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向日葵のような君
初夏を彷彿とさせるじんわりとした生温い風が、首筋にまとわりつく。鳴り響くは聴き慣れない、路面電車の踏切の音。
その向こう側にいるのは、向日葵のような君。
『転校生の、緑瀬すちくんだ。東京から引っ越してきたらしい、お前ら仲良くしろよー』
はーいっ!
『じゃ、自己紹介してもらってもいいか?』
🍵「緑瀬すちです、よろしくお願いします、」
あんまり多くは語らない人だった。
まにきとなっちゃんはつまんなそうなやつって言ってたけど、俺はそう思わなかった。
👑「すちくんって、トカイから来たんよな?」
🍵「…うん」
👑「ええなぁ、っ俺、大人になったらトカイに出て行きたいんよっ!」
🍵「…へぇ、」
初対面は、うるさい子だった。
太陽の光が反射する夏の陽を抱えたような髪と眩しいくらいの笑顔。きらきらと光を纏った左耳の銀色は、彼らしくない、どこか静かで冷たい光を放っていた。
今思えば、しつこいくらいだった気がする。
理由はわからないけど、多分俺のことだから単純で、クールな雰囲気の貴方がカッコよかったから、みたいなもんだと思う。
👑「…なぁ、すちくんって好きな人おらんの」
🍵「…いない、」
👑「じゃあ、っトウキョーでカノジョおったことある?」
🍵「…さぁ?笑」
👑「ぅわぁ、っぜったいおったやんかっ!!」
🍵「どうだろね、」
そう言ってから少し微笑む。
彫刻のように整った顔立ちに、静かな強さが宿っていた。貴方の、横顔が好きだった。
正面から見ると、なんだか照れ臭いから。
『1組の転校生、”オトコがスキ”なんだって』
なんていう噂を耳にした。
いるまくんはそれを聞いた時、今まで見たことないくらいしかめっ面だった。「顔怖いよ」って言ったら、俺を見つめた後、すぐいつも通りの表情に戻った。
いつもより早く登校してみた。気分で。
まにきは髪のセットができてない。
こさめちゃんは2秒前に起きた。
らんらんは生徒会の仕事があるからって。
なっちゃんは電車逃したらしい。
だから久しぶりに1人で。
いつもは5人だったけど。
ついた時、ふと気づいた。
すちくんの下駄箱の扉が少し開いてた。
俺はいつも来るのが遅いから、知らなかったけど、その様子を見る限り、すちくんはいつも一番乗りらしかった。
教室の扉を開けた。老朽化の進んだ校舎のドアはギシギシと音を立てながら開く。
大好きだった綺麗な横顔は、どこか悲しげだった。
👑「すちくんっ!おはよ!」
🍵「!、」
👑「おれっ、今日は一番乗りやと思ってんけどな〜っ」
🍵「おはよう、」
ワンテンポ遅れた返事。心地よかった。
すちくんはというと、少し焦った様子だった。いつもは俺の目を見て話してくれるのに、その日だけは机の上に突っ伏してた。
👑「まにきー!帰るよっ!」
📢「わーってるわ、」
🌸「今日あそぼーぜ」
🦈「え!!ちょーあり!!!」
🍍「…」
👑「、?どしたんなっちゃん」
🍍「いや、…なんでもない」
👑「?、そっか、」
いつもより自然と早く目が覚めた朝は、
セミの声がまだ遠くて、世界が自分だけのものみたいだった。
湿ったアスファルトと、土と草の匂い。
夏の匂いが鼻の奥をかすめるたび、
胸の奥で名前を呼びたくなる誰かがいた。
今日もきっと、貴方はあの席にいる。
そう思っただけで、まっすぐ学校に向かう足が、ほんの少しだけ速くなった。
