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はぴくらげ
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はぴくらげ
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⚠️嘔吐、自殺行為
……………………………
……んっ……
(グキッ)……あっ!
「……痛っ…… 痛い……足が…… 」
「……ふぅ、動くけど……捻挫してんじゃん……」
「……あれ、ここ、……どこ?」
「家じゃ……ない……?」
「うそ…」
pencil「……?」
「暗くてよく見えない……」
「え……、これ、学校……?」
__電気がつく__
pencil「!」
__視界に映ったのは、荒れ果てた教室だった__
pencil「なに……これ…」
「ここ、どこよ…! 」
「……!」
__教卓の方に視線をやると、マッチが倒れていた__
pencil「あれは…マッチ?」
「マッチ!マッチ!!」
__返事がない__
pencil「……マジやばい…」
__教室の床は穴だらけで教卓の近くに行けなく、ペンシルは一同廊下に出て、マッチのところに行く__
pencil「マッチ!ねぇマッチ!起きて!」
Match「ん……」
「あれ、ペンスペンス?どしたの?」
pencil「どしたのじゃないわ、心配させて……」
Match「……?」
「……え? ここ……」
「……ここ、どこ?」
「なにこれ?」
pencil 「ウチだって知りたいよ……」
_____________________
_____________________
Match「うう〜ん……っ …………………………………… 」
「はぁ……ダメだぁ〜…」
「びくともしないよ、窓ぉ〜
外も真っ暗でよく見えないし…」
pencil「……どうなってるのよ……」
Match「……ここ……やっぱり、学校?なのかも」
pencil「…それにしては、なんか妙に教室が違う気がするんだけど……」
_Matchは教室の壁にあるプリントを見る_
█連絡通知█
校内で頻発している【生徒 誘拐事件】への対策を……
先般の事例に基づいえ、
各員速やかに執られたし……
Match「__っ!」
pencil「……どうした……?」
Match「壁に……プリントが……」
「『中学校』……って、」
pencil「中……学校……?」
Match「いやぁ! なんなの!? 」
「私たち何処にいるの!」
「みんなは!? 何処に行ったの!?」
pencil「落ち着いて、マッチ!」
Match「はぁ、はぁ……」
「ん……ごめん……」
__マッチもペンシルも、手を握り合ったまま声も出せなかった__
__歯がカチカチと音を立てるほど、全身が震える経験なんて生まれて初めてだったから__
__頭の中がふわふわして……今、自分たちの置かれている状況を、整理して考えることが出来ない__
__悪い夢かと期待しても、ちっとも目の前の景色は消えてくれない__
__ただ、静寂が、苦しい__
(ダメだ、ダメ、黙ってると)
pencil「…ねぇ、何が何だかわからないけど、とにかく、学校の外に出てみない?」
Match「……外に?」
pencil「このままずっと震えていても……何も解決しないし……」
(こんな気持ち悪いところ…少しの間でもいたくないし)
Match「でも……窓も開かないんだよ?」
「固いとかじゃなくて、ガチって空間に固定されてる感じ……」
「外になんて……出られるの?」
pencil「まぁ、だけも…玄関とか、非常口とかあれば、そこから外にでられるかもしれないじゃん。」
Match「そうだね……そのままジッとしてたら、おかしくなっちゃいそうだし。」
pencil「よし、じゃあとにかくこの教室から出よ。」
「ウチ達だけじゃなくて、ひょっとしたら……みんなもいるかも知れないじゃん。」
Match「みんなと合流すれば、何とかなるかも知んないしね……」
(確証も何もない話……)
(あたしもパニクってただけかもしれない)
(でも、じっとしてると…アタシも悲鳴をあげそうで。 )
(必死に強がってみせた)
Match「じゃ、行こ!」
pencil「オッケ」
Match「あれ…ねえ、ペンスペンス…」
pencil「ん?」
Match「足、どうしたの?」
pencil「…ああ、緊張して忘れてたけど。」
「さっき転んだとき、捻挫したみたい」
Match「え〜、大丈夫?」
pencil「何とか歩けるよ、平気。」
