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「無音」
※紅一点要素を含みます。
苦手な方はご注意ください。
NINE LIVESのショートドラマを超特急最年少紅一点、新加入メンバーの◯◯ver.として書いたものです。
第一話
白い服。裸足。
騒がしい都会の街並みを彼女は歩いている。
街の音はあるのに、彼女の周囲だけが無音のよう。
彼女は目的もなく歩いている。
視線は周りを見回している。
まるで初めて外を歩いたかのように。
何者なのか。
自分自身でも分かっていないように
ただただその場を彷徨っている。
こちらに手振っている人がいる。
彼女は笑顔になり、手を振り返そうとするが
後ろから人が走ってきて真横をすれ違う。
2人は笑い合いながらまるで彼女から離れていくかのように歩いていく。
さっきの行動が自分に向けられたものではないことを、彼女は理解しているのだろうか。
また長い間歩き続けていると、大きな現代建築の図書館が視界に入る。
彼女はふと立ち止まる。なぜかその建物に引き寄せられる。
数秒後、ドアが開く。
彼女はドアの中に吸い込まれるようにして入っていく。
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