でも、今日は違ったみたい。
俺が一番乗りだった。
たしかに、登校可能時間ぴったりに来ちゃったし、俺以外そんな人いないか。
ちょっと残念だったけど、そんなことなかった。いつも気になってた貴方がよくみてる窓からの景色。気になって少しだけ貴方の席に座ってみようとした瞬間だった。
👑「…え?」
どうしてこんなことを、って。
目の前の文字を何度も見返すけど、答えなんてどこにもない。
ペンのインクは乾いていて、そこに込められた誰かの悪意だけが、生々しく残っていた。
消そうとしても、消えない。
こすっても、広がるだけ。
机の上なのに、心の奥を汚されたみたいだった。
無駄なのかもしれないけど、大好きな貴方が見てしまわないように。
数分した後、擦る腕が疲れてきて、ため息をつきながらすちくんの席に座ってみた。
その瞬間扉が開いた。
バチっと目が合った。
すちくんは急いでこっちに走って来て、俺をみた後すぐに机に目をやった。
🍵「っ…、」
👑「…誰にされたん、」
「おしえて、すちくん…」
静かな沈黙。少しだけ震える貴方の唇。
🍵「…自分でしただけ」
あまりにも無理矢理な返答だった。
でもそれが貴方のした選択なら、俺が口を突っ込める権利なんてないはずで、でも馬鹿な俺だからそんなことわかんなくて
👑「…そんなわけなくない?、」
「すちくん、こんな変なとこではねたりしないじゃん」
🍵「っ…、」
👑「ウソなんて吐かんといて、」
🍵「…ウソ?、」
👑「…や、やって…、こんなん自分でする人おらへんやr」
🍵「わかった気になんなよ、」
👑「っ…、」
🍵「お前に俺の何がわかんの?、」
👑「…そ、そりゃ、全部はわかんないけど、」
🍵「…じゃあ口出してこないで、」
そう言ってから静かに席に座る。
初めて貴方に怒られた気がして、目頭が熱くなった。頭もまっしろで、ずぅんとおもたかった。
揺れる視線の中で見えたのは、震える貴方の少し焼けた腕。
それから、少しずつ話さなくなった。
最初の頃は友達からはめちゃめちゃ不思議がられたけど、なんとなーく理由は躱してたら普通に受け入れてくれるようになった。
すちくんはというと、今までと変わらない。
綺麗な横顔で太陽の光を受けながら、女の子にキャーキャー言われて、当の本人は無関心そうに分厚い文字ばかりの本を読んでる。
『あ、みことじゃん』
👑「!、」
ひとりで帰ってる途中の出来事だった。
俺は、みんなと帰る方向が少しだけ違うから最後の10分くらいだけ1人で歩く。
その時間は、みんなといれなくて寂しい気持ちもあるけど、なんだか落ち着く。
その時の出来事。
『久々だなぁ、高校入ってから喋んなくなったし』
👑「そうだね、」
中学の時の同級生だった。
今は別のクラスで、階も違うからあんまり関わりがなかった。
昔の話に花を咲かせ、自然と笑みが溢れてくる気がした。ひとりも好きだけど、やっぱり賑やかなほうが大好きだから、毎日こんな風に帰ってみるのもありだななんて考えた。
『あ、そういえばお前、』
👑「?、なぁに」
『1組だったよな?、転校生クン』
👑「あぁ、うんっ」
『お前めっちゃ懐いてるって噂立ってたけど、大丈夫やったん?笑』
👑「…へ、?どゆこと、」
『いやいや、アイツ、オトコがスキなんだろ?笑』
👑「…、そうなの、?」
『え?知らんかったん?』
👑「…うん、最近、話せてなくて、」
『…ふぅん、ま、よかったんじゃね?、』
