注意事項
・この作品はwrwrd様の二次創作です。
・本人様とは関係ありません。
・検索避けに協力してください。
・軍パロです。
・流血等の表現が含まれます。
・shp×ciの不仲要素が含まれます。
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俺はciが嫌いだ。
明るくてうるさくてヘラヘラしてて、見てて太陽のようで眩しい。
なのに、会話が上手くて、幹部になってすぐ外交官になった。
俺とは真逆。
俺には持ってない物を持っている奴。
だから、嫌いだ。
別に、深い意味がある訳では無い。
ただ、嫌いだ。
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俺はshpが嫌いだ。
静かで感情を表にあまり出さず煽りはウザくて、見てて月のようでつまらない。
なのに、戦闘力があって、1つ上なだけなのに、最高戦力のzmと並んでいる。
俺とは真逆。
俺には持ってない物を持っている奴。
だから、嫌いだ。
別に、深い意味がある訳では無い。
ただ、嫌いだ。
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嫌いなんだ。
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「おい、ci。そこ俺ん席やからどっか行け。」
「は?先に来たんは俺やろ。お前がどっか行け。」
朝食のプレートを持ちながら、睨み合う。
utに肩を叩かれ、ハッとするが、次にはまた睨む。
「はいはい。僕が間座るからな〜。」
ciとshpの間にutがドスッと座った。
ブツブツと文句を言いながらも、utを挟むようにshpとciが座った。
「…。」
「おい、shp。俺の皿に野菜乗っけんなや。」
「ciこそ、嫌いなやつ残すなや。」
「はいはい。野菜も嫌いなやつも僕の皿置いてな〜。」
ふんっと、顔を逸らしてガツガツ朝食を食べる。
utは呆れながら、目の前に座っているknと喋りだした。
「…いたッ、shpが蹴った!!ほんまさいてー!!」
「最初に蹴ったんはお前やろが。」
「ちゃいますー!!当たっちゃっただけですー!!」
「ほぉか。だったら今のも間違えて当たっただけやったわ。すまんのう。」
「いッた!!はぁ!?!?踏んだやろ!!今踏んだやん!!」
机の下で、2人が蹴り合いをやり始めたので、utが慌てて2人を遠ざける。
knがshpを立たせて、少し離し、tnがciを抑えた。
「もー。なんでそんな喧嘩するんよぉ。居心地悪いやんか。」
「せやでぇ…??utも巻き込んだらアカンやろ?」
「クソ先輩離して下さい。アイツが悪いんすよ。勘違いするような行動を取るから。」
「はぁ!?!?お前こそッ…ん"ッ、tn離して!!」
やれやれと、皆が苦笑した。
これが、W国幹部の日常である。
当たり前の事なのだ。
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コンコン。
夜中に扉を叩かれ、knは消えかけていた意識が浮上した。
「ふぁい??」
「…っす。」
扉を開けると、shpが立っていた。
部屋に招き入れると、明かりに照らされなんとなく要件が分かった。
shpの頬に、赤い跡が着いていた。
「…また喧嘩したんか。」
「…湿布持ってませんか。」
knは机の引き出しから湿布を取り出し、shpの頬に貼った。
今週はsnが仕事で他国に行っているので、恐らく医務室は行けないのだろう。
「はあ。今回は何があったん??」
「訓練しても無駄なくせに徹夜して訓練しようとするルール違反馬鹿が居ったんで、叱ったんすよ。そしたら逆ギレしてきたんで、腹たって殴りました。」
「…お、おん??」
「そしたら、あいつも反撃してきて、これっす。」
「お前殴ったんか!?!?」
「はい。」
何が悪いのというような顔でこちらを見ているshpにため息を着く。
確かに、ルール違反は悪いし、叱ることは悪くない。
でも、手を出すのは違うだろう。
あと、前半のボロくそ言うのもな。
「まあ、それだけっす。おやすみなさい。」
「…おう。まあ、仲良くしぃよ。」
「嫌です。」
キッパリと断り扉が閉まる。
全くもう。
knはカレンダーをちらりと見た。
そういえばもうすぐciの外交の日か。
…shp、喜びそうだな。
