死ンデレラ

シンデレラ～継母と、姉ふたりの末路～

昔々あるところに、女の子がいました。その子は、とても可愛らしくみんなから愛されて育ちました。ですが、お母さんが亡くなり、新しいお母さん達がやってきました。女の子は、継母達から、シンデレラ(灰被り)という名前をつけられ蔑まれてきました。その後、王子様と出会い、いつまでも幸せに暮らしましたとさ

これは、女の子が幸せになる話。だが、継母達は、どうなったのか。これは、意地悪な継母達の、その後のお話。

BADEND～足切り～

ある日、王子様の従者が、ガラスの靴の持ち主を探しに来ました。継母は、喜びましたが、同時にとてつもない不安に襲われたのです。

もし娘たちの足が合わなかったら。もしシンデレラの靴で、シンデレラが、私たちに復讐してくるかもしれない。そんな時、シンデレラを監禁すれば、バレないんじゃないか…という考えが浮かびました。ですが、そんなことをしている暇もなく、ドアに鍵を閉めただけで残りは、何もできませんでした。

従者が、持ってきたガラスの靴は、娘たちには小さすぎました。その光景を見た継母は、怒り狂い娘のかかとを切り落としました。すると、たちまち靴は赤色に染まり、美しい赤い靴になりました。それを見たシンデレラは、とても悲しみました。その1連を見た従者は、シンデレラなら王子様も気に入ってくれると思い、シンデレラを連れていきました。

継母は、罪人として赤色の、炎の靴を履かされました。

その話は、たちまち町中に広まり、継母達親子は

                                ｢赤足の、一族｣

とよばれるようになってしまいましたとさ。

BADEND～足切り～        終了