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この世界には、「ご都合設定」というものが存在する。特にアニメとその二次創作が豊富な日本という国には。その中の二次創作に注目してみると、二次創作におけるご都合設定において飛びぬけて有名であると言っても過言ではない設定がある。その設定とは、「〇〇をしないと出られない部屋」という設定である。〇〇という枠の中には、ある条件が入る。その中でも有名なのは、キスやセックスといった部屋主が入った人物同士の関係性や恋愛感情の移ろいを楽しむためだけにあると言えるような条件だ。まさにご都合設定。そんな世界中にご都合二次創作が蔓延る今現在、2人の国の化身がある部屋に閉じ込められた。
アメリカ「…」
イギリス「…」
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体、及び原作者様とは一切関係ありません。そして、この小説には戦争賛美等の政治的意図は一切含まれておりません。この小説では実在の国名を用いておりますが、あくまで物語を進行する上でのキャラクターとしてお楽しみください。この小説にはセンシティブな場面が含まれます。他にも私の趣味要素や物語を進行するために捏造された設定があったり名前のあるモブなどが登場人物として出たりします。それらが苦手な方は閲読をお控えください。
アメリカ(地獄だ…)
アメリカは今、上記の通りある国と一緒にある部屋に閉じ込められている。ある部屋というのは、「セックスしないと出られない部屋」。これだけでも苦しい条件だと言うのに、一緒に閉じ込められた肝心のその相手がさらにアメリカの首を絞めた。
イギリス「いきなりそんな事言われても…なぁ?」
そう、かつてアメリカを植民地支配していた元兄…イギリスだ。今2人は用意された椅子に腰掛けてテーブルを通して向き合っている。独立して“元”兄弟になったとはいえ、過去は消えないし当時の関係も上書きされたりはしない。だからこそこの部屋に閉じ込められた事も、話す内容がないようなこともアメリカにとっては辛かった。いつもの空元気も流石にエンジンがかからなかった。
イギリス「…アメリカ?」
アメリカ「はは…俺たちもう終わりだ…終わりだよ…」
イギリス(アメリカが全てを諦めてる…!)
イギリス「そんなに俺としたくないのか…いやそりゃそうだよな」
アメリカ(なんか一方的な勘違いを招いてしまっている気がする…)
アメリカ(別に君とする…のはまぁしょうがないなとはなるけど…)
アメリカ「えじゃあさ…君は俺としたいわけ…?」
イギリス「まぁ出るためにはな…しょうがないからな…?」
アメリカ「いやいやいや気持ち悪いとか思わないの!?」
イギリス「なんで?」
アメリカ「だって元兄弟でしかも今あんま仲良くないし…」
イギリス「確かにそうだが、元々俺はお前を兄弟としてものすごく愛していたわけで…」
アメリカ「それだけでいけるもんなの…?」
イギリス「そ、そもそも!お前はどうなんだよ!人の事ばっか聞いてるけど!」
アメリカ「えっ、俺!?俺は…」
アメリカ「そこまで嫌というわけでもないけど…welcomeというわけでもない…」
イギリス「絶対しろって言われたら?」
アメリカ「あー、それはまぁするけどさ…」
アメリカ「てか俺たち国はここにどんだけ居ても死なないわけだし!もうそれでいいじゃん!」
イギリス「でも一生ハンバーガー食えないぞ」
アメリカ「それはやだな…」
イギリス「な?嫌だろ?どっちにしろ嫌な方へ転ばなくちゃならねぇんだ、だったら気持ちいい方がいい」
アメリカ「確かに…あいやいやいや」
アメリカ(危ない危ない、俺はJapanese Dojinshiみたいにそうやすやすと流されないぞ…!)
