テラーノベル
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すちの柔らかな唇が何度もみことの唇に深く重なり、互いの息遣いが混ざり合う。みことの心臓は高鳴り、唇の熱さに全身がじんわりと温かくなっていく。ゆっくりと時間をかけて繰り返されるキスは、
まるで言葉以上の想いを伝えるように、二人の距離をゆっくりと縮めていった。
すちの舌がみことの首筋から肩へ、腕、腹、背中へと丁寧に這い回り、何度も痕が付けられていく。優しくも熱を帯びた舐め方に、みことの体は徐々に熱くなり、息がだんだんと乱れていく。
「んっ…すち……や、やぁっ……」
大腿や足先にまで及ぶその愛撫に、みことの喘ぎ声が小さく漏れる。すちの唇が痕の上から首筋と足の付け根に甘く、しかし力強く噛みつくと、みことは身体を震わせて切なげに声をあげた。
「はぁっ…すち……ああっ、そこ……」
みことの甘く蕩けた喘ぎ声が、二人だけの濃密な時間をさらに深めていく。
すちの唇がみことのものをやさしく包み込み、先端を繊細に舌で撫でていく。秘部にはすちの指がゆっくりと入り込み、同時に刺激が重なることでみことの体は自然と反応し、腰が震え始めた。甘く切なげな息が漏れ、みことはその快感に身を任せる。
すちは静かに指を増やし、みことの秘部の奥へとゆっくりと広げていく。みことはその広がっていく感覚に身をよじり、声にならない喘ぎを漏らしながら悶えた。
前立腺が的確に刺激されるたびに体は熱くなり、ついにみことはすちの口の中で深く果ててしまう。
果てたみことは少し恥ずかしそうに「ごめん…」と呟くが、すちは優しく微笑みながら、まるで宝物を味わうようにその全てを美味しそうに飲み込んだ。静かな愛情に満ちたその仕草に、みことはさらに心を震わせた。
すちはみことの身体を優しく抱きしめながら、甘く低い声で囁いた。
「食べ尽くすからね。」
その言葉にみことの胸は高鳴り、期待と少しの緊張が入り混じったまま、すちはゆっくりとみことの中へと挿入していく。じわりと広がる圧迫感にみことは小さく震え、思わず息を漏らす。
でも、その震えはただの戸惑いではなく、すちに愛されているという確かな実感からくるものだった。身体の隅々まで包まれるような幸福感に満たされ、みことは静かに目を閉じてすちのぬくもりに身をゆだねる。
「ずっと、こうしていたい…」
そんな気持ちが自然と心に溢れていった。
すちはみことの中でゆっくりと動かしながら、甘い声で問いかける。
「さっきの言葉、誰に教わったのかな?ねぇ、教えて。」
みことは緩やかな快感に身体を揺らしながらも、恥ずかしそうに答えた。
「な、なっちゃん…っ」
その答えにすちは目を細めて、にやりと笑う。
「そっか、じゃあちゃんとお礼言わないと。」
そう言うと、すちはみことの体を優しく抱きしめながらも、スマートフォンを取り出してひまなつに電話をかけ始める。
行為の最中に響く呼び出し音に、みことは驚きながらも、どこか嬉しそうにすちの顔を見つめていた。
『どした?』
すちは電話をスピーカーに切り替えると、みことの体を激しく揺らし始めた。みことは最初、慌てて小さな声で囁く。
「だめ……聞かないで……」
だが、その言葉とは裏腹に、すちの熱い動きに身体はすぐに反応してしまい、甘く色っぽい喘ぎ声が漏れる。恥ずかしさと快感が入り混じり、みことの頬には涙がうっすらと光っていた。
「んっ…あぁっ、や、やだ…そんなの…」
声が震え、息も乱れていく。すちはその様子を見て微笑みながらも、さらに優しく、しかし力強く腰を動かし続ける。