Match「無理とかしないでね…肩貸してあげるから、ホラ。」
pencil「ん、ありがと」
__その瞬間、教室が揺れ始める__
pencil「また地震……!?」
Match「おさまった……?」
pencil「と、とにかく…廊下に出よ。」
「__!」
Match「ど、どうしたの?」
pencil「さっきと、廊下の形が変わってる……」
Match「い、今の地震で…床が崩れたりしたんだよ!」
pencil「…そ、そう、なのかな……」
__廊下を進もうとするが、床に穴が空いており、渡れない状況になっていた、なにか、橋になる様なものでもあれば……__
Match「そだ!ペンスペンス!あそこの板、使えないかな?」
pencil「橋に?なる?相当ボロボロだけど……」
__ボロの板切れを橋に使い、奥を進む__
__ふと、奥の教室に入り、暗くてよく見えないが、何かがあり、近づいてみると__
Match「(ペンシルが急に止まり、マッチがペンシルの背中にぶつかる)あいた! ど、どうしたのペンシル?!」
pencil「あ、あれ…ほ、骨じゃない? 」
Match「な、なんなの…?なんで…ここに…」
__この学校は、ペンシル達がいた世界とは切り離されて存在している__
__この空間に、何人もの罪のない人達が送り込まれていた__
*__此処は、恐ろしい力を持つ悪霊が作り出した、呪われた異次元空間、幾つもの空間が重なり合う、閉じられた【多重閉鎖空間】__*
__その時、教室の扉が開く__
……?
__視線を戻すと、そこには__
Match「……ヒィッ!!」
__ぼんやりと半透明の紫がかった青髪の少女が居た__
Match「ぺ、ペンシル、に、逃げよ!…、はや、早く!いやぁ!」
Match「はぁっ、はぁっ、はぁ……」
pencil「げほっ、げほ…… だ、大丈夫? マッチ。 」
Match「う、うん…それよりさっきの、幽霊、?」
pencil「ぼんやり光ってたよね…」
「幽霊とかなんとか…信じられないんだけど!」
「……ホントに、現実、なの これ…?わけわからない!」
「…………ただ校舎を出れば家に帰れる……なんて、簡単な状況じゃないのは……確か、なのかも…」
Match「だ、大丈夫だって! 明るく行かなきゃ! ね、ね?」
__再び教室の中に入ると、黒板に何かが描かれていた__
Match「なにこれ……? さっき、こんなのあった?」
pencil「わかんない……何かの絵……でしょ。」
__鋏(はさみ)を持った人と、数人の人の絵が描かれている__
__教室を出て、さらに奥に進み初め、一本道を曲がる時__
__泡のような__
__何かが__
__肉片となった何かがベチャリと壁に張り付いていた__
Match「きゃぁ! なな、なにこれ……」
pencil「……っ!? 気持ち悪い……」
Match「なんか……壁に思いっきり…向こうから叩きつけられて、潰れた死体っぽい… 」
pencil「う……ぷ。」
Match「! だ、大丈夫、ペンスペンス?」
pencil「だ、大丈夫……平気。」
「は、早く離れよ……げほっ、げほっ」
Match「…うん」
Match「ね、ねぇペンスペンス……?」
pencil「ん?」
Match「薬持ってない? 塗るヤツ。」
pencil「え、アンタまた?」
Match「うん……最近なんか調子悪くてさぁ〜」
pencil「ホレ」
Match「さんきゅー! じゃ、トイレでちょっと塗ったくって来る!」
pencil「……早めに戻ってきてよね…」
__その時、後ろの階段の方から声が聞こえた__
__………フラ…ワー……!……!何処に……いるの……!…!__
pencil「……? ルビー……の声?」
Match「お待たせ〜」
「薬ありがと、ペンスペンス。…はい」
pencil「あ、うん。ねぇ、マッチそれより、今、外でルビーの声がきこえたの、多分、下の階……」
Match「ホント!?行ってみよ!」
__ペンシルはマッチと一緒に階段を降りるが、階段の途中で挫く__
pencil「痛ぃっ!」
Match「ペンシル! 大丈夫? ……あっぶない……!」
pencil「んっ……あ、足が……
……ありがと、腕、掴んでくれて」
Match「足の捻挫、きつそうだね……
休めるトコで休みなよ。」
pencil「……そう……だね。」
Match「ほら、アタシに肩乗っけて」
pencil「ありがと……マッチ、助かるよ。」
Match「気にしない。気にしない。」
(これだけ探しても出口らしい場所は見つからないし…足首、もう限界かも )