アメリカ「と、とりあえず!この部屋についてちょっと調べてみようよ!」
イギリス「それもそうだな そうするか」
2人はそれぞれ部屋の中を調べ始めた。すると先にイギリスが何かの張り紙を発見した。
イギリス「おい、なんか貼ってあるぞ」
アメリカ「なになに〜?」
イギリス「えーと…?『この部屋は1時間ごとに媚薬入りミストが噴射されます』…」
アメリカ「『濃度は時間を過ごすごとに濃くなっていきます』…!?」
アメリカ「なんだいこれ!」
アメリカ「え、ちょっと待って?俺が起きたのがこの部屋に入れられて45分経ったあたりだから…」
イギリス「あと1分、だな…」
アメリカ「えー…」
アメリカ「まぁー大丈夫だよな!そもそも俺たち国に効くのかって話だし!」
イギリス「そうだ確かに!安物とかだったら効かない可能性がある!」
アメリカ「ん?待てよ」
アメリカ「ちょっと下に書いてある注釈読んでみるね」
イギリス「ん?おう…」
アメリカ「『※ちなみに媚薬につきましては、知り合いの科学者に任せましたので大の大人でも一滴で体温が急激に上昇するほどの威力になっております。効き目はご心配なく』…?」
2人「はぁあ〜!?」
イギリス「終わりじゃねぇかよこんなの!ふざけんな!」
アメリカ「そうだそうだー!準備よすぎるんだよー!」
イギリス「おい顔でも出したらどうだ部屋主!さっきからひとっことも聞こえねぇが!」
アメリカ「待って、やばい事に気づいちゃったけどさ」
アメリカ「この部屋たくさん噴射口ついてるんだけど、一滴でもって事はさ…」
イギリス「おいおい怖いこと言うなよ…」
アメリカ「あーどうしよう!」
2人が慌てている間に1分が経過し、ピッというか細いタイマー音が鳴った。それと同時に、部屋の空調が濁り、2人の体温が上昇し始めた。
イギリス「なんだこれ…暑…」
アメリカ「意外と耐えられるかなって思ったけど…厳しいかも…」
アメリカ(しかもこれ…ただ身体が暑くなるだけじゃなくて…なんか変な気分になってきた…!)
各々で溢れ出そうな性欲をなんとか抑えているうちに、かれこれ2時間が経過。更に火力の上がった媚薬が2人の弱体化して無防備になった身体を蝕む。
アメリカ(ほんとにピンチ…これ彼を襲うのも時間の問題かも…)
アメリカ(いやいやだめだだめだ!いくらなんでも無責任すぎるしそもそもどっちがボトムなのかって話だし…)
アメリカ(ほら彼だってあんなに頑張って耐えて…)
イギリス「はぁ、はぁ〜…」
イギリス「なぁアメリカ…こうやって長い時間耐えて苦しい思いするより早くヤって楽になろうぜ…?」
アメリカ(耐えてなかったー!!)
耐えてなかったのである。不運なことにイギリスは、一般人男性より効きが良く、敏感な身体だったのだ。
アメリカ「いやちょっと待って!ボトムはどっちなのさ!」
イギリス「俺、いけるから…」
アメリカ「えっ?」
イギリス「な?ベッド行こうぜ」
アメリカ「あ、ちょ、あ〜…」
完全に理性を失い脳天からつま先までが空になったイギリスは、アメリカをベッドにふらふらと誘導し、力の入らない手で押し倒した。
アメリカ「はぁ〜……」
イギリス 「なんだよ、嫌でもやんねーとなんだぞ」
アメリカ「いやわかってるけどさ…」
イギリス「どうすればやる気になるんだよ?」
アメリカ「え〜…」
イギリス「ま、そうだよな…」
イギリス「ごめんな、やっぱり急に言われても気が引けるよな」
アメリカ「いや、そんな事…」
イギリス「でもなるべく痛くしないから」
アメリカ「んっ…!?」
イギリスはそれだけ言い残すと、キスでアメリカの口を塞ぎ込み前戯に没頭した。前戯がエスカレートしていくとともにベッドの揺れも激しくなり、2人の時間も身体も蕩けていく。
_なお、あの張り紙には「行為中はミストの機能は停止する」などと言う内容は書かれていないのであった。
アメリカ(…そんなこんなで今、)
イギリス「ん…はぁっ…」
アメリカ(イギリスの中に入れるとこだったんだっけ…)
