TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

女研    曲パロ

一覧ページ

「女研    曲パロ」のメインビジュアル

女研 曲パロ

3 - 少女レイ 中編

♥

29

2024年05月31日

シェアするシェアする
報告する

少女レイの続き

💙side

俺には好きな人がいる。

💚「あ!せんせー!!」

そう、まちこだ。

まちことは小学生の時からの仲だ。多分俺の片思い。そんなことは分かっているし、このままでもいいと思っていた。


でも、いつからだろうか。この関係に満足出来なくなったのは、


MOB「まちこーこれ教えてよ! 」

💚「全然いいよー!どこがわかんないの?」

💙「……チッ」

俺だけがまちこと仲良くしていればいい。

まちこも、俺が入ればいいよな。

そうだよな?

俺は考えた。まちこが俺だけのものになるためにどうするべきか。俺は必死に考えた。

そうだ。

💙「俺だけがまちこの味方になればいい」

そこからは特に何も考えなかった。

最初いじめた時。まちこは絶句していた。もちろん誰も味方をするはずはなく、味方をしたのは俺とニキだけだ。

💛「っおい!!誰だよこんなことした奴!」

💙「まちこ。あんなの気にすんな。」

まちこをいじめ、俺が助ける。他の奴らは俺が主犯だと気づいていたが、俺に気に入られたいがために、いじめに加担したり、まちこの味方に着くやつはいなかった。



ただ、ニキが邪魔だった。ニキも多分まちこのことが好きだ。ニキをどう消すかを考えている時、ニキから呼び出された。

💛「しらばっくれるのも大概にしろよ。」

あ、こいつ気づいてたのか。鈍いやつだと思ったが、頭はそこそこ回るようだ。

💙「……笑あーあ!バレてんのか」

そこから俺はニキに俺の作戦の話をした。

ニキの目は軽蔑という言葉が相応しかった。ニキには言わないことを約束させた。

こいつも誰よりもまちこの事が大切だ。言わないと踏んでいた。

元親友ニキと別れたあと、

💙「俺、いつから変わったんだっけ…っ」

この心の叫びは、誰にも聞こえなかった。




その数日後。まちこは学校に来なくなった。

多分ニキがバラしたのだろう。

クラスメイトもやりすぎたと感じてザワザワしている。

💙「チッ」

イラつきが止まらない。まちこが離れていくのだったら意味がない。

💙「早く堕ちろよ…」


MOB「…っえ?」

💙「あ゛?」

クラスメイトの情けない声が聞こえた。イライラが溜まっていた俺は無意識に声を出していたようだ。

MOB「いや」

震えながら、クラスメイトはこう言った。



MOB「○○市で、緑のウルフカットの学生が線路から飛び出して電車に轢かれて


意識不明の重体で搬送されたって


ニュースがでてきてて…」


💙「…………は?」






○○市とは、まちこちゃん達が住んでるところだと思ってください。



次回、最終回です。




この作品はいかがでしたか?

29

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