__階段の奥の保健室の扉を開く__
pencil「あれ……意外と埃っぽくないね、ベッド。」
Match「ホントだ、良かったねペンスペンス!とりあえず休みなよ。」
pencil「うん、じゃ、ちょっと横になる。」
__ペンシルは隅っこのベッドに横になる__
Match「なんでそんな隅っこに?」
pencil「隅っこの方が落ち着くの、アタシ」
Match「あはは!わかる、アタシもそうだよ。」
「うん…よしよし…」
「板切れと包帯ゲットしたよ!……はい、ジッとしててね。」
pencil「あ、すごい楽……マッチ、ありがと。」
__マッチもペンシルの隣のベッドに横になる_
「って寝てるし、いいけど」
Match「お許しもゲット!では遠慮なく……」
pencil「……アンタといると、なんか普通にいつもの学校で喋ってるみたいだよ。 」
__フラ……ワー……!……グスッ……__
pencil「__またルビーの声!」
Match「聞こえたね……ちょっと見てくるよ。」
「ペンスペンスはもう少し休んでて?すぐ戻るから。」
pencil「心配だから、あたしも行くよ」
Match「ん、ダイジョブだって!ちょっとまってて?」
pencil「え、でも……」
Match「せっかくだし、もう少し休んでなよ……」
pencil「……うん、わかった……」
__マッチが保健室から出ていく_
pencil「ふぅ……」
(マッチ、大丈夫かな……)
…………
pencil「なんで……こんなことに……」
__ペンシルは立ち上がり保健室の扉を開けようとするが、びくともしない__
pencil「……?どうして鍵まで締めてるの……?」
__よく見ると、鍵は外したままになっています__
pencil「うそ……鍵かかってないのに、開かない……!」
pencil「……?こ、声?」
pencil「……!」
「だ…誰…? 何?」
__pencilは扉に視線を戻すと、扉にはたくさんの青い髪の毛が詰まっていた__
pencil「ひ、……人の気配……?」
__その時、ペンシルの目の前に、黒い、人型の影が現れる__
pencil「……!?」
「な、なに、これ、」
「きゃっ!」
(……逃げなきゃ!)
pencil「んッ…… …開かない……!」
「何よ、この髪の毛……!」
__ペンシルは近くにあるマッチ(物の方)を使い、髪の毛を燃やす__
__猛烈な悪臭を漂わせながら、髪の毛はボロボロに焼き切れ、扉が開く__
pencil「ハァッ、ハァッ、………ハァッ、ハァッ」
「ケッ…ケホッ! はぁ……はぁ……」
殺してやる
pencil「……!」
「うぷっ……、おえっ……」
「……けはっ、ごはっ。けほっ、けほっ!」
Match「ペンスペンス! どうしたの、大丈夫?!」
pencil「マッチ……」
「うっ……ぷ……」
Match「吐いちゃったら楽になるよ。」
pencil「うん、……ありがと、もう平気っぽい。」
「……ルビー、いた?」
Match「ううん……」
「……やっぱり、此処には……」
「私たち二人しか……生きてる人いないみたい。」
「静かすぎるし……」
pencil「……」
Match「ペンスペンスは、もうベッドで休んでなくて平気なの?」
pencil「休んでたら急に……真っ黒な幽霊みたいなのが、出て来たの。」
Match「マジ!? ……大丈夫だった?」
pencil「なんとか……」
「あの部屋、もう近寄らない方がいいね。」
Match「そっか……よかった。とりあえず無事で……。」
「じゃ、そろそろいこっか! …立てる? 」
pencil「…うん」
「…でも、行くって何処に?」
Match「ん……と……」
pencil「もう、大体周ったじゃん……校舎。」
「たくさん、死んでたじゃん」
Match「……」
(あ…やばい、またアタシ…)
pencil「もう、無理だって、……疲れた。」
Match「……ぺ、ペンスペンス!元気だして?なんとかなるって!」
「ありえないじゃん?死ぬなんて、私たち二人……」
「……ペンシル、疲れちゃった?らしくないよ?なんか。」
「……もっとアゲてこ!そしたら怖くないって!」
pencil「……ねぇ。何が、そう楽しいの?」
Match「ん、え?」
pencil「なんか、ずっと笑ってる。」
Match「そ、そうかな……」
pencil「このまま、ホントに出られなかったら……どうするの?」
Match「……。」
pencil「真剣に考えてる? なんとかなるよ、じゃなくてさぁ…!」
Match「ペンシル……」
pencil「__ごめん、手分けしない?