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コンコン。
「はいどーぞ。」
書類を片付けていると扉を叩かれた。
ゆっくりと開く扉からciがべしょべしょ泣きながらやってきた。
「はぁ…またやったんか。」
「…またやられたぁ。」
ciが抑えている腹を見るために服をめくる。
あらまあ。痣が出来てますねえ。
tnは苦笑して伝えた。
「何してたんよ。」
「…銃の練習してた、そしたら怒られてん。逆ギレしたらこの有様。まあ、俺も仕返しはしたで??」
「このアホぉ。」
ciをソファまで連れていき、貼る意味は無いかもしれないが湿布を貼る。
「でもな、酷かってん。お前は努力しても意味が無い…って。口しか使えないって…。そんなこと言われたら誰だって怒るやんか。」
「せやね。でも、お前夜の訓練はルール違反やで。」
「…そう、やけど。」
「まあ俺は気にせんけどな。ほれ、今日はここで寝てええよ。」
毛布をciの頭にバサッとかける。
「もうすぐ外交やろ。準備しとき。」
ciは不安そうに頷いた。
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「よろしくお願いします、ci様!今回の外交、護衛に着きました、aです!!」
「よろしくなぁ。なんかあったら頼むわ!!」
護衛に着いてくれる子と挨拶を交し、自室に戻る最中、shpと肩がぶつかった。
「周り見とらんと外交ガバるぞ。」
「し、知っとるよ。黙って。」
「まあ、上手くいくといいなぁ。帰りに襲撃されそー。ci弱いもんなあ。」
「護衛の子おるし。」
「護衛言うても一般兵やん。ははッ、俺お前の護衛だけは勘弁って、grに言ってんねん。」
「…そう。俺今真剣やから…じゃあな。」
つまんないな、とshpが後ろから言うがciは気にせずに自室に戻った。
明日。明日だ。
上手くいくだろうか。いや、大丈夫。
仲が良い国だし、毒とかは無いはずだ。
…。
ガバったらshpにまたボロくそ言われる。
それだけはごめんだ。
鏡の前でにっこりと笑顔を作った。
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「初めまして、W国幹部のciと申します。」
「初めまして、A国幹部のaaと申します。」
ぺこりと向き合って礼をする。
「こちら、A国で人気の紅茶でございます。お口に合うと良いんですけど…。」
「ああ、大丈夫ですよ!!僕、好き嫌いは無いんで。」
嘘を平気に着きながら、好印象を持たせていく。
それが、ciの戦法だ。
「この紅茶、凄く甘いですね!!僕、甘いの好きなんですよ。」
「そうですか!!それなら、お土産としてどうぞ。」
「ええっ、貰っちゃっていいんですか!!ありがとうございます!!」
嘘だ。
甘いのはあまり好きでは無い。
んもう腹に溜まっていく。うげうげ。
「ところでciさん。護衛の彼、一般兵ですよね。」
「はい。今幹部の護衛は用事でいなくて。」
「…そうですか。ふぅん。」
「はい、ですがA国なので正直安心してますよ。」
「…まあ、随分と舐められたもんだ。」
「…ぁえ?」
ギヂッ
「…か"ッ!?!?」
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「ひーまー。」
指でペンを転がしながらshpはブツブツ嘆いた。
こんな時にciが入れば虐めに行けるのになあ。
…ってあれ、なんかciが好きみたいではないか。
shpはそんな自分の考えにイラつき、ペンを机から叩き落とした。
「…ちッ、嫌いやわ、まじで。」
プープー。
インカムが反応したので、何かと思い耳を済ませると、rbの焦った声が響いた。
『ciの反応が消えた!!GPSも壊された!!』
会議室集合のアナウンスがなり、shpは渋々向かった。
ほら見ろ。ガバっただろう。
ドスッと椅子に座り、皆が集まるのを待つ。
「我が幹部のciが捕われた。恐らく、護衛につけた一般兵はスパイだ。」
「嘘やろ…え、どうする??戦闘員は、皆仕事で出かけとるよ…!!」
「…shp行け。」
knが低音で命令した。
「…は?嫌っすけど。」
「shp行け。」
「なんで俺なんすか。クソ先輩が行きゃええやないすか。それに、ut先生も。」
「shp行け。」
ただただそれだけを言い続けるknに、負けてshpははいはいと立ち上がった。
