死にたい君と生きたい僕
⚠青桃です!初めての小説なので下手です!BLなので苦手な人は見ないようにしてください!!ご本人様は関係ございません!
本当に下手だし誤字も多いと思いますが大目に見てください!
「……」
青髪の少年と桃髪の少年が屋上で空を見つめる。建物の下には沢山のパトカーや野次馬達がいる。
僕は、今からここから飛び降りる。
それはこのパトカー達から逃げるためではなく、僕の隣にいる彼と死ぬためだ。
「…ねぇ、桃くん。」
僕は彼に声をかけた。彼は無言でこちらを見つめる。
「僕達、これから死んじゃうんだよ?怖くない?」
そんなふうに聞くと彼は見たこともない笑顔で言う。
「怖かったらこんな所にいねぇよ。」
「はぁ、はぁ、 」
この世界は悪魔と人間が共存している世界。
…の、はずだった。
昔まではどちらも友好関係にあり、仲良く暮らしていたのだが人間が裏切り、悪魔をどんどん殺すようになってしまった。
いやふざけんなよ人間。こちとら仲良くしてやったのに恩を仇で返しやがって…。
そう思いながら追ってくる警察から逃げ回る。
「そこの悪魔ー!止まれー!!」
「やだよーだ!!どうせ止まったら殺されるんだろ?そんなんやだねー!」
そう言いながら警察を撒くために色々な手を使う。
人間は体力もないし弱いくせして僕達に構う。
警察の死角に行き僕は羽を出し空を飛んだ。
「ふふん!これで逃げきれたね!」
そう見事なドヤ顔を披露すると後ろから見られている気配を感じた。
も、もしかして…。
「……」
「……」
な、なんか人間がこっち見てるんですけど!!こわ!なに?僕のこと捕まえる気!?
「……」
というかなぜこんな病院のようなところにいるんだ?この子。
そう見つめていると彼女?の後ろから大人のような声が聞こえる。
「や、やば!!」
そう思い急いで隠れる。
「宮麻さーん!どうしましたか?窓を見つめているようですが…。」
や、やばいやばいやばい!!絶対ばらされる!!逃げないと!!
「…特に、なにも。」
「?そうですか。それではこちら追加のお薬となります。必ずお飲みになってくださいね。」
「……」
あ、あれ?ばらさないでいてくれた?もしかして奇跡的に僕の姿が見えてなかった!?
「…なあ。」
いや、そんなことありませんでした…。明らかに僕に話しかけてますよね?終わりました。ありがとうございました。僕、死にます。
「そんな怖がらなくてもいいぞ。別に取って食おうとは思っていない。」
何この子?僕の心の中聞こえてる?いや、ただの人間がそんなもの持ってるわけないよね〜。
「いや、聞こえてるぞ。」
ていうかこの子すっごく可愛い顔してるな〜。なぜ?
「おい。」
人間みんなこの子みたいだったら可愛いのに〜…
「おい。お前、近いぞ。 」
「あと俺男な?」
「…え。」
「…?」
「…やっぱり僕の声聞こえてる?」
「?ああ。それはガッツリと。」
「…えぇぇぇぇ!!!君何者!? 」
「知らん。うるさすぎると看護師がまた来るぞ。」
「そ、それはまずい!!!!」
「お前一言一言デカイな。」
「す、すみません…。」
「というか男の子だったんだ…。 」
「すまんな。可愛い女の子(笑)じゃなくて。」
「君、僕のことバカにしてる?」
「少し」
「してるんだね。」
なんなの?この子。何者!?というかなんで僕のことばらさないでくれたの!?
「そりゃあお前のこと言ってもメリットは無いしな。」
そういえば心の声聞こえるんだった…。
「えっと…そうだ!君の名前は?」
「…聞いてどうする?」
「人間は出会ったら自己紹介するのが礼儀でしょ!」
「だから教えて!僕は青柳青(あおやぎころん)!よろしくね!!」
「…俺は宮麻桃(みやまさとみ)だ。」
「おっけー!桃くんよろ〜!」
「よろしく…。」
「そういえばなんで僕のことあんなに見てたの?」
「…いたから?」
「なぜ疑問形?」
「…あー、思い出したわ。お願いがあったんだよ。」
「えっ。初めましての僕に?」
「初めましてだからこそお願いしたかったんだ。」
「な、なるほど?」
「俺の事、殺してくれないか?」
「…え、えぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?」
「僕が桃くんを!?」
「お前反応面白いな。そういうやつ好きだぞ。」
「す、好き!?////」
「お前全て表情に出るな。」
「あと黙れ。うるさすぎると大人達が来るぞ。」
ガシャンっ!!
「!?」
「こんな風に。」
そう言って彼が指さしていた方向には、コップを落として割ってしまった看護師さんがいた。
「…スーーー。」
「け、警察…!!」
「お、お邪魔しましたー!!!!!」
「おい待て。俺も一緒に連れて行け。」
「今お願いする!?」
「お願いだよ。なんでもするからさ。」
「えっ、な、なんでも…!!」
「わ、わかった!!じゃあよく捕まってて!!」
「ん、了解。」
「み、宮麻さん!!」
「悪いけど、俺についてくるなよ。」
「俺、性格悪いやつが大嫌いなんだ。」
「!?」
「い、行くぞー!!し、出発ー!!!!」
「んな電車みたいに言わなくても…」
「別にいいじゃん!逃げるよ!!」
「おぉー」
こうして、僕達の逃走劇(?)が始まったのだ。
「いや、俺は殺してくれさえすればいいから。」
「お願いだから心読まないでもらえる!?」
えっと…初連載どうでしたか?正直自信ありません。面白いと思って貰えるように頑張りました…
正直初心者なんで本当に下手ですし、青桃要素より桃青要素の方が強くなりました…。
ですがちゃんと青桃です!!桃くん受けです!!すみません!!
これからもほのぼのしか書けないと思いますが、なるべくR18系も書けるよう頑張ります…。
見てくれてありがとうございました!次回も楽しみにしてくれたら嬉しいです!
次回ー作戦(?)会議
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!