「大丈夫、みこちゃんの声、全部聞かせて」
そう囁かれ、みことはどうすることもできずに、体が熱く震え、涙を零しながら甘く喘ぎ続けた。電話の向こうからは、ひまなつの微かな笑い声が響いていた。
すちの動きが少し落ち着いたタイミングで、電話越しにひまなつの声が響いた。
『みこと、本当に良かったなぁ…』
続いているまの声も重なり、
『俺らの教えが効いてるみたいだな。』
みことは恥ずかしさと快感で顔を真っ赤にしながらも、どこか嬉しそうに聞いていた。
すると、すちが少し笑いながら、電話口に向かって言う。
「2人とも、ありがとうね」
『まあ、程々にしてやれよ。みことが倒れちまうぞ』
ひまなつといるまは笑い声をあげ、電話はそこで切れた。
すちはみことの額に優しくキスを落とし、まだ震えているみことをしっかり抱きしめた。
すちの動きが再び激しくなり、みことはその衝撃に体が震えた。涙がぽろりとこぼれ落ちるけれど、声には出せず、ただ唇を噛んで耐えている。
「なんでぇ…電話…っ…かけた、の…?」
みことはかすれた声で問いかける。胸の奥で混ざる恥ずかしさと、強烈な快感に押し潰されそうになりながら、身体は無意識にすちにしがみついた。
すちはそんなみことを見下ろし、甘くささやくように、
「だって…可愛すぎて我慢できなかった」
その言葉とともに、すちの動きはますます深く、激しくなり、みことは心も体も完全に蕩けていく。
すちはみことの耳元で囁きながら、柔らかく問いかける。
「可愛い声、聞かれちゃったね?」
その甘い言葉と共に、すちは敏感な場所を丁寧に、でも執拗に責め続ける。みことの体はびくんと反応し、甘い吐息とともに声が漏れ出す。声が震え、時折切なげに震えるその声に、すちはますます愛おしさを募らせた。
みことは息を乱しながら、震える声で答えた。
「ん…だ、だめ…恥ずかしいけど…すちの前なら…そんな声、出しちゃう…」
甘くも切ないその言葉に、すちは優しく微笑み、さらにそっと触れ続けた。
奥と前立腺を交互に刺激されるたび、みことの体は熱く震えた。
快感が波のように押し寄せ、頭の中は真っ白になり、何も考えられなくなってしまう。
ただ、すちの動きと触れられる感覚だけが、みことの全てを支配していた。
すちはみことの名前を、まるで宝石を慈しむように何度も繰り返し囁いた。
その低く甘い声が、みことの全身に響きわたり、内側からじんわりと温かさが広がっていく。
奥と前立腺を優しく、時に力強く刺激されるたびに、みことの体は震え、意識が快感に浸食されていった。
それでもみことは、必死にすちの瞳を見つめ、声を震わせながらも心からの言葉を紡ぐ。
「すち…好きだよ…ほんとに、すちが好き……」
甘く、切なく、けれど確かな想いを込めた声は、すちの胸に深く届き、ふたりだけの世界がさらに濃密に重なっていった。
みことは激しい快感に抗えず、身体が震え果ててしまう。奥でみことの中がきゅっと収縮し、すちの存在をより一層強く感じてしまう。途端にさらに敏感になったみことは、思わず声を漏らしそうになるが、すちはその唇に優しく重ね、自分の想いを静かに囁いた。
「愛してるよ、みこちゃん。」
その言葉にみことは心の奥まで温かさが広がり、すちとの絆がいっそう深まっていくのを感じた。
すちはみことの最奥を激しく突き上げるたびに、前立腺をえぐるように動かし、鋭い快感を連続で送り込んだ。みことの身体はその刺激に耐えきれず、震えが止まらなくなる。目に溜まった涙はこぼれ落ちそうで、声は震えながらも悲鳴にはならない切ない喘ぎ声に変わっていった。
「あっ…ああっ…すち……やっ……だめ……」
