次の日の夜
爆豪「っ…」
もう、、嫌だ。
今日も俺は猫をかぶる。
今、死んでやろうかな、、、
カッターで首を切ればすぐに死ねそうだな。
机に置かれたカッターを手に取る。
カチチチチチチッ
カッターの刃を出す。
腕が震えて動けない。
なんで、
なんでなんで、、、
爆豪「動けよっ、、!」
なんで、、、
爆豪「なん、、でっ、、」
ポロポロと、涙が溢れる。
なんで俺はこんなんなんだろ、
『才能あるね〜!』
『スッゲェよお前!!』
『はじめてなんだろ? 才能あんなー!』
うるさい。
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいッッ、、
俺に構うな
俺を褒めんなっ、、
俺を羨んでも何も出ねーよ、、
小さい頃から才能があった。
その事ばっか褒められて、俺の中身は誰も見てくれない。
最初は褒められるだけで嬉しかった。
でも、だんだん皆が俺のことをちゃんと見ないようになった。
誰がが失敗したら、全部俺のせい。
部活でも、習い事でもそうだった。
誰かの失敗は全部俺のせい。
意味分かんない。
部活では、
『勝己が居るお陰でバスケ部も安泰だわ〜』
『俺らは勝己を頼りにしてっから!』
でも、
『勝己!! なんで今日の練習来なかったの?!』
爆豪『だから言っただろ、陸上部とダブルスだったって』
『遅れてでも来れたんじゃねぇの?!』
『今年の大会俺らが最後なの!! 分かってる?!』
爆豪「分かってるよ、でも_____』
『だから何?! 言い訳すんのかよ!!』
爆豪『ちが____』
『勝己が居ないと勝てないんだよ?!』
爆豪『は_____?』
爆豪『え、俺のせい? 俺に責任を全部押し付けんの、、、?』
『そんなこと言ってない! 俺らは勝己を頼りにしてんだって!!』
勝己が居ないと勝てない。
俺らは勝己を頼りにしてる。
爆豪『それって、頼れる奴が俺しかいねぇってこと、、?』
『は___?』
爆豪『お前らは何もしないくせにっ!!』
爆豪『ふざけんなッッ!! 試合どころか、朝練すら来ねぇ癖にっ!!!』
ただただ利用されてるだけだった。
俺が居るせいで、部活全体がなまっていた。
大会も棄権して、兼部も辞めた。
辛かった。
俺は道具じゃねぇのに。
人としてきちんと見てもらってない気がした。
あぁ、
死にたい。
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死ぬまであと、
6日。
コメント
3件
人を道具としてしか見れないクズが。もう二度と勝己様に近付くな。 かっちゃん自♡♡♡ないで~!もっと皆と生きて幸せに暮らしてよ!(泣)