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暫くの沈黙の合間に
中学の頃の記憶が脳裏をよぎった
今さらそんなことを言われたところで
今の私にどう返せというのか。
俯いた彼の顔を見ていると、不思議と追求する言葉は出てこなかった。
「そっか」
それだけ呟いて彼の顔をまっすぐ見つめた。
黒の靄は完全に消え 100+ と頭の上に書かれていた。
fw「色々考えさせてごめん」
「あ5限体育だった。ジャージ持ってない?」
「なんか思ってたより寒くて、風邪かな」
わざとらしいくらい、
彼の言葉を遮るように声を発した。
fw「もしかしてうつした? … ごめん」
「謝んないで 。」
私のテンションの差に驚いているのか
どこか言葉は詰まり気味だった
「ジャージ貸して」
fw「ロッカーにあるわ。」
「寒いから下、降りよう」
彼はまだ少し気まづそうに私の方を見た。
その時数字が 110+ に塗り変わった。
「助かる。ありがとう」
fw「んや、元はと言えば
俺がうつしたっぽいし。なんかごめん」
「なんかって笑 謝る気0 ?」
fw「そんなことないって!」
ジャージを受け取りスマホを取り出す
「これ、連絡先 。」
「スマホ変えたから」
fw「ああ、だから連絡つかんかったんや」
納得した様に頷き
連絡先のQRコードを読み取る
「ジャージ 、洗って返すから」
fw「別にええのに。」
「良くない。」
「じゃあ私もう行くね」
さっと背を向け歩き出す。
fw「…ん」
返事を聞き手を
ひらひらと振りその場を離れた。
その時にはその数字の意味するコト”に
だいたい予想がついてきていた。
先生「じゃ~適当にペア組め~」
体育は基本、柔軟もペアワークだ。
勿論クラスで浮いている
私はペアなんて組めない 。
いつものように邪魔にならないようにと
グラウンドの端へと移動した。
lrn「…余ってるっスか 、」
突然、後ろから声がかかった
「… 余ってません 。」
驚きのあまり振り返られず下を向いた。
lrn「エ 、どう見ても余って─」
「あまってません。」
lrn「…っふは笑 、─さんっておもろいな」
その時初めて彼の顔を見た。
「変な人 … 。」
lrn「初対面で変人扱いマ!?」
そう、この数字の意味 。
─好感度
不破くんは110+
北見くんには黒い靄
そして ─
「…ローレン・イロアス」
lrn「名前知ってんだ。」
ローレン・イロアス 、120+
こういうのよくアニメで見るけど
好感度ゲージ ?? の最大値は100なのでは
100超えが2人。
「クラスメイトの名前くらい、知ってます」
lrn「以外。」
「馬鹿にしてますよね。」
なんて会話の流れで
そのままペアを組まされた。
「身体硬いですね。」
lrn「るせ。ほっとけ…」
NEXT…♡200で公開。
追記:第3話♡300ありがとうございます 。
自分で読み返してて3話まで好感度要素があまりにない事に気づいてびっくりしてます💧
何かと雑でほんとすみません。
コメント
1件
読了……。不破くんとのあの微妙な距離感、すごく好きです。風邪を言い訳にジャージ借りるとこ、わざとらしいのに自然で、ああいうズルさが切なくて。黒い靄が消えて数字が見えた瞬間、本当にほっとしました。ローレンくんも120超えで気になる存在。好感度ゲージが100超えって、この世界の“好き”ってどんな形なんだろう。響羽さんの描く“静かな心の動き”、ちゃんと伝わってますよ。続き、待ってます。