テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
side mtk
「ん〜〜〜〜〜」
目の前に置かれたディルドを見て 唸り声をあげながら先日の出来事を思い出す。
「仕事の付き合い」と割り切って渋々参加した食事会で「大森くんも遠慮せず飲みなよ」と言われ断りきれずベロベロに酔っ払った。
おそらく向こうは本当に酒好きなだけで悪意は無かったようなのでアルハラだとかは別にいい。
問題は帰った後…正確には若井の家に押しかけsexした時のことだ。
正直記憶が曖昧で内容をほとんど覚えていないが、今までで1番気持ち良かったことだけははっきりと覚えている。
このまま続けたら死んでしまうのではないかと思うほど強く鋭い快感だった。
ただ、1番気持ち良かったということ以外は本当に何も覚えていないので何故あんなにも気持ち良かったのかが分からない。
酔っ払っていて感覚が鋭くなっていたのか、はたまたいつものsexと何か違うことを若井がしていたからなのか、実は僕の体がおかしくなったからなのか、それが分からない。
とはいえ、若井に「この前のsexってどんな感じだった?」なんて恥ずかしすぎて聞けるわけがない
というわけで自分で確かめてみるために大至急ネットでディルドを注文したのである。
「……よし」
意を決してローションを手に取り後孔に塗りつけると指でゆっくりと解していく。
前立腺をこねるように刺激すると開発されたそこは簡単に快感を拾う。
「…んっ…は、ん」
同時に自身を掴んで上下に扱くとビリビリとした快感が襲う。
「んっ、はぁ…は、う”っ…!」
徐々に上下する速度が上がり、前立腺をぐっと押し込んだ瞬間自身が白濁を飛ばした。
呼吸を整えると、ディルドを手に取り少し観察する。
「…ぅわ、ちょっとグロ…てかおっきいな」
若井のもかなり大きいサイズだが、それよりさらに大きい。
太さはあまり変わらないが、長さがある。
かなりリアルに作られており、血管やシワも再現されているようだ。底の部分は吸盤になっていて、床や壁に固定できる作りになっている。
吸盤を貼り付けて床に固定するとローションをたっぷりかけ騎乗位の体制でディルドの先を穴にぬるぬると擦り付ける。
ゆっくりと腰を落としていくとずるずると難なく入っていく。
1番奥まで入れ、ディルドの根元を指で触ってみると入り切っていない分が余っている。
「やっぱ長すぎると余っちゃうんだこういうのって」
そりゃそうかと変に納得しながら腰を上下に動かしてみる。
「あっ、ん…んっん…っわかい、」
気持ちいい。でもあの日と比べると雲泥の差だ。 かなり激しく腰を上下させてみるがやはり遠く及ばない。
残念だがこの間のはやはり記憶違いか、酒で感覚がおかしくなっていたのだろう。
__もうさっさとイって終わらせてしまおう
そう思い動きやすいようにディルドを挿入したまま1度体制を整えようと足を横にずらした瞬間、ディルドを伝い床に垂れ広がったローションで滑り女の子座りの体制で床に座り込んでしまった。
「~~っっ!?ぁ”っ、い”っあ”ぁぁ”っ」
グポッという音が聞こえると 先程まで入り切らずに余っていた根元部分まで一気に咥えこんでしまった。
「ぁ…っ?ふっ、ぅん…あっぁぅ…あーっぁ」
目の前がチカチカと点滅し、汗が吹き出す。
気付かなかったが潮を吹いていたらしく辺りに水滴が飛び散っていた。
「ぁど、しよっ…これ、ぅごけな、い、ぅ…」
確実に入り込んではいけないところに入ってしまった。ガクガクと身体が震え、鋭い快感に恐怖すら覚え身動きが取れない。
中断しようにも、床に固定しているため一度自分で腰を上げて引き抜かなければいけない。
しかし、途中で脱力してしまえば先程の快感にもう一度襲われるだけだ。
__そんなの耐えられるわけが無い。
そんなことを考えている間にも自重で奥の奥に入り込みグリグリと刺激されている。
それだけでもひどく気持ちが良く涙が溢れ開きっぱなしになった口から唾液がタラタラと喉を伝う
とはいえずっとこうしている訳にもいかない。床についている腕に力をこめ少しだけ腰をあげる
「~~~っふ、ぁん”、ぁむ”り”…っだ、め 」
入り込んでしまった奥の「奥」から引き抜くことが出来ずへなへなと腰を落としてしまう。
どうしよう、どうしよう、という言葉が頭の中でぐるぐると回っていた時
___ピンポーン
インターホンの音が響いた。
それもエントランスからのインターホンではなく玄関の前に備え付けられているインターホンの音。
___若井だ。
こんな時間に家に来る奴なんて限られているし、なによりエントランスをスルーして入れる奴なんてマネージャーか涼ちゃんか若井ぐらいしかいない。それに前者2人は必ず連絡をいれるはずだ。
まずい、まずいまずい。
この前のsexが気持ちよかった理由を若井本人に聞きたくないから自分でいじることに決めたのに今の状態を見られたら本末転倒だ。
「っふ、ん”う”ふっ”~~~~~っ”あ”…!!んぅ」
とにかく見られるわけにいかない、思い切って一気に腰をあげるとグポッという音と共に穴から抜け、床に倒れ込んだ。
