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ありがとうございます🙇♀️
続き書きますね
第2話「夜明けのコンビニ」
暖かいラーメンと冷たい心音
スンリの部屋は、相変わらず少し散らかっていた。
ベッドの上にはギターとクッションが雑に置かれ、キッチンのシンクには洗いかけのマグカップ。
「片付けとけって言ったろ、おまえ…」
ジヨンは呆れたように笑いながら、コートを脱いだ。
「ヒョンが突然来るなんて思ってなかったし〜。ま、気ぃ抜いてくれてるってことっしょ?」
スンリが得意げにウィンクを飛ばしてくる。
ジヨンは、むっとしたふりをして鼻を鳴らしたけど、その表情はどこか柔らかい。
「じゃあ、ほら。何ラーメン食いたい? 味噌? 醤油?」
「ヒョンが作るなら、なんでもうまいよ」
スンリの言葉には、何気ないようでどこか含みがある。
ジヨンは言葉に詰まる。
鍋に水を張る音だけが、静かに部屋に響いた。
⸻
ラーメンができて、並んでソファに座る。
「…やっぱ、こういうのいいな」
スンリが言う。
「こういうの?」
「ヒョンと、何気ない夜を一緒に過ごすの。最近、少なかったじゃん」
ジヨンはラーメンを啜るふりをして、言葉を飲み込む。
ほんとは気づいてた。
スンリが、すこしだけ距離を取っていたことに。ジヨン自身も、それをわざと見ないふりしていたことに。
「おまえ、なんで急に真面目な顔してんだよ」
「……ヒョンが、俺のこと避けてんのかと思ってた」
「避けてねーよ」
少し強くなった声に、スンリが一瞬だけ驚いたように目を見開く。
「……避けられなくて困ってんの、こっちだっつーの」
言った瞬間、ジヨン自身が何を口走ったのか、分からなくなった。
沈黙。
スンリはジヨンをじっと見ていた。
「……ねぇ、それ、どういう意味?」
いつになく真剣なスンリの瞳が、ジヨンを逃がしてくれなかった。
またきり悪い( ; ; )
ごめんね
あとスンリ→🐼とかジヨン→🐲の絵文字1話の時からつけてなかったすみません🙇♀️
分かりずらかったらコメントで教えてください
分かりずらい人が居たら絵文字つけ始めます
100いいね→3話