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俺は…あの日決めたはずだ…
彼女から離れると…
なのに何故!何故コイツがいる…
同僚「遠藤…家に帰ろう…彼女が待ってる」
旦那「だめだ…帰れない」
同僚「どうして!彼女の気持ちが分かったはずだ!」
旦那「分かってるよ…でもな、お前がいなきゃ俺の異能力のせいで彼女を苦しめる事になるんだ!……また繰り返しだ…」
同僚「彼女はお前を待っているんだぞ?」
旦那「お前には分からないだろう…昔から嫌われてる俺を…どんだけ嫌われる事が怖いかなんて…それを抑えようと頑張ってる俺を好きで居ようとしてる彼女が…それがどれだけ苦しい事かお前には分からないだろう…」
同僚「当たり前だろ?俺の力は無なんだから…お前だって俺の気持ち、分からないだろ?運のいい奴は俺を嫌い、運の悪いやつは俺を利用する、運のいい奴は俺を何度も殴るんだ…蹴るんだ…運の悪い奴は俺を見て見ぬふりをして俺に近づく…お前の気持ち何て分からない、でも、お前も俺の気持ちを分からないんだ、人が人の気持ちなんて分かってたまるか、でもお前は彼女が好きという事を知ってるだろ?」
旦那「………じゃあ…俺は彼女に会えばいいのか?会えばすむか?」
同僚「離れるなら…ちゃんと話してから離れろ、ただしお前が彼女から離れるなら俺は彼女をもらう、俺も彼女が好きだ、嫌ならちゃんと話せ」
旦那「………あぁ」
俺の中ではもう…決めている…
何があろうと…俺は…
俺は彼女がいる場所へ向かう…
妻「………久しぶり…」
旦那「……あぁ」
妻「懐かしいね」
旦那「………ここ…君が選んだの?」
妻「うん、初めて出会った所…私ね、あの時あなたに一目惚れしたんだ、凄く輝いて見えたんだ、あなたが…」
旦那「………そうか…俺は…また嫌われるだろうと…一瞬で終わる出逢いだと思っていた…」
同僚「2人って…確かお見合いで出会ったんだっけ?」
旦那「何で知ってんだよ…」
同僚「あんたのいない3年、散々聞かされたんで」
旦那「そうか…」
同僚「俺…離れた場所に居るんで思うが存分話し合ったらいいよ、力は消えるからさ」
妻「ありがとう…」
そして私達は店に入った…
妻「………ねぇ…どうしていなくなったの?」
旦那「………君の事…好きじゃないから…」
妻「嘘…付かないで」
旦那「嘘じゃないよ」
妻「嘘でしょ?」
旦那「嘘じゃない…」
妻「じゃあ…目を見てよ、あなたは嘘が下手だ…そんぐらい分かるよ、好きなんだもん」
旦那「………ごめん、俺…君以外の女をいっぱい抱いた…何で君は俺と居ようとする?苦しむだけだろ?」
妻「好きだから…だから離れたくないんだ」
旦那「どうして言い切れる?どうして
あいつに会う前から俺の側から離れない?」
妻「最初の気持ちを信じたから…初めて会った時から好きだから、あなたが嫌われ者だって知ってるから…嘘だと知ってるからだからあなたから離れたくないんだ…後悔するってわかってるから、離れた方が楽でも後々後悔する…そんぐらい分かる、
だから離せないんだ」
旦那「………ごめん…俺さ、君から離れたいんだ、これは本当」
妻「………うん…見たら分かる…でも…何で?」
旦那「………俺も君と居たら後悔するから、分かってるから、だから一緒にいたくないんだ」
妻「………どうして…?……あぁ…ごめん、わかってる、聞いたから、分かってる、でもなんか分からない…」
旦那「もう…会わないで…君は俺を嫌うから…それならいない方がいい」
妻「彼がいる!」
旦那「あいつがずっといると思うか?迷惑だろう?」
妻「……でも…」
旦那「………ごめん…もう決めてるんだ…
あの日からずっと…君には触れないって…」
妻「触れたじゃん…触れてくれたじゃん」
旦那「………あの時は…
俺の… 最後のわがままだ、ごめん…」
妻「何で謝るの…?
…………友達は…ダメかな…?」