はい!13話です!
どぞ(`・ω・´)
今日は、アカネを殺す、、決戦の日不安で昨日はよく寝れんかったけど、莉犬の安心感と、さとちゃんとのあの日々を思い出したら、勇気が湧いてくる。
「莉犬、おはよう」
『おはよう、ジェルくん、』
「珍しいなw、、お互い誰かに起こされずに起きるのって。」
『そりゃね、こんな状況下で、呑気に寝てられるほど、俺たちに余裕なんかないよw』
「そぅ、やな、、」
莉犬、、落ち着いてるように見えるけど、本当はすっごく不安やろうな。アカネを殺す手段は莉犬にしかないんやから。それになーくんが帰ってきたらもうチャンスはない。莉犬の不安は、俺のものと比べものにならないだろう。やけど、 大丈夫、、きっとうまくいくはずや! 今はそう願うことしかできないんやから
そろそろ7時やな。
俺は時計塔を見ながらそう呟く、
『もう、出発しようか。』
「そうやな、行こう。」
俺たちは、ゆっくり、かつ慎重に道を歩き始める。 誰もが普通に歩いてる道を俺たちだけは、重々しく歩く。そうしないと、平常心を保っていられない。ただただ沈黙の中、目的地へと向かった。
アカネの家( 俺の家 )の前まで来た。俺たちはすぐそこの電信棒の裏に隠れている。
(もうそろそろ、出てくるはずや、、)
俺はとても強張った表情をしているだろう。だが、そんな俺に莉犬は優しい笑みを浮かべながら話しかけてきた。
『ジェルくん、本当に今までありがとう。こんな俺のことを信じてついてきてくれて。』
「なんやねん、、w 急に、そんな永遠の別れみたいな言い方して、、」
『ううん、なんか言いたくなっただけ。( ホントウハソウナンダケドネ、、)
「エッ? 莉犬、、? いま、なんて、、、、?
(( ガチャッ ))
『あっ!ジェルくんアカネが出てきたよ!急がなきゃ!』
「あー!! 、、、本当や、、!
、、、、、
、、、行ってくるな。 莉犬。 」
『うん、俺も後ろから、見てるからね。』
俺はそっと頷き、莉犬に背中を押されたのを直に感じながら、アカネの後をゆっくり追った
丁寧に、、慎重に、、一歩一歩に神経を張り巡らせて、歩いた。
莉犬視点
ジェルくんがアカネの後を追いはじめた。
俺もその後を少し距離を置きながら、ゆっくり追いかける。そして、、、ジェルくんが、俺が一晩力を込めた網で、アカネを捕らえて、それで、すぐ俺が、アカネを殺して、、、、ころんさん達の記憶は戻って、happy end!、、、、の、はずだったけど、
物事はそううまくいかないもので。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( ジェルくん、!!うまく気配を消せてる!いい感じ。!
俺もミスんないように慎重に、追いかけなきゃ)
ジェルくんがアカネを追っている姿を、じっと見つめる。ジェルくん達との距離が15mほど空いたところで、最初の一歩を踏み出そうとした時、不意に後ろから気配を感じた。
バーンッ
『、、、!、!』
やっぱり、バレてたのか。
【リイヌ?コンナトコデナニシテルンダ?】
、、
『、、もうわかっていらっしゃるでしょう?やはり意地が悪い方ですね。』
【イマハソンナ、ヨユウブッコイテルジョウキョウデハナイコトハ、オマエニナラワカルダロウ?】
『はは、、 そんなの当たり前でしょう。とうに分かり切っております。』((ッバッ ))
『、、ッグハッ、、!』
【デハ、オマエガイマカラ、オレニコロサレルコトモ、ワカリキッテイルンダナ?】
『、、ハハッ、、‼︎、ヤハリ、ミノガシテハクレマセンネ、、』
【アタリマエダ、オマエハオレヲウラギッタンダカラナ。コロスイガイノセンタクシハナイ】
ななもりの俺の首を絞める力が強くなる。
『、、、ッウ”ァ、、!!!!!!!
