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# 第7話
「犯人は仲間の中にいる?」
-–
静まり返った廊下。
全員の視線が凛の手の中にあるキーホルダーへ向いていた。
潔「それ……。」
玲王「ブルーロックの支給品だな。」
千切「つまり。」
蜂楽「施設の中の誰か。」
誰も続きを口にできなかった。
-–
その日の夜。
潔は部屋で一人だった。
みんなから、
『一人で行動するな』
『何かあったら連絡しろ』
『無理するな』
と何度も言われた。
なのに。
潔は少し申し訳なく思っていた。
-–
潔(みんなに迷惑かけてるな……。)
ベッドに腰を下ろす。
その時。
スマホが震えた。
潔「!」
画面を見る。
知らない番号。
-–
『仲間を信じるな。』
-–
潔の顔色が変わる。
続けて。
-–
『お前の近くにいる。』
-–
潔「……っ。」
嫌な汗が流れた。
-–
コンコン。
突然ドアが鳴る。
潔は飛び上がりそうになった。
時計を見る。
夜の11時。
こんな時間に?
-–
「潔。」
聞こえたのは玲王の声だった。
潔「玲王?」
ドアを開ける。
そこには玲王と凪。
そして少し離れた場所に蜂楽。
-–
玲王「顔見に来た。」
潔「保護者かよ。」
凪「そうかも。」
潔「認めるな。」
-–
少し笑った。
そのおかげで緊張が和らぐ。
でも。
誰にもメッセージのことは言えなかった。
-–
その夜。
潔はなかなか眠れなかった。
-–
翌日。
練習中。
潔はボールを追って走る。
すると。
視界の端に見慣れない人影が映った。
観客席。
誰もいないはずの場所。
黒い帽子。
-–
潔「!!」
思わず立ち止まる。
しかし。
次の瞬間。
その人物は消えた。
-–
蜂楽「潔?」
潔「今、誰か……。」
千切「誰か?」
玲王「どうした?」
-–
潔が観客席を見上げる。
誰もいない。
まるで最初から存在しなかったみたいに。
-–
その日の夕方。
潔が部屋へ戻ると。
机の上に封筒が置かれていた。
-–
潔「え……。」
-–
震える手で開く。
中には写真。
何枚も。
何枚も。
何枚も。
-–
寝ている潔。
練習している潔。
食事している潔。
笑っている潔。
-–
全部。
隠し撮りだった。
-–
潔「な……。」
息が止まりそうになる。
その写真の一番下。
赤い文字で書かれていた。
-–
『次は二人きりで話そう。』
-–
バサッ。
写真が床に散らばる。
潔は後ずさった。
その時。
部屋の外から足音が聞こえた。
ゆっくり。
近づいてくる。
-–
コン。
コン。
コン。
-–
ドアが叩かれる。
潔は動けない。
-–
そして。
聞いたことのない声が扉の向こうから響いた。
-–
「やっと会えるね。」
-–
コメント
1件
わあっ、第8話めっちゃ不気味でドキドキしたよ…!!😳💦 潔くんのスマホに届く『仲間を信じるな』ってメッセージ、普通に怖すぎるし、隠し撮り写真見つけた時の絶望感がひしひし伝わってきた…。 玲王たちが夜中に様子見に来てくれたシーンはちょっとほっこりしたけど、それが逆に不気味さを引き立ててる気がする! 最後の「やっと会えるね」って声、誰!?犯人は本当に彼らの仲間なの…?続きが気になって今夜眠れないかも…!!💦💦 白米先生のミステリー要素、めっちゃ刺さります…次話楽しみにしてます🔥
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ゆりは
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