※以前の城ヶ崎×秋元みたいな話、
こちらの後日のような話のようなやつ
喰えない間柄の、喰う機会を伺っているようなふたりもいいな…
『首から下も望んだのは貴様だろ秋元?』
『所望しましたけどもッッッッッ』
どーも、秋元詩郎です。
簡単に説明すると、
俺は今絶賛上司の城ヶ崎さんに床に押し倒されてますw
『せめて床じゃなくてソファに押し倒してくださいよ』
『カーペットの上だろ』
『優しいー(棒読み)』
俺にマウントを取りながら、
相変わらず気に入られてる顔を撫でられる。
頬から首筋、
首筋から鎖骨…そのまま服の上から滑らせてシャツを捲られ…
『確かに、首から下も…悪くない』
『いつも見てますよね⁇』
楽しそうでなにより。
『ズボンも脱いだほうが良いですかぁ〜?』
『ほぉ、ストリップでも見せてくれるのか』
『城ヶ崎さんなら特別価格♡』
ベルトを弄りながら煽ってみせ、
普段は高いっすよ〜と余計なことも言っておく。
すると城ヶ崎さんは目を細めてデスクの上の札束を掴み…紙吹雪みたく俺の上に落としていった。
『貴様の良い値を言ってみろ、秋元』
ちょーーっと想定より多い札の数に一応進言してみたり。
『あのー…冗談だったり?します…?』
『なんだ足らないのか』
『いや予想より多くてびっくり?みたいな』
『ならそれだけの価値があると誇れ』
『流石に男のプライドが…』
『プライドだと?売ってるのならそいつも買ってやる』
『すいませーん売ってませーん』
床が札でほどほどに埋まった頃。
もう一つの札束を掴もうとしたからその手を阻むと不機嫌そうな悪魔王子。
『俺が東雲ちゃんに怒られます』
『…………何故東雲がおまえに苦言する』
あれ、さらに不機嫌になっちゃった。
『東雲ちゃん城ヶ崎さん大好きなんで』
『なんだそれは』
『モテモテですねー城ヶ崎さん
それに俺、高城さんが評価されて楽しく戦闘してんなら別にお金は要らないですし』
高城さんを口にしたら今度は殺気に近い。
王子様がしちゃいけないやつ。
でも口角は上がってるんだよな。
『あれ、首と首から下以外も興味あります?』
『…………』
どうやら王子はこの身体以外も御所望らしい。
end
オチはない!
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