朝目が覚めて
真っ先に思い浮かぶ君のこと
「あまねくん会いたいな~」
思い切って前髪を切った
「どうしたの?って聞いてくれるかな」
「今日はあまねくんとデート!可愛いって思ってもらうためにおしゃれとか頑張ったんだからね!」
「行ってきますっ!」
ピンクのスカート お花の髪飾りさして出かけるの
今日の私はかわいいのよ!
「八尋さん!ここだよ!」
メルト
「あまねくん!!」
溶けてしまいそう
好きだなんて絶対にいえない……
だけど
「八尋さん?」
「あ、ごめんね!行こっか」
「うん、?」
メルト 目も合わせられない
「どこみてるの八尋さんw」
「えっ、ごめんね」
恋に恋なんてしないわ
わたし
だってあまねくんの事が……好きなの
「うわっ、雨降ってきちゃったね~。八尋さん大丈夫?」
天気予報がウソをついた
土砂降りの雨が降る
「うん、大丈夫…」
カバンに入れたままのオリタタミ傘うれしくない
ためいきをついた
そんなとき
「あれ?八尋さん傘忘れたの?」
「しょうがないから入れてあげるw」なんて隣にいるあまねくんが笑う
恋に落ちる音がした
メルト
「ありがとう、//」
息がつまりそう
「じゃあ八尋さん、帰ろっか」
「うん」
あまねくんに触れている右手が震える
高鳴る胸 はんふんこの傘
手を伸ばせば届く距離
どうしよう……!
想いよ届けあまねくんに
「(あまねくん、好き)」
お願い時間を止めて
泣きそうなの
でも嬉しくて死んでしまう!
メルト 駅に着いてしまう……
「もうすぐ駅だね。八尋さん雨濡れてない?」
「うん、大丈夫だよ‥」
もう会えない近くて遠いよ
だから
メルト 手をつないで歩きたい!
もうバイバイしなくちゃいけないの?
今すぐわたしを抱きしめて!
……なんてね
コメント
3件
尊すぎませんかッッ!?✨️
リクエスト叶えてくださりありがとうございます! 花寧々最高✨️