「行けばいいんでしょー。」
「…shp!!」
knがまた名を呼ぶので、振り返る。
「……ciは、お前ん事好きやで。」
「…は??」
「それだけ。行ってこい。」
「…っす。」
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『恐らく、地下の拷問部屋に居る!!ほんま、気をつけてな!!』
rbの声を聞きながらバイクを走らせる。
こんな時にzmやshoがいたら、自分は行かなくても良いのにな。
そんな事を考えながら。
ダクトに忍び込み、こそこそと地下を目指す。
階段に繋がる場所を見つけ、そこから飛び降りる。
地下はここの階段を降りれば着くのか。
shpは足音を立てないように駆け下りた。
そうして、辿り着いた。
その地面にはciが紐で縛られボロボロになって倒れていた。
「…おーい??雑魚のciくぅーん??」
足で蹴りながら反応を待つ。
…だが、いくら待っても反応がない。
しゃがみこんで、顔を覗き込む。
ciは異様なほどに白い肌で、目を閉じきっていた。
「はぁ、これだから雑魚は。努力も意味無く終わるなんて可哀想〜。」
頬をつねってみる。
「あーあ。騙されちゃうとか幹部失格やん。」
肩を叩いてみる。
「…おい。反応しろや。こっちは迎えに来てやってんぞ。わざわざ。」
鼻を摘んでみる。
「…………。」
身体を起こしてみる。
揺すってみる。
声をかけてみる。
手を握ってみる。
あと…あとは…あとは。
「…おい、ci?」
名を呼んでみる。
「…ぅ"…ッ、くぅ。」
目を小さく開いたciはshpを見た。
「はぁ、ようやくかよ!!ほら、帰るぞ。立てや。そんぐらい出来るやろ。」
支えていた腕をciから離すと、ciはそのまま地面に倒れた。
その衝撃が痛かったのか、ciは声にならない悲鳴を上げた。
「うるさッ…おい!!うるさい!!」
手を振り上げて、叩こうとする。
…が、ぴたりと止まる。
ciはいつもの様にshpを見るのではなく、怯えたようにこちらの様子を伺っていた。
よろよろと壁の方へ後退りし、shpと距離を取った。
それは、完全に拒絶しているようだった。
「…おいっ、お前ほんまに死ぬぞ!!」
「ぁ…ぁぁッ…ぁ、ぁッ~ぁ。」
「ちっ、止血くらいしろや!!」
無理矢理近寄り、出血部を抑える。
ciは暴れてくるが、shpには力で勝てなかった。
「…クソがッ、動くな、血止まらんやろが!!」
「ぁ…ぁぁッ…ぁ、ぁ…」
「…くそッ、くそくそッ、くそがぁ!!」
shpの手が次第に真っ赤になっていく。
「止まれ!!血ぃ、止まれやぁ!!おい!!止まれって!!止まれってば!!」
「止まってぇや…。」
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カチャリ。
頭になにかが押し付けられた。
あっ、銃だ。
shpは冷静に判断した。
腕の中でshpを真っ赤に染めていくciを、守るように抱き締めた。
覚悟を決めた。
shpはふうと息を吐いた。
「…、ほんま大嫌い。」
バンッ。
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「このクソ先輩。」
振り返ると、敵は倒れていてその上でknがにんまりと笑っていた。
utがciに駆け寄り、止血をする。
医療キットを持っているのですぐだった。
「…はあ、来てたんならはよ助けてくださいよ。」
「いやまあな!!せっかくshpがciを守ってたんやから、見たくなってもうた!!」
「ほんま心無いわ。」
「あるわッ!!」
utがciを抱えて、尋ねた。
「shpくん、その上着借りてもええかな。ciの体温が低すぎるわ。低体温症なってまう。」
「…はぁ、絶対洗濯してくださいよ。」
上着を脱ぎ、ciの被せる。
そんなshpの頭をknが乱暴に撫でた。
「ちょ、ウザイ!!やめろ!!」
「可愛ええやっちゃのう!!このこの!!」
「ちょッ、クソ先輩ッ、やめろっ!!」
「…あ、ci。僕ん事分かるかな。」
そんなutの声にぴたりと止まる。
ciの方を向くと、ciがぼんやりとutを見ていた。
「………ut、せんせ、」
「せやで。良かった、意識戻ったんやな。」
「…ぁ、shp、は、?」
「…shp?shpなら…」
「…おれ、shpにあやまらない、と。やっぱ、言う通り…やったわ。努力、いみなかった。」
