がある山の麓は本降りの雪で辺り一面真っ白だった。いつもの光景が白化粧をし、なんだか新鮮味を感じる。

新一年生として本年入学した私達は、この八ヶ月と少しくらいで仲を深め、誰かの部屋に遊びに行くこともしばしば。私と五条なんかは恋仲にまで発展している。

話を戻すが、厳しい寒さを耐え凌ぐために私と五条、夏油、硝子で鍋パーティーをすることになった。

開催場所は言い出しっぺの五条の部屋。それぞれ好きなものを買って闇鍋にしようという悪魔のような夏油の提案に、面白そうだと私も硝子も賛成した。

一方五条はというと、”闇鍋”というワードを初めて聞いたのか、夏油から説明を受けては普段から煌めいている目を一層輝かせていた。


夏「お邪魔するよ」

家「お邪魔〜」

五「早く入れよ寒いだろ」


それぞれ好きなものを買って詰めたビニール袋を持って、五条の部屋に入る。

少し肌寒いくらいの室内には備え付けのベッドと勉強机、そして冬限定のコタツがあった。

コタツの中心には高そうな陶器鍋とカセットコンロが既に置かれていて、五条のワクワク具合が感じられた。

五条と夏油に挟まれ、硝子が向かいに来るように座る。飲み物にはお茶とコーラ、鍋のスープは醤油ベースのもの。白菜とお肉、ねぎだけ先に入れて、あとは自分で買ったものを自分で詰めていった。

ちなみに何を入れたか分からないように一人が入れる時は他の人が後ろを向き、最後は五条が目隠しをした状態で蓋を閉じることで、最後まで何が入っているか分からないようにした。


五「そろそろじゃね?」

夏「蓋を開けようか」


ぐつぐつというと音と醤油のまろやかな香りが食欲をそそる。夏油がミトンをして蓋を開けた。


〇「…なんで醤油の鍋が白くなってるの」

家「誰だアメリカンドッグ入れたヤツ」

五「生姜が丸ごと入ってるんだけど?」


中はなんとも言えない、ジャンルの違う食べ物が集合しちゃった感じ。その中でも常軌を逸していたのが丸ごと生姜と黄土色のまぁるい何か。

それぞれが入れた具材の答え合わせはこんな感じだ。


五条…ココナッツオイル、ホイップクリーム、いちご

夏油…生姜(丸ごと)、ロシアンたこ焼き

硝子…焼き鳥、ナッツ、枝豆(さやごと)

私…ミニアメリカンドッグ、カニカマ


〇「スープが白いのは五条の仕業か…」

五「甘いもん入れたかったんだもん」

家「ロシアンたこ焼きとかサイテーだな」

夏「でも盛り上がるだろ?」

五「ってか硝子酒のつまみじゃん」


まあ何気に一番鬼畜なのは夏油だ。ニコニコしておいて悪魔。ロシアンたこ焼きには、4つのうち2つに大量のからしを忍ばせているらしい。


家「まっ、いただくとするか」

〇「だね」

全「いただきまーす」


結果から言うと、そんなに味は悪くなかった。意外といけるなとか、不味いとか言いながらみんな結局は食べ進めている。私が入れたアメリカンドッグは、ころもがシナシナになっていて不味かった。あと最悪だったのはいちご。あれはもうゲロの味だった。

そして…。


家「やっぱり残ったか」

五「これで傑本人が引いたらオモロいくね」

夏「私はそんなヘマはしないよ」

〇「どうだか」


鍋の中心に残った4つの丸いの。たこ焼きである。


夏「ハズレはもう溢れんばかりのカラシが入っているからね」

〇「シュークリームだったら最高なのに」

五「それな」


慎重に選び抜き、自分のたこ焼きを自分でお玉で掬って器に分けた。


五「せ、せーのでいくぞ」

家「ごくり」

〇「せーのっ!」

五「げっほげほげほ!おえっ!」

夏「うぶっ゙」

〇「五条が言った通りに夏油じゃん」

家「ウケる。普段の行いだな」


結果、カラシ増し増したこ焼きを引いたのは言い出しっぺ二人(硝子が言うクズ二人)だった。激しく咳き込む二人を見て硝子が笑いながら携帯片手に写メを撮る中、私は買った食材を入れていたビニール袋を渡す。おろろろろとキラキラが出ていた。


