リクエストありがとうございました。
rbru 共依存
共依存の解釈が違いましたらすみません。
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「こーやーなーぎくん♡」
と甘ったるい声で俺の事を呼ぶのは、少し前に恋人になった同期の星導。最初はただ変なやつと思っていたのだが、星導からのアタックで俺も恋に落ちた。今となっては、星導なしでは生きていけない体になってしまった。
「なぁに、星導」
と普段、星導以外の同期にも聞かせた内容な声で彼の呼び掛けに答える。そうすれば、星導は更に甘くなった表情を俺に見せた。
「新しい家買いませんか?」
家?今の家じゃダメなのか?と頭にハテナが浮かぶ。それは、星導にも伝わったようで続けて星導が設定する。
「今よりもっと広い家です。小柳くんとこ愛の巣ですよ。嬉しくないんですか?
もちろん、オートロック式ですし、鍵とかは俺が預かってます。」
と淡々と笑顔で述べられる。そういうことと思った俺はもう末期であるのだろうか。
「これから、逃げられませんね。小柳くん♡」
ほんとに好き。キュンキュンと全身が疼く。てか、逃げるはずなくね?と思い少しだけムスッとする。
「俺だって、お前のこと逃がさないから」
とわざと、星導の耳元で言う。そうすれば、星導は俺の頭を優しく撫で、嬉しいですと笑顔で目を合わせる。
「あとで、お互いのイニシャルとか体にいれます?」
と冗談まじりに言う星導だが、俺としては嬉しい事だった。好きな人のイニシャルが俺の体に、死ぬまでずっと一緒で最高じゃないか。もちろんと言わんばかりに、星導のことを強く抱きしめる。
「どこに入れるの」
と星導に質問すると、星導は少し考えたがすぐ答えは出たようで腰と言った。
(腰、腰ねぇ…最っ高じゃん)
体に星導のモノお刻まれたような感じがして、きっと物凄く笑みが零れているだろう。そんなの気にしない。きっと、他人から見れば俺たちは変な関係と思われるが、俺にとっては幸せな関係だった。
(ほんと好き。俺だけの星導。俺だけを見て。)
コメント
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すっきぃ。