そっと、shpが傍にしゃがむ。
「…逆ギレ、しちゃっ、てん。…あやまら、ないと。」
そんなciの頭に手を乗せる。
不器用ながらも頭を撫でた。
「…ほんま、ご、ごめ…ン。」
「…ぁれ、shp、??」
「今まで…ごめ、ん。悪かった。ほんま…。ご、ごめん。」
「あやまんないで…、ごめん、な。」
「…、」
knがshpの肩に手を置き、utがciの頭を撫でた。
「みんなの所戻ろう。待っとるよ。」
「shpも、帰ってからまた話そう。」
「…っす。」
「…うん。」
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「…、うざすぎ。」
1週間経っても目を覚まさないciに、shpはイライラしていた。
心音も、弱々しくなんとか生きてる状態らしい。
最後、あんだけ話していたのに。
「おい、shp。そろそろ寝やぁ。」
「クソ先輩…。」
「お前、もう2日は寝てないやろ。」
「…ダメ。ciが起きた時に、ひっぱたいてやるんすよ。俺が。」
knは苦笑して、持ってきた布団をshpに掛けた。
「…え?」
「んな事だろうと思ったわ。どれだけ言っても離れないんやろ、どーせ。」
「…まあ。」
knは間のカーテンを開けて、隣のベットに寝転がった。
「俺暇やし、shpの話し相手にでもなったるわ。」
「…怒られますよ。」
「それはお前もやろ。」
shpはciの傍に置いてある手を握りしめた。
「…。」
「良かったやん。仲直りできて。ほんまは、仲良くなりたかったんやろ??」
「…。別に。」
「素直じゃないなあ。」
「…俺が、憧れている物を持っている癖して、shpが羨ましいだとか、shpと交換したいだとか、それも初対面で言われた時…こいつは自分の凄さを分かってないんだと思った。
ほんま、ずるくて、卑怯で。イライラして。
俺はこいつと仲良くなれないんやって。
…だから、素っ気ない態度とか暴言とかを吐いてた。嫌い、不仲って。…。
ほんまは…どうやったんやろう。
仲良く、なれてたんかな。」
ぽつりと言い終わる。
が、返事は帰ってこなかった。
「…なんなんすか、クソ先輩……。はぁ。」
knはいつの間にか寝ていた。
イラッときたのでカーテンを閉めて、仕切ってやった。
「…俺が、お前を受け入れてたら…仲良かったんかな。」
「…shp。」
その声にハッと見る。
ciがうっすら目を開けていた。
「…あは、やっぱぁ、shpだ…。こえ、でなんとなく。」
「…お前、大丈夫か。今snさん疲れて寝ちゃってて…えっと、何すればええのかな。」
「ここにいて。」
「…え、」
「ふふっ、嫌いな奴の隣にいてよ。くふふっ。それで、許す。」
「…別に許してほしいなんて言ってないけど。」
「くふふっ。」
shpは立ち上がろうとした足を止めて、ゆっくりとまた椅子に座った。
「…くまやば。寝てないの?」
「お前のせいで。」
「えぇ…、俺ぇ、??」
「…弱虫馬鹿野郎がずっと寝とるからや。」
「…。」
shpは自分がまたciの悪口を言ったことにハッとし、俯いてごめんと呟いた。
「くふふっ、なんかやっぱそっちの方がshpっぽいわ!!shpも弱虫になってない???くふふ!!」
「…ふんッ、ほんま目腐ってんな。」
「よぉ言うわ。」
沢山笑い合い、ふうと息を着く。
「やっぱ、その方がshpらしいわ。」
「せやな。そっちの方がええな。」
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「ci、そこもう少し上。」
「…こう??」
「そう。」
訓練所では、shpとciがよく2人で訓練している姿が見れるようになった。
「いただきまーす!!」
「…野菜、食べてくれん、??」
「ええよ!!じゃあ、不健康なお前にこれあげる!!」
「ん。」
食堂では、仲良くご飯交換をしている姿が見れるようになった。
「shpやで、俺の友達!!」
「……っす。」
城下町では、ciが皆にshpを紹介した回っている姿が見れるようになった。
「ん"ー…ねむ。」
「……ん”、」
「…ぷはッ、阿呆みたいな寝顔やんけ、ci。」
中庭では、shpとciが昼寝している姿が見れるようになった。
最後要らなかったかもしらない😭
コメント
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最高すぎ !! 🫶🤍
最&高っ!!!! 新人組尊い、、、♡