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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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注意

曇らせ含みます

誤字などあっても作者は初小説なので大目に見てください

作者はまだまだにわかな為語尾の間違い、 一人称の間違いなどしてる可能性があります。

そういうの苦手な方はバックでお願いします









「先生っ!!」「先生っ!!」


誰かが私の名前を読んでいる…


「先生っ!!お願い…死なないで!!」


あぁ、この声はホシノかな、ほんとに心配症だな


「ホシノ、私は大丈夫だから、シロコ達のところに行ってあげて」


「先生を置いていける訳ないでしょ!!!」


「あはは、そう言って貰えてなんだか嬉しいなぁ」


「ねぇホシノ、真面目に聞いて」


「ね、ねぇ…どうしたの急に、最期みたいじゃん…」


「すごく短い間で色々あったよね、ホシノが誘拐されて、落ち着いたと思ったら別のシロコがきたり」


「私、すごく楽しかったよ」


「ホシノは1番辛い思いを背負ってきたと私は思う。だからこそ聞いて欲しいんだ」






「「幸せになってね」」


「せん…せい…?」


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」



ホシノ視点


先生が亡くなった、たった1つの流れ弾が腹部に当たってしまった、先生はキヴォトスの住民じゃないから銃弾1つで死んでしまう


「わ、私の…私のせいだ…」


「私のせいで…みんなの大切な人を…」


自分が守れなかったあまりにみんなの…

いや私の最愛の人を守れなかった


そのからの記憶はない、シロコちゃん達に聞いた話だと敵は全員制圧して、倒れていたらしい


シロコ視点


先生が亡くなってから数日たったホシノ先輩はあれから自分の部屋に籠るようになった

私達も最初は立ち直れなかった、でもなんとか持ち直してまた今まで通りの生活を送れるようになった

でもホシノ先輩は…

ご飯を食べなくなって対策委員会にも出なくなった。時々部屋のドアに耳を当てると啜り泣く声が聞こえる


ホシノ視点へ戻る


先生が亡くなって数日、私はまともにご飯を食べられなくなった。



フラッシュバックする

         あの時の記憶

              あの先生の顔



「うぅ…ゔぉえぇ」


時々ドアの外から足音が聞こえる、シロコちゃん達が心配してくれているのだろう。

その事実もあり私は余計に苦しくなった。


「ごめんなさいっ…ごめんなさいっ…」


私はそれしかいえなかった


キヴォトス全体では


ワカモ「先生が…亡くなったのですか?」


先生が亡くなった事実はそこらを彷徨っているワカモの耳にも届いていた、それほどまでにキヴォトスは混乱に陥っていた


「そんな…アナタ様…アナタ様…

せん…せい…」




ゲーム開発部


モモイ「先生が亡くなった…?私は信じない  っ!!信じないよっ!!」


ミドリ「お姉ちゃん!!落ち着いてッッ!!私だってどうなっているか分からないのッッ」


アリス「あ、あのぉ…アリスは落ち着いて欲しいでs」


モモイ&ミドリ「アリスは黙ってて!!!」


アリス「でもでもっ!!先生は復活するかもしれないです!!ゲームでは魂の国に行って復活の呪文を唱えれば死者蘇生ができます!!」


アリス「アリス…みんなのためならどこへだって行きます!!だってアリスは勇者ですから!!」


モモイ「アリスちゃん…これはゲームじゃないの」


モモイ「先生は…!もう2度と戻ってこないのッッ!!」








モモイ「あ…ごめん…アリスちゃん…」


アリス「いえ…いいんです…アリスも少し悪いところがありました」


アリス「アリス…今回で『死』が分かった気がします」





セミナー


ユウカ「先生が…亡くなった?…」


ユウカ「ちょっとノア!そんな嘘、冗談でも許されませんよ!!」


ユウカ「だって先生はここに居るじゃないですか!!」


ノア「ユウカ…ちゃん…もうやめてください…」


ノア「それは…先生じゃないんです…」


ノア「ユウカちゃんが先生と言っている物はッッ

ただの人形なんですッッ‼︎」


ノア「現実を見てください…大好きな先生を亡くし…大好きなユウカちゃんまで…私は耐えられないんですッッッ!!」





ゲヘナ風紀委員


ヒナ「嘘…でしょ…」


ヒナ「先生が…亡くなった?…」


ヒナ(なんで…なんでなんでなんでなんでなんで)


ヒナ「….原因は?」


モブ「指揮途中、流れ弾に当たってしまった事が原因のようです」


ヒナ「…どこの自治区?」


モブ「アビドス砂漠です」


ヒナ「?!?!」


ヒナ「私は用が出来た、少し場を開ける」


モブ「でっ、ですが仕事が立て込んでましt」


ヒナ 睨む


モブ「ひっ…」


ヒナ「これは命令だ、なにかあったら他の者に」


モブ「承知致しました…」


アビドス


ヒナ「….」


ヒナ(アビドスで先生が出る程の戦い中ならホシノが居たはず…なのになんで…)


ホシノ宅


____ピンポーン





ヒナ「….入るね」


ガチャ


ヒナ(思ったより綺麗、人が着て清掃はしているみたい)


ヒナ「部屋は…」


ヒナ「あっ…」


ヒナ(この部屋だけ雰囲気が異常…ホシノがいる?)


____コンコン



ヒナ「入るわよ」



____ガチャ



ヒナ「?!?!」


ヒナ「ッッッこれ…」


今にも折れてしまいそうな身体、ひどいクマ、冷たい身体


ヒナ「なにこれ…血….」


ホシノの手首には無数の傷があった

いつも包帯もなにもしていないのだろう、傷口の状態が凄く悪い


ヒナ「これ…は…」


ヒナ「ホシノの武器…」


ホシノの武器…あれほど大事にしていたのに…




ホシノ視点



ご飯を食べれなくなって数日、私は死ぬことしか考えてなかった。

自分でも引くほどの手首の傷..垂れ流しの血


ホシノ「…」

もう自分に意思なんてなかった、とにかく死にたかった


ホシノ「あ…」


私はふと目についた物がある


ショットガン


私が前まで愛用していた武器


ホシノ「気持ち悪い…」


ホシノ「気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い」


この武器を見るとあの時の先生を思い出してしまう

あの時守れなかった武器が憎い、


でもその時私は1つ思いついた









そのショットガンで頭を撃てば死ねる?…





キヴォトス人で頑丈な身体であってもこの弾はかなりの怪我を負う


気がついたら私はショットガンを手に持って頭に構えていた




「アビドスのみんな…ごめんね…」


「ユメ先輩…先生…今からそっちにいくから」





_______バンッッッ







ヒナ視点へ戻る





ヒナ「血がこべりついてる…」


多分…いや…そんな事は考えたくないけどホシノは自殺したんだろう


でも、凄く穏やかな顔をしている







数日後


ヒナ視点



先生が亡くなってから数十日経った

時間が解決するという事でシャーレの先生が亡くなったというニュースはなくなった。



キヴォトスは相変わらず綺麗な空だ

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