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前の話とか覚えてない+今回の話意味わかんない
のWコンボなんで
まじでごめんなChinaって
――――――――――――――
悟:「そら〜、これから“しょうこ”のとこに行くよ」
そら:「…家入先生のとこ?」
悟:「うん。そらの身体のチェックと、例の術式の状態ね〜」
釘崎や虎杖たちはまだ距離を取ってそらを見ていた。
伏黒:「五条先生、ここに来るって言ってましたよね…?」
悟:「来る来る。ついでに、みんなもここに来て合流するって」
釘崎:「え、じゃあ私たちここで待ち?」
虎杖:「そういうこと?」
そらは少し考えてから、悟に向かって静かに言った。
そら:「……じゃあ」
悟:「はいはい、じゃあ移動しよっか。
そら、どうする? 歩く? それとも……」
そらはため息をひとつついて——
ふわっ。
体が一瞬ゆらいだあと、
10歳くらいの小さな子どもの体格に縮んだ。
虎杖:「えっっっ!?!?!?」
釘崎:「なに今の変化!? どういう術式???」
伏黒:「身体変化……? さっきのだけじゃなくて、それもできるのか」
袖を押さえながら悟を見上げる。
そら:「……悟、抱っこ」
完全に“家族に甘える子”のトーン。
悟は満足そうに、ひょいっとそらを抱き上げる。
悟:「はい、そらお嬢さん。移動のお時間ですよ〜」
そら:「うるさい」
釘崎:「な…なにこれ……想像以上に距離近いんだけど!?」
虎杖:「五条セン、普通に妹抱いてるみたいなんだけど!!」
パンダ:「かわいいな〜そら」
三輪:「天使……?」
東堂:「サイズが変わろうと強者…!」
悟はそらを抱っこしたまま、
生徒全員に軽く手を振った。
悟:「それじゃあ、みんな。
ほかもすぐ来ると思うからゆっくりしててね〜」
そらは悟の胸元に小さく寄りかかる。
そら:「……ねむい」
悟:「寝ていいよ」
虎杖と釘崎は声を揃える。
「距離感ーーーーー!!!」
でもその雰囲気は完全に
“お兄ちゃんに甘える妹”そのもの。
交流会の緊張は少しやわらぎ、
そらは悟に抱かれたまま、静かに目を閉じた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
場面変わるよ〜☆
┈┈┈┈┈┈┈┈┈
京都姉妹校交流会。
開始の合図と同時に、各校の生徒たちが走り出す。
でも――
そらだけは、その場から動かない。
子供サイズから元の姿に戻り、目を擦りながら軽くあくび。
虎杖「え、行かないの!?」
釘崎「アンタ…やる気あんの?」
伏黒は横目でそらを見ながら、
(…なんだ、この余裕)と内心警戒している。
⸻
京都校の生徒たちが一斉に襲い掛かってくる。
しかし――
そらが片手を軽く上げた瞬間、全員の動きが止まった。
相手の術式の仕組みを“触れずに”読み取って、最適解で無効化するタイプ。
三輪「うそ…動けない…!?」
加茂「今、何をした…?」
そら「ちょっと止めた」
そのまま、そらは指を鳴らす。
“術式反転”
一瞬で全員が吹き飛ばされる――
でもあくまで軽く、怪我しないギリギリで止められている。
釘崎「ちょ、ちょっと待って!? なにこの子!!」
虎杖「…せんせーの知り合いって、やっぱレベル違いすぎない…?」
伏黒「五条先生が“特別枠”って言ってた意味が分かった…」
⸻
五条 「うわ〜んそら最高〜!師匠超えちゃうよこれ〜?」
夜蛾「悟…黙れ」
京都校の生徒たちが、しばらく誰も立ち上がれないまま沈黙する。
その空気を、そらがぽつりと壊した。
そら「……終わり?」
虎杖「え、もう!?」
釘崎「もうってレベルじゃないでしょ!!」
伏黒「……これが“止めただけ”……」
京都校側も、ようやく現状を受け入れ始める。
加茂「……敗北だ……」
三輪「……動けなかった…………何も……」
真依は地面に座ったまま、そらを見上げる。
真依「……あんた……
……ほんとに学生?」
そらは首を傾げる。
そら「一応……高校一年……」
その一言で、
再びどよめきが起きた。
⸻
五条「いや〜、これは伝説回確定だね!」
夜蛾校長「……予定より早く終わりすぎだ」
家入「……後処理、楽で助かるけどね」
七海「……生徒の精神的ダメージは無視ですか……」
⸻
少しして、夜蛾が前に出る。
夜蛾校長「……勝敗は明白だ。
交流会は、ここまで」
東京校の生徒たちが顔を見合わせる。
虎杖「……マジで……?」
釘崎「なんか……勝った気がしない……」
伏黒「……いや……勝ったのは……」
全員の視線が、そらに集まる。
そらは、ちょっと困ったように頭を掻いた。
そら「……ごめん……?」
五条「謝る必要ゼロ〜!」
⸻
夜蛾は一度咳払いをして、
夜蛾校長「……せっかくだ。
今夜は打ち上げにする」
その瞬間。
虎杖「やった!!」
釘崎「やっと普通のイベント来た!」
京都校側も、少し空気が緩む。
三輪「……え……
……行っていいんですか……?」
真希「そりゃ行くだろ」
加茂「……切り替えも修行のうちだ」
⸻
そらは、その様子を少し離れたところで見ていた。
五条が、ひょいと隣に来る。
五条「お疲れ、そら」
そら「……疲れてないけど……
……なんか……静か……」
五条「それはね」
五条は、にやっと笑う。
五条「みんなの価値観が
一回壊れた音だよ」
そら「……そっか……」
⸻
夕方。
生徒たちはぞろぞろと移動を始める。
虎杖「そら!打ち上げ、隣座ろ!」
釘崎「ずるい!あたしも!」
伏黒「……騒ぐな……」
京都校の生徒たちも、少し距離を縮めながら歩く。
真依(……目、
逸らしたら負けな気がするんですけど)
三輪(……近くで見たら……
……意外と普通の人……)
そらは、少しだけ後ろを歩きながら、その光景を眺めていた。
そら「……交流会……
……楽しかった……?」
五条は、少しだけ優しい声で言う
五条「うん。
最高だったよ」
そのまま一行は、
打ち上げ会場へと向かっていった。