心音『ホントに、なんもない…?なんも…ない…?』
ロゼ『だぁから大丈夫だって、ありがとな』
ナデナデ、
心音『ん…』
ロゼ『ていうかココドコ?』
心音『あ…それは、』
ドタドタドタドタ
ガチャ
さとみ『大丈夫かッ⁈心音‼︎』
心音『あ、さとみさん、おはようございます!』
さとみ『おはよ…良かった、なんもないみたい…お?』
ロゼ『あ、あのときの…』
さとみ『意識戻ったのか‼︎良かったな心音‼︎』
ナデナデ
心音『そうなんです‼︎本当に…良かった…』ウルッ
ロゼ『…』フッ
さとみ『…』ニコッ
ロゼ『あの…さとみ…さん?ここってどこなのでしょうか…』
さとみ『あぁ、そっかロゼまだ知らんかったっけ?ここは俺らの家だよ、』
ロゼ『ぅえ、』
さとみ『お前らがあまりにもヤバそうな状態だったから引き取った、』
ロゼ『え、』
さとみ『ちなみに、ここにはお前ら合わせて21人いるぞ』
ロゼ『ゑ?』
心音『みんないい人たちだよ‼︎』
ロゼ『ならいっか〜…じゃないんだよッッ‼︎え?めちゃくちゃ居ません?すごいですね、』
さとみ『嗚呼、血は繋がってないけどな。』
ロゼ『‼︎…どういうことですか…?』
さとみ『俺たちは、3つの兄弟が集まってるんだ。』
ロゼ『‼︎』
さとみ『皆、両親に愛されなかったんだ、なーくん、あ、ななもりっていう俺の兄な、なーくんは、俺たちと似た環境だったあいつらを救いたかったんだ。だから手を差し伸べた。……そして、お前たちのことも。』
ロゼ『ぇ?』
さとみ『ロゼ、俺たちと一緒にここで暮らさないか?らぴすに言ったが、ロゼと話し合ってから決めたいって言っててな、』
ロゼ『…いや、申し訳ないです…』
さとみ『いや、いいから、さっきも言ったとおり、なーくんも、俺も、みんなも、お前らのことを救いたいんだ。』
ロゼ『…ッ』
さとみ『…まぁ、決めるのはいつでもいい。喉渇いてるだろ?お茶でいいか?』
ロゼ『いや、自分でいけます…』スッ
グラッ
ロゼ『ぅッ…』
心音『ロゼ兄⁈』
ガバッ
さとみ『おっと、だぁから言っただろ?長男だからって完璧じゃねぇ。ただの人なんだから。黙って甘えとけ。』
ロゼ『…ぅっす…』
ななもり『さとみくん‼︎心音くん、大丈夫だった…?』
あっきぃ『…』
さとみ『おう、ピンピンしてたぜ、あ、あと、ロゼ起きてたわ』
ななもり『そんな軽く話すことじゃないと思うよ⁈って、ロゼくん起きたんだ…良かった…皆に伝えないとね!』
さとみ『い〜や起きてからでいいだろ』
ななもり『それもそうだね、』
あっと『おはようございま〜すってあれ、あっきぃが起きてる』
あっきぃ『あと兄俺のことバカにしすぎでしょ⁈』
ななもり『おはようあっとくん』
さとみ『おはよ、』
ガチャ
ぷりっつ『すんませんあっきぃ知りませんか⁈起きたらいな…くて…アレ?』
あっきぃ『おぉぷ〜のすけおっはー‼︎ 』
ぷりっつ『なんや幻覚か、じゃあまた寝ま〜す』
あっきぃ『ちょっとぷ〜のすけまで‼︎⁈』
ぷりっつ『てかなんでこんな早ぇの』
あっきぃ『眠れなかっただけでぇ〜す』
ぷりっつ 『あっそ〜〜、あ〜あ眠気吹っ飛んだわあっきぃのせいで』
あっきぃ『俺のせいじゃなくね⁈』
ぷりっつ『ふわぁ〜…聞こえへん聞こえへん〜』ぐでぇ〜
ななもり『ぷりちゃん何飲む?』
ぷりっつ『ん〜…カフェオレ…ですかね』
ななもり『了〜解』
ぷりっつ『あざます…てか心音大丈夫でした?なんか泣き声みたいなの聞こえてたけども』
さとみ『あぁ、ロゼが起きたから泣いてたんだと、』