『アイツといると変な噂立てられるし、関わんないが吉だろ』
👑「…あのさっ、そのウワサって、誰から聞いたの、」
『…ん〜、いやいろんな人が言ってけど、俺は、2組のーーから。』
👑「…そっか、ぁ」
『あ、じゃあ俺こっちだから』
👑「うんっ!じゃぁね、っ」
次の日の朝。また早く登校してみた。
あの日の朝とは違って、気持ちは重くて曇りの日みたいで。
👑「…、」
🍵「…」
👑「おはよ、すちくん」
精一杯振り絞った声で、
久々だから緊張してしまって、
目線は少し泳ぐ。
🍵「…おはよう、」
こんな当たり前のことが、たまらなく嬉しくて、あたまがまっしろになっちゃうくらい。
👑「…ねぇ、すちくん、俺のこと嫌いじゃない?」
🍵「嫌いなんて言ってないよ、」
👑「じゃあ、スキ、?」
そう言った時、すちくんはまっすぐとこっちを見つめてきた。
上から下まで舐めるように俺をみて、思わず喉が鳴ってしまうくらい。
その後、諦めたみたいなため息と共に目も合わさずに、
🍵「…お前、その言葉の意味分かってんの」
👑「え、…?わ、わかってるっ」
🍵「…じゃあ俺の噂は?お前知ってんの?」
👑「…ウワサ、?」
「、…しってる」
🍵「…ああ笑、、」
「スキだよ、スキ。」
諦念したような口調で、半笑いのまま、俺が欲しいスキとは、全然違った。
でも、それ以上触れてくるなと言わんばかりの貴方の横顔が、俺を黙らせた。
👑「…うぇ、」
突然のことだった。いつも通り下駄箱を開けた。思わず目を瞑るくらいキツい臭いと共に、生卵がずりおちてきた。
そんな俺をみたらんらんは、すぐに状況を理解してトイレまで連れて行ってくれた。
こさめちゃんがパーカーを貸してくれた。
こさめちゃんは俺よりも大きいからブカブカ。でも、あったかかった。
その後マニキとらんらんは犯人探しに、なっちゃんは下駄箱を掃除してくれた。
俺は、こさめちゃんに励まされたけど、本当に心当たりがなくて、悲しいというより、疑問の方が強かった。
6時間目が終わって、掃除の時間になった。
ひとりで図書館まで向かった。
足取りが少しだけ重かった。
👑「ひゃ、ぁッ゛…ぅ」
上から突然冷たい水が落ちてきて、びっくりした。周囲の本に飛んでないかなって、焦って周りを見渡してたら、知らない人たちが数人。
『お前、ホモなんだろ?笑』
👑「、え?」
『転校生と仲良くやってたじゃん笑』
『スキって言い合ってんの、オレ見たし、』
👑「…、っす、すちくんのこと?」
『そりゃそうだろ、ホモとかきもちわり〜w』
『お前、いっつもいるまとからんに守ってもらってるもんな〜』
『ま、アイツ反応少なくておもんねぇし、これからはお前で楽しむわw』
👑「!、…すちくんの机の落書きってお前らがしたの、」
『…は?そうだけど何?笑』
👑「…なんであんなことすんの、」
『気持ち悪いからだよ、男のくせに男がスキとかありえねぇだろw』
『アイツ、男と無理矢理ヤろうとして退学喰らって田舎に引っ越してきたらしいぜ笑』
『そんな奴受け入れんなよな〜笑』
👑「…すちくんは、そんなことしないから」
「ウワサウワサって、馬鹿みたい、」
「自分の目で確かめてもないような奴が好き勝手にすちくんのこと言わないで、」
『あーあー、ごめんごめん笑、恋人くん(笑)のこと正論でディスられて図星?笑』
👑「…だから、すちくんはそんなことしないって言ってるじゃn」
🍵「…うるさいんだけど、」
『!、…うわ〜w』
『正義のヒーローって奴?笑、きしょw』
