テラーノベル
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ち き ん 🍗
一瞬。本当に、一瞬だけ。
リビングが静まり返った。
さっきまで騒いでいたのメンバーたちも、全員固まっている。
「……え?」
たっつんがゆっくり顔を上げた。
じゃぱぱは、自分でも言うつもりなかったみたいに少し目を見開いている。
「いや、今のは、その……」
珍しく言葉に詰まるじゃぱぱ。
その瞬間。
「「「うわぁぁぁぁぁ!!!!」」」
大絶叫。
「告った!!!」
「今の完全に告白!!」
「録音した!?」
「してへんわ!!」
たっつんの顔は真っ赤。
じゃぱぱも耳まで赤い。
なのに周りは止まらない。
「返事は!?」
「返事!!」
「王様ゲーム史上一番でかいイベントきた!」
「お前ら黙れぇ!!」
たっつんが叫ぶ。
でも、そのあと少しだけ静かになった隙に。
じゃぱぱが小さく笑った。
「……嫌なら忘れて」
その言い方が、思ったより優しくて。
たっつんは一瞬黙る。
周りも、今度はちゃんと空気を読んで静かだった。
そして数秒後。
たっつんは視線を逸らしたまま、
「……嫌とは、言ってへん」
と言った。
「「「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!」」」
再び大騒ぎ。
うりはソファ叩いて笑ってるし、どぬくは「青春すぎる!」って叫んでるし、のあは「よかったねぇ〜」って拍手してる。
そんな中。
じゃぱぱは少し照れた顔で、
「じゃあ、期待していい?」
と聞いた。
たっつんはクッションで顔を隠しながら、
「……知らん」
って言うのに。
耳だけは、ずっと真っ赤だった。
続くー!
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