、、
『、、ハハッ、、自分のことを、棚に上げといて、俺のことを裏切り者扱いですか、、!!そもそもおれ、はあんたのなか、ま、なんかじゃない、!ジェルくんも!!
俺たちは最初からあんたの仲間なんかじゃない!!!』
そう言ったとともに、俺はななもりの腕を足で振り払い、魔法でななもりを攻撃し、吹っ飛ばした。
、、、
『、、ッハッ、、!ハァ、ハァ、、喉が潰されるところだった、、、。
、、ななもりは、、!』
無我夢中で、さっきふっ飛ばしたななもりを探す。
だが、いくら探しても、ななもりの姿はない。
『、か、帰ったのか、、?俺は、勝ったのか、、?!』
そして、俺はボロボロの体をよそに、大きく万歳をした。
『やった、!!!!お、俺は、俺は!ななもりに!勝ったんだ!!!』
そして、幸福感に30秒ほど浸って、すぐ、本来の目的を思い出す。
「あっ!!、、!ジェルくん!やばいさっき、すっげえ力使ったから、倒れそうだけど、ここで俺が、行かなかったらジェルくんが死んじゃう!!急がなきゃ!!」
そして、俺は、ボロボロの体のまま、また、ジェルくんの元へと、走り出そうとした。
、、が、、
【 ザンネンダッタナ、サヨナラダ、リイヌ 】
『、、‼︎、!、!』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ジェル視点
大丈夫、大丈夫、バレてない!バレてない!お前ならいけるぞジェル!
アカネをつけてから10分ほど経った。未だにバレた感じはしない、
( よし、!ここなら、人気もないし、、今だ!!)
俺は、全身全霊で莉犬からもらった、網をアカネに投げた。
「、いけぇー!!!!!!、!!!」
【ふふ、こんなの誰が当たるもんですか!】
ッスカッ
「、、え、、、」
俺が投げた網は、無様に地面に落ちた、アカネに華麗に避けられてしまったのだ。、、ずっと、、ばれとったんか、、。
【 あらあら、ジェルくん。お久しぶり〜wこんなところでどうしたのぉ〜?もしかして私の跡、、つけてたりなんか、してないわよねぇ〜!?w】
「なんで、、なんで、、い、いつから気づいとったん?!」
【ウーン、、私があんたの家を出た瞬間かしら。】
「そ、そんな、、最初から、ばれてたん、?」
【当たり前でしょ?wただの人間のあんたと、
ななもり様の一番弟子の私とじゃ、比べものにならないわよw】
「じゃあなんで今まで、気づいてないフリしてたん?!」
【そんなの、wあんたに少しでも希望を与えさせて、そしてすぐ絶望のどん底に突き落とした時の、あんたの顔が見たかったからに決まってるでしょ?wあんたが思ってるより世間は甘くないのよw】
、、そんな、、!
俺の努力は、! 莉犬の努力は、、!
全部無駄だったんか、、?!
、、、! 、、というか、莉犬、、!
莉犬はどうしたんやろ、、?
焦りに焦っている俺をみて、アカネら
ニヤッと笑う
【、、あんた今!莉犬のこと考えたでしょ?】
「お、お前には関係ないやろ、、!」
【、、そういうってことはぁ〜?考えてたんでしょ?wしょうがないから、優しい優しいアカネ様が特別にあんたに莉犬がどうなったか教えてあげる。】
「、、、はぁ、、?」
【莉犬はね、、
はい!13話終了です!
先に言いますが、このお話はhappy endです
私にとっては、ハピエンですが、
人によっては、捉え方も違う人もいますので
そこはご了承ください!!
前回のお話にハートが、たくさんついていてと
ても嬉しいです!!
ていうか、もう13作品も出してることにびっく
らですねw
最後まで読んで頂きありがとうございました!
次回作も、楽しみにしていてください!
では!
コメント
1件
13話、お疲れ様です! 今回も面白かったです☺️ 続き待ってます!これからも頑張ってください(*^^*) 応援しています\(^-^)/