🍵「…この人は関係ないから、」
「関係ない人を巻き込まないでくれる?」
👑「か、関係なくないもんっ!」
『きもいからそーゆーのあっちでやれよw』
🍵「…大体、タイプじゃない。」
👑「、!…、」
『うっわ〜wwきちぃ〜、オレ狙われてるかも?』
🍵「…お前もちげぇよ、」
👑「…、」
『は?w知ってるわだとしたらきめぇし、』
『てか、男スキなの認めるんだ?』
🍵「…はぁ、」
👑「…、べ、別に、誰が誰をスキでいようがよくない?、それでお前らに迷惑かけてないし、っ」
『ウゼェな黙ってr』
📢「…お前ら、何してんの」
🌸「西崎、近藤、…」
🍍「…あんまり調子乗んなよ」
🦈「みこちゃん、風邪ひいちゃうよ」
👑「、!こ、こさめちゃん」
🦈「制服乾いたからそっち着替えよ、」
👑「ぅぱーかー、濡らしちゃった、ごめんねっ、」
🦈「そんなのどうでもいいよ、みこちゃんが風邪ひいちゃう方がやだ」
『…っ、てかお前らもホモなんじゃねぇの?笑』
📢「…」
🌸「いるま、」
📢「…わかってる、」
「ずっとスキだった2年の神崎先輩、転校してきたイケメンにとられてそんなに悔しいかよ笑、」
『!、…は、?』
🌸「…根も葉もない噂しか流せないお前らと違って、こちとら証拠押さえてんすわ笑」
「流されたくなかったらとっととどけよ、あと2度とみこと…と、転校生に手ェ出すな」
🍵「!、…」
👑「…、ふぅ、ありがと、こさめちゃん」
🦈「全然いいよー!マニキとらんくんが犯人ちゃんとやっつけてくれてると思うからもうあしたからはあんしんだよ!」
👑「んへ、ふたり頼りになるなぁ」
🦈「んね!笑、」
🍵「…なんで俺まで?」
📢「…別に、気分」
🌸「いるまはツンデレだから言わないよ笑、」
🍍「みこととアイツらが口論してんの見た時、廊下めっちゃダッシュしてるお前が見えたから笑」
「男気あんじゃんてんこうせー笑」
👑「らんらんっー!まにき!なっちゃん!!」
📢「!、大丈夫か?」
👑「うんっ!げんきー、!でも、喧嘩とかしたことないしつかれた、」
🌸「ごめんな、図書室校舎違うし遅くなった」
👑「いいの、ありがとぉ、」
🍵「…、」
🦈「なぁ、転校生クン。」
🍵「え、はい」
👑「…てんこうせいくんやないよ、」
🦈「、?」
👑「すちくんやもん、ね?」
🍵「…、うん」
👑「お名前で呼ばな失礼やで、こさめちゃん」
🦈「たしかに!!ごめん!!すっちー!!」
🍵「…すっちー、?」
📢「すちね、」
🌸「…じゃあ、質問ね。みことがいじめられたのって、もしかしてすち関係ある?」
🍵「…うん、」
👑「…ええ?!」
🦈「やっぱり〜、」
🍵「…すみません、大事なんですね。その子のこと。」
「…関わんないようにするんで、」
🌸「いや別に、いいんだけどね関わっても。」
「むしろ、みことのこと蔑ろにしてる方が許せないから」
🍵「…、」
🦈「すっちーさー」
🍵「!、」
🦈「みこちゃんのこと好きやろ笑(ぼそ、」
🍵「、!/は、?」
👑「!、な、なになにっ何話してたん、」
🍵「なんでもない、っ君には関係ないし」
👑「、!…、っ」
🌸「あ、みこと悲しませた〜、すちペナルティいるまからの世界一痛い平手打ち決定〜」
📢「歯ァ食い縛れよ、すち」
🍵「えちょ、…っ」
🍍「…まあまあ、笑、一旦置いといたれって」
📢「一旦、な」
🦈「あの反応は図星すぎてしぬWW」
🍵「ち、違います!、てか…そっちじゃない方がいいでしょ、俺と関わんない方が絶対にいいし…」