イギリス「…アメリカ?アメリカ…!」
アメリカ「あっ、ごめん」
イギリス「どうした?やっぱり俺とする気なくなったか…?」
アメリカ「いや、ごめん ぼーっとしてただけ」
イギリス「気分悪くなったらすぐ言えよ 無理してやることねぇんだから」
アメリカ「うん…なんか媚薬もどんどん濃くなってるっぽいし早くしないと…」
イギリス「おい、せいぜいお手柔らかにな?俺が歩けなくなる」
アメリカ「わかってるよ じゃあ続きするね…」
イギリス「ん…」
アメリカが微量の力をこめて自分のものを押し上げると、ぬぷぷ、と空気が這い出でるようなきつい音が響いた。イギリスはかすかな快感を確かに身体に残すためにシーツをつかんで震える胴体を固定した。
アメリカ「ごめんね 痛いと思うけど、我慢して」
イギリス「大丈夫…家で結構解してるから」
アメリカ「通りでこんなに柔らかいのか…」
イギリス「んっ…恥ずかしいから言うなよばか…」
アメリカ(エロ…)
アメリカ(…ん?俺今…)
アメリカ「じ…じゃあ、動くね」
アメリカが動き出すと、ぱちゅぱちゅとなまめかしく柔らかい、肌と肌が触れ合う音がした。彼はそんな媒体越しでしか見た事のなかった未知の境にひそかに興奮しながらも、落ち着いた様子で腰を上下させた。
イギリス「はっ、ぅんっ…んん…!」
アメリカ「ねぇ、さっきからずっと思ってたけどなんで声出さないの?」
アメリカ「辛いとかじゃなさそうだし…」
イギリス「だ、だって…俺みたいな男が声出したら萎えるだろ…」
アメリカ「萎えないよ別に、ていうか出した方が気持ちいいでしょ?」
アメリカ「君にも気持ちよくなってほしいんだよ俺は」
アメリカ「だからその手退けてよ」
イギリス「嫌だ…俺の声女っぽくてキモいし」
アメリカ「余計気になる もういいや強引に退けるね」
イギリス「あ、ちょっ…!」
19歳の押し寄せる好奇心は止まることを知らない。自販機の隙間に手を伸ばすように、身近な人の知らない面に入り込んで行くのがどれだけ楽しい事か。これが優越感というものだという事をこの人に昔教えてもらった。そして今も体現して教えてもらっている。腰の打ち付けを連ねていると、次第に甘い嬌声が聞こえてくるようになった。
イギリス「んっ、ん…あっ、あっあっ!やぁ…」
アメリカ「なんだ、可愛い声出るんじゃん」
イギリス「どういう意味だコラ…」
アメリカ「いや普段は生意気なのになーって」
イギリス「あっそ、言ってろバカが…」
アメリカ「照れてんの〜?」
イギリス「照れてねぇよ!」
イギリス「いいだろもうあっち向けよ…」
アメリカ「ねぇ、その顔本気で可愛いんだけど…」
イギリス「へ…?」
アメリカ「キス、していい…?」
イギリス「好きにすれば…」
アメリカ「ありがと…」
イギリス「ん…あっ、まって…キスしながらは…ぁうっやばいから…ねぇっ 」
アメリカ「言ったでしょ?君にも気持ちよくなってほしいから」
イギリス「気持ちいいっ、気持ちいいからまってぇっ…ふぁっ、あっ!」
アメリカ「んっ…締め付けすごいね…」
イギリス「はぁっ、あっあっはぁんっ、変な声…出るっ…!」
アメリカ「初めてだよ…君のことこんなに可愛いって思ったの」
イギリス「あっ、ん…お前は…素直な俺の方がいいのか…?」
アメリカ「え?なんでそんなこと…」
イギリス「初めて可愛いって思ったってことはいつものぶっきらぼうな俺よりもこっちの方がいいってことだろ…?」
アメリカ「いや…」
元兄にこんな恥ずかしい気持ちを浴びせるとか、プライドが折れそうで仕方がないが本人が勘違いするよりいいと思ったアメリカは正直に気持ちを告げた。
アメリカ「俺…どっちの君も好きなのかも…」
イギリス「は…?」
アメリカ「この気持ちが義理の家族としてってことはわかってるけど…どんな君でも魅力的だって感じたんだ…」
イギリス「そーかよ…」
アメリカ「ねぇ君は?」
イギリス「あ?なんで俺まで…」
アメリカ「俺だけって不公平でしょ。」