ぷりっつ『あそうなんすか?良かったっス』
あっきぃ『ンぅ…』
ぷりっつ『どした?』
あっきぃ『何でもない…』
ガチャ
まぜ太『おっはよ〜ございま〜す‼︎』
ななもり『おはようまぜ太くん』
さとみ『はよ、』
あっと『おはよう』
ぷりっつ『おっは〜!』
あっきぃ『ぉはよ…』
まぜ太『?…(なんか元気なくね?…まいっか、)っていうか心音大丈夫でした?心音らしき泣き声めっちゃ聞こえてそれで起きたんですけど、』
さとみ『ん、兄貴が起きたから、』
まぜ太『おぉ〜‼︎良かった‼︎ロゼくん起きたんだ!心音めっちゃ落ち込んでたもんな〜…』
あっきぃ『…』
あっと『心音くんの心が心配だったけど、良かった、』
あっきぃ『…』
ななもり『はいぷりちゃんカフェオレ、』
ぷりっつ『あざっす!』
ガチャ
ころん『おはよ〜』
あっきぃ『ししょー‼︎‼︎おはようございます‼︎‼︎』
ころん『あっきぃおはよう、今日も元気ダネ〜』
あっきぃ『あざっす‼︎』ニカー
ころん『wwwあ、そういえば、心音くん大丈夫だった?』
あっきぃ『…』カチッ
さとみ『おう、無事無事』
ころん『そっか、良かった、一応心音くんのとこ行ってくる』
ななもり『ありがとう、助かるよ』
ころん『ん〜ん、いいよ〜』
あっきぃ『ン”ーー…』
ころん『(心音くんって、ちょっとあっきぃと似てるんだよなぁ…だからなんか気になっちゃう…あっきぃの前ではゼッテーいってやんねぇけど‼︎w)』
ころんが階段を上がる
あっきぃ『……俺…アイツのコト嫌いっス』
ななもり『…アイツって?』
あっきぃ『心音。』
まぜ太『んなこと言うなよ〜w』
あっきぃ『だって‼︎アイツししょーのこと独り占めするし‼︎やらかして他の兄弟のこと困らせるし‼︎ホントあーゆー奴大嫌いなん‼︎‼︎』
あっと『あっきぃ、その言い方はだめだ』
あっきぃ『なんで⁈あと兄も心音の味方すんの⁈俺…兄弟なのに…』
あっと『味方するとかしないとか、そういうコトじゃない。今のはお前が悪いよ。』
あっきぃ『ッッッ…‼︎‼︎もういいッッッ‼︎‼︎』
ダッ
あっと『あっきぃ‼︎…はぁ…あいつ…』
ぷりっつ『昔の自分と、重ねてまうんやろな、』
まぜ太『あっきぃ…』
あっきぃ『なんだよ…ッなんだよ皆して…ッッッ俺の方がずっとッッ…ずっと一緒にいるのにッッ…俺のッッッ…方がッ…ぐすっ』ボロボロ
ころん『心音くんのとこいってくる、』
あっきぃ『ぅ”〜〜…ッッッぐすっ…ぅぁ”…ひぅッッッ…』
コンコン
あっきぃ『(あと兄だろッッ…)どっかいけッッッ‼︎‼︎』
しーーん…
あっきぃ『…はぁ…ッぐすっ…もう…疲れた…』
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心音視点
コンコン
心音『ぁ…ぁのーー
あっきぃ『どっかいけッッッ‼︎‼︎』
心音『ッッッ……』しょぼん…
心音『あっきぃさん…俺のこと嫌いなのかな…』
さっき、ころんさんが部屋に来た。
ころんさんは、君はあっきぃと仲良くなれると思うよ、後で行ってみな?
って言ってたから行ってみたけど…
やっぱり…俺…兄弟以外と…仲良くできないんだ…
コメント
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初コメ失礼します! この物語めっちゃめちゃすきです 続きも頑張ってください‼️
続きを楽しみに待っています!
めっちゃ好きです!お互いの想いが伝わらないもどかしさとか表すの上手過ぎません?!続きが楽しみです!!