👑「…、」
🦈「…別にさ〜、君の噂が全部全部本当だと仮定してね、」
🌸「俺ら特に何も思わないんだよね〜笑」
📢「流石に犯罪までは認めらんねぇけど、」
🍍「みことが好きになった奴なら、そんなことしないってちゃんとわかるし」
👑「…べ、別に好きやないもん」
🦈「え〜?すちくんかっこいい〜!ってずっと言ってたやん笑」
👑「い、言ってへんし!こさめちゃん余計なこと言わんとって!!!/」
📢「男が好きでも、別にいんじゃねぇの、俺だってこいつと付き合ってるし。」
🌸「えまって、今なの!?今してよかったの!?いるまが黙っとけっていうから黙ってたのにまじで?!?!!?!」
📢「うるせぇなだまれ、/」
🍍「やっぱりか〜笑」
👑「え!!なっちゃん気付いてたん!?」
🍍「こいつら最近距離ちけぇなって思ってた」
📢「…でもそゆお前らも付き合ってる」
🦈「え!!ばれた!!!!!!!!」
🌸「こさめがわかりやすすぎるからな」
🍍「まあ?笑」
📢「だからあとはみことだけだな笑」
👑「ええっ、俺今日情報量多くてもう死んじゃうよ、…」
🦈「んふふっ、みこちゃんの運命の人はどこにおるんやろなー?」
🍍「なー?笑」
🍵「視線が痛いんですケド、」
🌸「ま、ゆっくりでいんじゃね?笑」
📢「あ、あと、お前これから休み時間本読むの禁止な。」
🍵「え、」
🌸「俺らと話そう、」
🍵「いや、でも…」
🦈「…嫌なの〜????」
🍵「…嫌じゃないですけど、」
🍍「じゃあ敬語禁止で、おれなつ」
🦈「こさめだよ!!」
📢「いるまな、」
🌸「らんだよ〜!」
「…ほら、みこと」
👑「俺は言ったことあるもん、覚えないかもしれんけどっ!」
🦈「ありゃりゃめんどくさモードはいっちゃった」
🍵「…」
👑「、お、覚えてないんやったらヒンt」
🍵「みこと、。みこちゃん」
👑「…、っ/」
「、ぅんっ、!」
🍵「…/、」
🦈「ひゅぅひゅ〜っ、♩」
🍍「あんま煽んなこさめ笑、」
その日は、初めて6人で帰った。
いつも通り、俺だけ1人違う道だと思ってた。でも、違った。あなたも同じだった。
4人とはお別れして、ふたりだけのペースでゆっくりと歩く。他愛のない話をして、目を合わせて笑い合って、少しの沈黙もでないくらい、もったいない時間がないくらい、あなたに溺れた。
初夏を彷彿とさせるじんわりとした生温い風が、首筋にまとわりつく。鳴り響くは聴き慣れない、路面電車の踏切の音。
でも、今はそれだけじゃない。
夕暮れ時の蛍の光。井戸端会議中の近所のオバサン。ミンミンと五月蝿い蝉の声。
それと、向日葵のような君。
夏の陽を抱えた綺麗な糸が、風に揺られる。
まっすぐで愛おしい笑顔が向けられる。
🍵「…きれいだ」
思わず溢れた思いは、路面電車がかき消してくれた。
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緑と黄色のサムネ?見て叫んで、タイトル見て叫んで、一行目読んで叫んだ。天才だ貴方 何回でも言わせて貰うんですけどあのワードセンスが光り輝き過ぎている😭💘 これが無料で読めていいはずがない↕️ 都会、東京、彼女、好き、男 、噂 って単語がカタカナなの黄さんからしたら遠い手の届かない場所( あまり関わりのない世界 )で、緑さんからしたら苦くて嫌な記憶みたいな感じだと助かるなって言うオタクの戯言 ぁ…、( 察 ) やだやだこの幸せがなくなる気がする そんな噂耳にしないで😭😭😭😭