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ドッ と重い音を立て、砲丸が地面を転がる。







「14m!!!」








「すげぇ高木!!全然現役じゃねぇか!!!」








「どうする虎杖!!」







グラウンドには人だかりができ、その中には佐々木、井口の姿もあった。








佐々木は井口にそっと耳打ちする。








佐々木「ねぇ、虎杖って有名なの?」



井口「眉唾だけど、SASUKE全クリしたとか、ミルコ・クロコップの生まれ変わりだとか」







佐々木は死んでねぇだろ、ミルコ。と突っ込んだ。








井口「着いたあだ名は、”西中の虎”」








佐々木「….ダサくない?」










虎杖「ねぇねぇ、投げ方?


よくわかんねぇんだけど。適当でいい?」








高木「ん?まぁこの際それでファウルは取らん」








『悠仁ぃぃいい!!!ファイトだよーーーー』








虎杖「おー!!」






高木「(すまんな虎杖、神楽。短距離選手の虎杖に力勝負を挑んで….



だがこれで俺がどれだけ本気か伝わ)」








虎杖が勢いよく投げた砲丸は凄いスピードで突き進み、サッカーゴールの角に音を響かせてぶつかった。





サッカーゴールはあまりの威力に凹んでいる。






虎杖「おっし」








『おぉ!!!』







「大体…30m!!」





虎杖「俺の勝ち!!」








佐々木「虎って言うよりゴリラじゃない?」






井口「ピッチャー投げだったな」






虎杖は未だに目を丸くした状態で固まる高木の肩をぽんと叩いた。





虎杖「じゃっ先生、俺用事あっから。


ナイススローイング!




美優!!帰ろうぜー」








『かえるー!!!』







飛びついた美優を受け止め、また乱れた髪を整えてやる虎杖。






佐々木と井口はそんな虎杖に近寄り、






佐々木「虎杖も美優も、無理してオカ研残らなくていいのよ?」






虎杖「え」






佐々木「運動部の方が才能発揮できるんじゃない?」








虎杖「いや、色々あって5時までには帰りたいんだよね。でもウチ全生徒入部制じゃん?



それに、先輩たちオカルト好きなくせに心霊スポット俺や美優なしで行けないじゃん。」





「「うっ」」








虎杖は静かに微笑んだ。








虎杖「先輩たちがいいなら居させてよ。結構気に入ってんだ。オカ研の空気。



な、美優」








『うん!!私もオカ研大好き!!!!」







2人の素直さに照れを隠せず、顔がにやける先輩。






虎杖「?」






『顔真っ赤!!!リンゴ!!!!』







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伏黒「すげぇなアイツ、呪力なしでこの力か…禪院先輩と同じタイプかな。…….それより、あの女どこかで見たような…….」

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コメント

1

ユーザー

どっかで見たの?! 美優ちゃん可愛い!続き待ってます!頑張ってください!

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