イギリス「…そりゃ…弟だったんだから今も大好きに決まってんだろ…」
アメリカ「どういう意味で?」
イギリス「義兄弟としてに決まってんだろ!」
アメリカ「そっか ありがとう」
イギリス「…あっ!?まって、そんな激しくしたら…あっ、あんあんっやばいからぁっ!」
イギリス「無理…イっちゃう…」
アメリカ「もうすぐイくの?」
イギリス「そうだよ…だから…!」
アメリカ「じゃあせっかくなら君の好きな体位でイかせてあげる どうしてほしい?」
イギリス「じ、じゃあ…俺足持ってるから、このまま挿れて…」
アメリカ(何これ…っ)
イギリスが要求したのは、正常位からM字開脚をし、そのまま後ろに足を倒して太ももを持つポーズ。あまりにも官能的な元兄、元保護者ともいえる彼にゾクゾクした。
アメリカ「騎乗位とかじゃなくていいの?」
イギリス「いいんだよこれで…つかイきかけなんだから早くしろよ…」
アメリカ「あ、そうだねごめん 挿れるね」
アメリカは、イギリスの締まりきった腸壁をすべて押しのけるように奥までそれを挿れ込んだ。そこから、音が変わるほど激しく腰を振った。
イギリス「うっ、く…あっ!あっあっあっ、んっイくイく、イく〜〜っ!!」
ハートが溢れ出しそうな高い喘ぎ声にアメリカは思わず視界がぐらつき、イギリスと同時に達した。
イギリス「はぁ…ん…一緒にイったな…アメリカ…」
イギリスはアメリカの目にかかった髪を優しく手でのけ、頬を撫でた。
アメリカ「君ほんと、顔はいいよね」
イギリス「どういう意味だそれ!」
アメリカ「じゃあ詳しく言ってあげようか?君って顔綺麗で美人だしイく時の顔も可愛いしあとはあとは…」
イギリス「わかったわかったから!」
イギリス「それ以上褒めんな…」
アメリカ「あ、あと1つつけ足しとくよ!最近気づいたけど照れてる顔も可愛いよね、君って!」
イギリス「はぁ!?」
アメリカ「じゃ、ドア開いたみたいだし俺は行くよ!goodbye!」
イギリス「…はぁ…?」
イギリス「アメリカが俺の事素直に褒めるなんて…あいつ、媚薬でおかしくなってんのか?」
最後にイギリスからしたら重すぎる爆弾を落としてアメリカは去っていった。ドアを通してイギリスがアメリカの態度に面食らっている間、もう片方のドアの向こうでもまたアメリカは今までの事について頭を抱えていた。
アメリカ「…いっ、」
アメリカ(イギリスとセックスしちゃった〜…!!)
アメリカ(いやまぁそれは不可抗力なんだけどさ…)
アメリカ(あのイギリスが俺のでよがってんのがまず「は?」って感じだよねうん)
アメリカ(言ってなかったけど俺童貞だし。あっちも一応…処女ってことでいいのかな…)
アメリカ(てかまっじで何あれ!随分と慣れた喘ぎですけども!)
アメリカ(あの人やっぱ処女じゃなかったりする?それとも口先以上に1人エッチしてるとか!?)
アメリカ(…いや、余計な詮索はやめよう 虚しくなるだけだ)
アメリカ(それよりも問題は明日どうするかだ…!誰かに相談するべきか、墓場まで持っていくべきか…)
アメリカ(さっきはあんな態度取ってたけど…どんな顔して会ったらいいの…?)
アメリカ(ん?待てよ…俺ってもしかして…)
アメリカ(イギリスの事好きなのかな…)
???「あぁ、飴終わっちゃった サイダーのつまみとしてちょうどよかったのにな」
???「にしてもこの2人の絡み見てて飽きないなぁ〜」
???「2人揃ってツンツンし合ったと思ったら急にデレだして」
???「これが祖国の言ってた「義兄弟萌え」とか言うやつか、確かに栄養価が大豆より高い」
???「でも他の人からしたら私は正体不明の許せないモブキャラなんだろうな、いわゆる夢主?とか言うやつか。面白いや」
???「だが!私は祖国から土下座により懇願された2人の恋路を影で全力でサポートさせていただくサポートキャラクター!」
???「これだから他の人の恋愛見守るのはやめられないね!」
???「さて、明日の会議は祖国のスパイとしてどう忍び込むか…楽しみだな…」