……別々に手がかり探した方が…効率いいかもしれないし。」
Match「そんな…」
「そんな言い方ってある?」
「私だって帰りたいよ!」
「それなのに……ペンシルにそんな言い方されたら……」
pencil「……マ、マッチ…… ごめ……あたし、」
Match「……」
pencil「……えと……」
Match「……私こそ、ごめん……」
「ペンシルがそうしたいのなら……」
「アタシ、行くね。」
__マッチはその場を去る__
pencil「……何やってんの、アタシ……(全然謝れてないじゃん……!)」
……本当は分かってた……
マッチの、私を励まそうって思い。
でも……このときのアタシには、あの娘の明るさが…眩しすぎたんだ。
数分後
Match「ペンスペンスぅ〜、うぅ……」
「……ばかぁ」
Match「?……誰か、呼んでる……」
……。
(アタシは、必死に走り出した)
(何処を走ったかも判らないくらい、無我夢中で)
(マッチの名前を、何度も呼びながら…)
(……気がつくと、アタシは校舎の3階にいた)
pencil「マッチー! どこにいるのー!?」
「……マッチねぇ! 1人にしないで!!」
pencil「ふっ……く…… うぅ……」
「……マッチ…?」
「いるの?」
__ペンシルは女子厠の中に入り、奥を進み、1つの便所のドアの前で止まる__
pencil「……?(人の気配……?)」
__ドアを開ける__
………!
__マッチは首を吊られていた__
!!
マッチ!!
………いやああああァァァ!
pencil「なんで!?どうしてよ!」
pencil「やだ……やだ!」
ク………ヒッ………
ペン………シ……
pencil「…マッチ! 生きてるの!?今助けるから!」
__ペンシルは近くにある錆びたバケツを掴む__
__錆びたバケツの中には、蛆虫の大量に湧いたなにかの肉片が入れてあった__
pencil「これを足場に……!」
ドサッ ボトッ
ガサガサガサ
pencil「う、ぅっ……!(気、気持ち悪い……でも!)」
__蛆虫をスカートや手に大量にぶちまけながら、錆びたバケツを手に入れる__
pencil「マッチ! 今助けるから……」
__!
__汚れたバケツを落とす__
……虚ろな目をしたマッチは、完全に脱力し、ゆらゆらと揺れていた……
pencil「あ……ァ ……あっ……!」
「いや…… 」
「……ううっ…… 」
pencil「……なんでよ! なんで、首なんて吊るの……!」
「……一緒に……生きて……ここを出ようって言ったじゃない……!」
「……やめてよ……」
「1人に……しないでよ!」
……ううぅ…… マッチ……
……さっきの事…謝らせてよ……!
ほんの数時間前、教室で楽しく笑ってたトモダチが
目の前で首を吊って絶命……こんな現実、受け入れられるわけない
信じない……アタシ……信じない。
信じない……!
chapter2へ続く
コメント
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読み終わりました……この第3話、かなり来ますね。まず多重閉鎖空間という設定の導入、そこで描かれる教室の異様さや、ペンシルとマッチの心理描写が丁寧で引き込まれました。特にマッチの明るさが眩しすぎてぶつかってしまうペンシルの心情、そして最後のあの展開……「1人にしないで」という叫びが心に刺さります。伏線と思われる青い髪の少女やルビーの存在、物語の核が気になります。続きが待ち遠しいです。