〇「全く、バカ二人なんだから。大丈夫?」

五「口ん中痛ぇ…」

夏「これはヤバイね…」

家「〇〇面倒見いい〜」

〇「撮ってないで手伝って‪💢」


二人の背中をさすって水を渡すと、十分じゅっぷん経って落ち着いたのか「〆のラーメン」とか言い出した。

まだ食うのか。


夏「私麺買ってきてないよ」

家「私も。五条買い置きないの?」

五「そんなのねぇよ」

家「なんで当たり前みたいな顔してんだよ」

〇「インスタント麺なら買ってきたよ」

全「さすが〇〇」


あらかじめ買ってあった麺を突っ込んだけど、よくよく考えたらココナッツオイルと生クリームが入ったスープだ。そんなに美味しくはなかった。まあでも四人で分けて(ほとんどは五条と夏油だけど)無事完食した。


五「はー、食った食った」

家「じゃあ終いにこれはどうだ」

〇「そ、それは!!」


硝子がごそごそとビニール袋から取り出したのは、大量のアルミ缶。ビールやほろ○い、チューハイなど、そのどれもがお酒だった。


夏「硝子、お酒はダメだよ、16歳だろ」

家「お前だって少し前に私の煙草一本吸ったろ」

夏「それは秘密の約束だろ」

五「酒?未成年なのにいいの?」

家「まあバレなきゃいいってもんよ」

〇「変なこと教えないで??」


そんなこんなで硝子以外の三人は初めての飲酒体験となった。私と五条はほろ○いを、夏油はチューハイ、硝子はビールを片手に形だけの乾杯をする。


〇「あんまお酒感ないね。私結構いけるかも」

家「ほろ○いはアルコール度数少ないからな。ジュースみたいなもんだ」

夏「でもあまり一気に飲んではダメだよ」

五「……」

夏「聞いてるのかい悟」


と、さっきまでお酒を見てテンション上げていた五条が突然下を向いて押し黙る。みんなで顔を覗くと、頬が、顔全体が真っ赤だった。


〇「え」

五「なんか頭痛ぇ…」

家「五条もしかして下戸?」

五「ゲコ?うぷ…」


と、真っ赤な顔を今度は真っ青にする五条。勢いよく立ち上がってトイレに走り向かうと、嘔吐くえずく声が壁を通してに聞こえてきた。


夏「やってしまったね…」

家「最強が下戸とかほんと笑う」

〇「笑い事じゃない」


心配になってきて私もコタツから出る。酔ったオジサンがトイレで便器に頭突っ込んだまま寝ちゃって死んだとかたまに聞くじゃない?だから様子を見に。

案の定五条はトイレのドアを開けっ放しにして便器に頭を突っ込んでいた。


〇「ちょっと五条、大丈夫?」

五「気持ち悪い…〇〇…」


五条は涙目で私を見上げる。こんなに弱ってる五条は初めて見た。


五「今食ったのに…最悪」

〇「まあ外じゃなくてよかったよ」

夏「〇〇、さすがは彼女だね」

家「ヒューヒュー」

〇「うるさい」


吐き気が治まった五条はよく口をゆすいで不快感を水で流し込み、ようやく体調は元に戻った。

だがショックが大きかったらしい。そりゃそうだろう。さっきまで全力で楽しんでいた鍋パーティーなのに、初めての酒のせいで地獄のどん底に叩き落とされたんだから。


家「じゃあ酒も飲んだし解散するか」

〇「硝子はお酒飲みたかっただけなんじゃ…」

家「じゃあな〜」

〇「逃げ足早っ」

夏「じゃあ私もおいとまするね」

〇「私もそろそろ寝ようかな」

五「〇〇は残って」

〇「なんで???」


立ち上がろうとする私の服の裾を掴む五条。まだ目がうるんでいて、その表情はどこか切なげ。具合が悪い時は人肌恋しくなるようなものか。


〇「分かったよ、桃鉄でもやる?」

五「!!、おう!今日は一緒に寝るんだからな」

〇「まあいいけど…」


その日の夜は眠れなかったんだけど、それが桃鉄のせいなのか、はたまた別の理由なのかは貴方の想像に任せることにしよう。

この作品はいかがでしたか?

1,600

コメント

7

ユーザー

全員の鍋パーティの具のチョイスがそれぞれ個性が現れてて、天才的過ぎました。寝れなかったのは勿論、好きな人が隣に居たから、ですよn((

ユーザー

ごじょるお酒弱いのは知ってたけど、 ほろ酔いってほろ酔いなんだよね、!? 酔すぎてますね、ま、そういう所が 好きなんですけど︎🫶🏻💕 終始笑ってました❤️‍🔥 ごじょる可愛い!!🤦‍♀️💓😵‍💫

ユーザー

季節真逆ですみません笑笑 どうしてもごじょるのお酒失敗談を書きたかったんです🥺

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