「んっ…いやぁっ…もう…いっちゃう…」
「みこちゃん…」とすちが優しく名前を呼ぶたび、みことは必死にすちの身体にしがみつき、そのぬくもりにすがる。
内側からじわじわと満たされていくような激しい痛みと快感の波に押し流され、全身の感覚が敏感に研ぎ澄まされていくのを感じた。
「んっ、あっ、んんっ…ああっ…」
身体の芯から震える快感に耐えながらも、すちの熱い吐息と手のぬくもりがみことを包み込み、恐怖や戸惑いを溶かしていく。みことの手はすちの背中に絡みつき、その温もりを離したくなかった。涙とともに漏れる切なげな声は、二人の深い絆と信頼を物語っていた。
みことは激しい快感に何度も果て、体が震え、ついには潮を吹いて水音を響かせた。すちは焦らすことなく、みことの中で最後の熱を放ち、ぐちゅぐちゅと濡れた音を立てながらゆっくりと動きを重ねていく。やがて静かに抜き、みことの全身に温もりが残った。
みことは力なく、震える声で「すち……」と名前を呼び、すちは優しく微笑みながら見つめた。
「…おいしかった?」
みことは恥ずかしそうに目を伏せながら言葉を続けた。
「うん……みことの全部が大好物ばかりで……おいしかったよ」と 満足そうに頷き、ごちそうさまの意味を込めて、みことの唇にそっと優しく唇を重ねた。そのキスは甘く、深く、二人の心と体を繋ぎ止める愛の証だった。
みことは意識をしっかり保ちながらも、体を満たす快感の余韻に心も体も打ちひしがれていた。熱く柔らかな幸福感が全身を包み込み、すちの温もりがまだ肌に残っているのを感じる。震える呼吸を整えようとするけれど、心はまだ深い幸福と切なさの狭間に揺れていて、甘く蕩けるような余韻に身を委ねていた。
すちはみことをしっかりと抱き寄せ、その温もりを伝えながらゆっくりと手を動かす。濡れた肌に触れるたび、指先は優しく滑り、首筋から肩、背中へと丁寧に液体を拭き取っていく。みことの繊細な肌に触れるその感触は、まるで宝石を扱うかのように慎重で、すちの愛情が滲み出ている。
時折みことの体がすちに寄りかかり、安心した吐息が漏れる。その声に応えるように、すちはそっと額をみことの髪に寄せ、落ち着いた呼吸を共有しながら、丁寧に最後まで拭き終える。肌の温もりが残る手で優しく背中をさすり、みことの心と体がゆっくりと安らいでいくのを感じていた。
すちはみことを抱き寄せたまま、ゆっくりと指をみことの中に入れ、丁寧に内部を掻き出していく。一滴も残らないように、と言わんばかりの繊細な動きに、みことの体は再び敏感に反応してしまう。
その反応に耐えかねて、みことはすちの肩をそっと甘噛みした。すちはその甘噛みを受けて微笑みながら、「もっと強く噛んでほしい」と囁く。
その言葉に応えるように、みことは少し力を込めて肩を噛む。ちょうどその時、すちの指は前立腺をしっかりと擦り、みことの体は強い快感に揺れ、息が乱れる。
みことはその快感に合わせて、強く肩を噛み、互いの声が絡み合うように甘く、激しく響いた。
後処理を終えたすちは、優しくみことを抱きしめた。体についたすべての痕跡を丁寧に拭き取り、温かい手でみことの髪を撫でる。
「風邪ひかないようにね」とそっと囁きながら、柔らかなシーツにみことを包み込む。すちの体温がみことに伝わるように、二人はぴったりと寄り添い、ゆっくりと温もりを共有しながら、穏やかな眠りに落ちていった。
夜の静けさの中、すちの胸に抱かれたみことは、安心感に満たされてゆっくりと呼吸を整え、静かに夢の世界へと誘われていった。
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