掌に落ちた透明な液体を、若井は指先でゆっくり転がす。
その滴りが艶めいて光るのを、大森は硬直したまま見ていた。
「……ほら、冷たいぞ。」
若井がゆっくりと大森の短パンに手をかけ、腰を引き寄せる。
「ちょ、若井……っ、ここで?」
「うん、ここで。……大丈夫、ソファ汚れても拭けばいいし。また後で風呂入ればいいだろ。代わりの服もちゃんと貸すから」
次の瞬間、若井はソファに押し倒すようにして大森の腰を押さえつけ、短パンの上からローションを垂らした。
「うわっ……!ちょっ、冷たいってば……!」
「ふふ、すぐ温まる。」
ぬるりと広がる感覚。
短パン越しに押し付けられる指先が、液体の滑りで想像以上にいやらしい。
「やっ……んっ……っ、若井……っ!」
「すげぇ……もう反応してるじゃん。ちょっと触っただけなのに……。」
若井の声は低く、笑いを含みながらもどこか熱を帯びている。
指が上下に動くたび、短パンの布地が擦れて、ローションの冷たさと摩擦熱が混ざり合う。
「だめっ……っ、あぁ……これ……っ」
「ほら、もっと声出してみろよ」
扱かれるリズムは徐々に速くなる。
布越しなのに、ぬめりで余計に敏感になり、声が抑えられない。
ソファの肘掛けにしがみつきながら必死に堪える大森に、若井は耳元で囁いた。
「……直で触れられたら、どうなるんだろうな?」
「やっ……直でなんて……だめ……っ」
「……試すか。」
そう言いながら短パンを膝まで下ろされ、ソファに座ったまま身動きが取れなくなる。
抵抗する間もなく下着が露わになり、そこへとろりとローションが直接垂らされる。
「っ……冷たっ……!」
下着の上に広がる冷たい液体が、じわじわと布を湿らせていく。
次の瞬間、若井の指がその上を滑った。
ぬるぬるとした感触が布越しに伝わり、思わず腰が浮いてしまう。
「んっ……ぁ……! やっ、……だめぇ……っ!」
「だめって言いながら……腰浮いてるぞ。」
「ちがっ……これっ、勝手に……んぁぁっ!」
わざとゆっくり、布地を擦りながら上下に指を動かす。
液体の冷たさと熱くなった肌との温度差に、大森は声を押し殺そうと必死だった。
しかし、ローションをまとった指が縦に強く擦りあげるたび、抑えきれない吐息が漏れてしまう。
「直で……っ、若井……お願いだから、もう……中、触って……!」
「へぇ……自分から懇願するんだ?」
「だって……もう、無理……っ、欲しい……っ!」
耐えきれず震える声でそう告げると、若井はニヤリと口角を上げ、下着を指で引き下げた。
そこへ、さらにローションをたっぷり垂らし込む。
冷たい液体が肌に直接触れる瞬間、大森の身体は大きく跳ねた。
「っ……ひぃっ!? あっ……冷たい……っ! でも……あぁっ……!」
「直はやっぱり違うだろ?」
「や……っ、だめ……気持ちよすぎて……っ」
「……ほら、動かすぞ。」
若井の指が下着の中へ入り込み、熱く滲んだ先端をぬるぬると擦り上げる。
ローションが布の中でいやらしい音を立て、さらに羞恥を煽る。
「んあぁぁっ……だめっ……そんなに速くされたら……っ!」
「速い方がいいんだろ? 声でバレバレだぞ。」
わざとリズムを乱し、時に優しく、時に激しく擦り上げる。
グチュグチュと音が下着の中で響き、その度に大森の身体はビクンと反応する。
耐え切れず腰が浮いてしまい、若井に押さえつけられる。
「逃げんなよ……ちゃんと感じてろ。」
「んっ……はぁっ……! もう、やば……いっ……!」
「ほら、我慢すんな。……出していいから。」
「やっ……んぁぁ……だめぇっ……っ、もう……イきそう……っ!」
若井の低い囁きが耳元を打つ。
限界を悟った瞬間、下着の中で熱いものが噴き出した。
「んぁぁぁっ……あああっ……!!」
ビクンと大きく跳ねる身体。
ローションと混ざり合った白濁が下着を汚し、じわりと広がっていく。
恥ずかしいのに、若井の視線が突き刺さるのがたまらなく快感に変わる。
「……すげぇ。下着の中、ぐっしょりじゃねぇか。」
「やっ……見ないで……っ」
指先で軽くなぞられるだけで、まだ敏感な部分がびくつき、腰が逃げる。
顔を真っ赤に隠そうとする大森の頬に、若井が手を添える。
「隠すなよ。……めちゃくちゃかわいい顔してる。」
耳まで赤くなった大森は、ソファにぐったりともたれかかる。
荒い呼吸が収まらないまま、若井の手がまだ下着の中にあるのを感じて、顔を覆った。
「……まだ終わりじゃねぇだろ。次は……もっと奥に試してみるか?」
囁く声に、再び身体の奥が熱く疼くのを感じ、大森は息を呑んだ。
コメント
4件
うわー!見るの遅れちゃった…(泣)!申し訳ありません💦 最高です!もとぱForeverです! そして何より、シチュエーションが好みすぎます!有り難や…有り難や… 次の展開が楽しみです!
これで終わっちゃうかな?って思ったらまだ続きあるみたいでちょーうれしい( *´꒳`* ) 次はどんなことされちゃうのかな? 大森くん(◦ˉ ˘ ˉ◦)