テラーノベル
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夫が亡くなり早二年。
私と娘は田舎にある家に引っ越すことになりました。
決して広くはない平屋でしたが、二人で暮らすには十分でした。
ある日の夜。この日は大雨で朝から雨が降っていました。夜には雷雨になり、ゴロゴロという音がなり、数秒後にピカッと光る。というのが続いていました。
「ママ〜!また光ったよ!」
娘は雷に慣れていないので泣いてしまわないか心配でしたが、そんなことはなく、この状況を楽しんでいました。
数分後、さすがに娘も疲れてしまったようで寝る準備を始めました。
翌日。娘はまだ昨日見た雷に興奮しているようで「雷が見えたよ!」と言っていた。私は特に気にせず一日を過ごした。
その次の日も「雷が見えたよ!」と娘は言った。おかしい…昨日の予報は雷ではなかったはず…山だから天候が変わりやすいのだろう。私は特に深く考えなかった。
しかし、「雷が見えたよ!」娘は来る日も来る日もそのことを言うのをやめませんでした。
五日目の朝。
ピーンポーンとインターホンが鳴りました。誰だと思い出てみると警察の方でした。
その警察は「見てほしいものがあります」と警察手帳を見せながら言った。
「最近、この辺りで児童にわいせつな行為をしたとして、男が逮捕されたのですが…」そういって警察は私に複数の写真を渡した。
「この写真に心当たりはありませんか?」
その時、なぜ私はもっと娘の話を聞いてあげなかったのだろうと後悔した。
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コメント
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すんません見るの遅れました! 次のに解説コメントしますね!