「あ”っ、ぅ…ぉ”…いッて、る …や、ばぃ…こ、れ」
神経を直接撫でられたような刺激に絶頂し身体が勝手に跳ねる。
「元貴?」
いつの間にか寝室のドアは開き、そこから聞き慣れた声が聞こえた。
___そういやいつも形式的にインターホン鳴らしてくれるけど普通に鍵開けられるんだよな
絶頂の余韻に浸りながらも妙に冷静にそんなことを考えながらそちらに顔を向けると、興奮した様子の若井がこちらを見つめている。
「…なに、してたの?」
そう言いながらこちらにゆっくり近付き、ディルドを手に取るとそれを一気に突き入れてきた。
「あ”っ!!ぁ、ま”って…っ、だめ、だめっ、ま”、~~~っ!?」
グポッと音を立てて奥まで全部挿れられるとそのまま容赦なくピストンされる。
「このディルドずいぶん長いけどもしかして”ここ”ハマっちゃった?」
グポグポとディルドの先っぽを使って奥で抽挿を繰り返す。
一度勢いよく突き入れられるとぶるりと身体が震えちょろちょろと潮が流れ出る。
体を抱き起こされ、深いキスをされるとお腹の奥がきゅんきゅんとディルドを締め付ける。
「ぁっん”、はっ…ぁ”!」
ベッドに仰向けに寝かされディルドを一気に引き抜かれると、間髪入れず若井のモノが挿入された。
「あ”ぁ~~~っ!?ぉ”ぐ、ゃ”」
「はっ、やば、なかとろっとろ吸い付いてくる…っ」
「ぁ…!ぃく、いく、ぅ」
「ね、ここ、挿れて良い?」
先っぽでコツコツと奥をつつかれる。
「っ…だ、め、お、かしくなっ…ちゃ、やぁ”…っっっ! 」
ぐりぐりと奥を割り開かれ亀頭部が奥に入り込んでくると、ほとんど何も出なくなった自身からぴゅくりと潮が漏れ出た。
若井は指先で僕のモノを撫でると満足そうに笑う。
「気持ちいね、全部やらしい」
そう言うと腰を動かしはじめた。
若井が抽挿を繰り返す度に奥の方でグポグポと音が鳴る。
「ぁ…、ぅ…~~~っ”、ぃ、く、ゃ”…っ」
その度にぼくの口からは単語にもならないただの音が漏れる。
ごりごりと前立腺を擦り上げながら奥をこじ開けナカをぐちゃぐちゃと掻き回される。
口端から伝う唾液を舐め取られそのまま舌を吸われ絡め取られる。
しばらくすると若井が身体をぶるりと震わせ中に射精したらしい。
ぐーーっと最奥に押し付けるようにしたかと思うとぐちゅぐちゅと腸壁に塗り付けるように腰を回してくる。
そうしているうちに再びナカのモノが硬度を取り戻したかと思うと、そのまま激しくピストン運動を始めた。
中に出された精液が泡立ち、ぐちゅぐちゅといやらしい音が響く。
___きもちいい…きもちいい、
触れられるところ全てが快感を拾う。
吐息が肌を撫でるだけで体が震える。
何も考えられない。快感の海に沈められる。
そのまま意識が遠のいていった
____________________
目を覚ますと整えられたベッドに寝かされ、体もすっかり綺麗に拭かれていた。
腰に響く鈍痛に眉を顰めているとガチャりとドアが開いた。
「あ、起きてる」
「…わ”っ、…んん”……。 」
名前を呼ぼうとしたが枯れていて思うように声が出ない。
「水飲んで」
常温の水を手渡され、喉を潤す。
「体、まだ拭いただけだからお風呂入りたいでしょ?沸かしてあるよ」
こくりと頷き、立ち上がるが足に力が入らずよろけてしまった。
咄嗟に若井が支えてくれる。
「…大丈夫?」
「だ、いじょうぶ……ぅっ…!?」
立ち上がりお腹に力が入ったからか、ナカに残った白濁がどろりと漏れ出た。
そのなんとも言えない感覚に思わず身震いしてしまう。
「…?どうしたの」
「ぅ、しろ…たれちゃう 」
「あー、これか」
若井は苦笑すると、ティッシュで拭い取ってくれた。
若井に支えられたままバスルームへ行くと、自分でやるという言葉はさらりと流され 壁に手をつくように言われる。明るい所でお尻を突き出すような体勢が恥ずかしい。
若井はローションを少し指に纏わせると、ゆっくりと2本挿入して残った白濁液をぐちゅぐちゅと掻き出す。
左右の指でナカを広げるようにされるとひやりとした空気に晒されてぶるりと震えた。
奥の方に残った白濁がゆっくりと垂れてくる感覚が恥ずかしく俯いて床を見つめる。
ようやく終わった様で、指が引き抜かれた。
それでも背後に立ったまま離れない若井に違和感を覚え振り返る
「若井?」
「…なんか初めてシた時と比べてここ、すごいえっちになったよね」
「は…なに…は!?」
急にそんなことを言われ思わず声が出る。
「だって見たらわかるけどさ、ふちの所とか普段からちょっとぷっくりしてるし、俺の抜いた後しばらくぽっかり穴空いちゃうんだもん…今もひくひくしてるし…いっぱいシてるからだんだん変わってきてるの可愛い」
「〜〜〜っ!?そんなこと言うな!ばかっ!」
羞恥からバシバシと若井を叩く。
叩いていた手を掴まれ、そのまま体を抱き寄せられるとキスを落とされる。
舌先を絡め、頭に添えられていた指先が耳とうなじを撫でるように刺激してくる。
頭がぼーっとしてきたところで唇が離れると耳元でそっと囁かれる
「…また一人でしてたらおしおきだから」
終