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こんばんは💓
続きです。
吉田さん視点です。
start
ガチャリ……
誰かがこの仮眠室の扉を開ける音で、フッと目が覚めた。
佐野「じんとぉ?体調どう?」
吉田「あ…はやと…?」
勇 斗だ。
俺が目を開けてることを確認したら、近寄ってきた。
時間なのか?呼びに来てくれたんだ。
起き上がろうとするけど、慌てて制止される。
佐野「マネージャーと、みんなに事情話した。そしたらあと1時間くらいはゆっくりしてて良いってさ。もうちょい寝ときな?」
吉田「ありがと…」
少し寝たら、気持ちに余裕が出てきたのか、さっきよりキョドらずに喋れるようになってる…?よね?
佐野「お前、今日ラジオでしょ。ゆっくりしろな。」
それだけ言って去ろうとする。
咄嗟に、勇斗が着てるパーカーの裾を掴む。
勇 斗は少し驚いた顔でこちらを振り向く。
…何やってんだ、俺?
吉田「ごめん…どこ行く…?」
佐野「楽屋に戻るだけだよ。寝るなら1人がいいっしょ…?」
吉田「俺が寝られるまで…いてくれたりしない?」
佐野「…別にいいよ?」
…俺はアホなのか。
勇 斗が近くにいたら、余計眠れなくなるんじゃ…?
なのに何で引き留めたりなんかしたんだろ…
吉田「…」
佐野「頭とか撫でた方がいい?笑」
吉田「バカ。しなくていいわ。笑」
佐野「じゃあこの辺、撫でとくわ」
よし、いいぞ…いつも通りの雰囲気だ。(?)
なんだか安心して、そっと目を閉じた。
勇 斗が肩の辺りを撫でてくれる。
こんなゴツい手でしてくれてるとは想像つかないくらいに優しく。
鼓動に合わせて、サワ、サワ、サワと…。
気持ちいい…
佐野「…コレはいいのかよ…基準分かんねぇ…笑」
俺はまたすぐに 、眠りに落ちたようだ。
…
ん…なんか股間がムズムズする。
何かが当たってる?
…あ、そういや俺…仮眠室で仮眠とってるんだっけ。
…誰だ!?触ってるの…!?
ガバッ
佐野「ぅわぁっ…!?…ビッ…クリしたぁ…」
吉田「お前…ッ…今どこ触って…!?」
佐野「ご、ごめん…バレたぁ…?笑」
吉田「な…どっ…え…!?…何してんの…っ!?」
佐野「ナドエ誰…?笑」
吉田「…バカ、誤魔化すなって…」
佐野「ごめん。見てたらなんか、リアルタイムでめちゃくちゃ勃ってきてさ。こうやって抑えてもまたピョンッて、ホラ!起きてきてさ。笑」
吉田「ちょ、もう触んなっ💦」
…うそ。
ヤバすぎる…
勇 斗のことエロい目で見てたの、バレてたりする…?
まさか、な…。
吉田「…お前、サイテー。」
佐野「ごめんって!ずっと触ってた訳じゃないよ!
許して仁 人ぉ〜!」
吉田「…どっか行け」
佐野「でももう行かないとだよ。起こしてきてって言われて来たんだから!」
吉田「…もぉ〜。分かったよ…」
…
起きたてでぼーっとする頭をかきながら、
のそのそと集合場所へ向かう。
山中「あ。よっすぃー来た。おはよ。」
吉田「お待たせ。おはよ」
山中「…ってか、は!?…大丈夫?トイレ行く?」
吉田「なんで?」
向こうに皆が見えてるけど、俺の前に立ちはだかって。皆から見えないようにしてくれてる。
山中「………とにかく行きな?」
吉田「あっ…はい」
柔 太朗の、焦りすぎている表情で、全てを察した。
トイレの個室で自分のモノを確認する。
…俺は、分かってる。
無理して抜かなくても、数十秒待てば治まるん…
…だけども!さっき。
仮眠室のベッドで勇 斗がしてたことを思い出すと、またコイツは反応してやがる。ピクリピクリと。
仕方ない。
必死に声を殺して、もはや作業のごとく扱く。
吉田「…ッ…、…………ッ…、…ハァ…ハァ……」
急がなきゃ…
あ、もうちょっとで…
吉田「…ハァ…ハァ…ッ………はやとぉ……」
佐野「んぁー?仁 人か?どしたぁ?」
ガタッ…
恐らく。偶然、隣の個室に勇 斗がいたみたい。
ちょうど個室から出てきた所のようだ。
吉田「…ッへぇ!?は、はやと…いたの!?」
佐野「個室入ってた〜。なんか今呼ばんかった?」
吉田「はっ…あっ…………呼んでま…せん……」
…ヤバ。どうしよ、イキそうなのに……
佐野「………じんと?1回ドア開けてみ?」
吉田「無理!今だけは絶対に無理!!」
佐野「じんと、お願い。俺、知ってるから。」
吉田「マジで…無理なのっ…先に戻ってて…!!」
佐野「…わーかったよ。早く来いよ〜」
トイレのドアが閉まる音が聞こえてから、急いで抜いた。なかなか帰ってくれない勇 斗に苛立ちさえ感じていた。
吉田「はぁ…はぁ……はやと…の…バカ……ッ……」
トイレットペーパーで後片付けをして、念入りに手を洗って。
何事もなかったかのように、皆の輪の中に戻る。
柔 太朗も勇 斗も、何事もなかったかのように接してくれた。
…
5人での仕事が終わり、次はラジオ局に向かう。
他の4人もそれぞれ仕事に向かっていった。勇 斗も次の仕事に向かったのか、俺が帰る頃にはもう居なくなっていた。
車の中で一人、さっきの勇 斗の言葉が…頭の片隅に湧き上がる。
『俺、知ってるから』
吉田「何を…知ってたんだろ…?こぉわっ」
ラジオの休憩中、ふと個人端末を見ると、通知が入ってた 。勇 斗からメッセージが来てる。
はやと “じんと、体調は大丈夫?今日ラジオだって聞いてたけどさ、明日の入り遅いでしょ?誘うなら今日かなって。明日はお腹痛いんでしょ?笑”
…ふむふむ。
そんなに俺とメシが食いたいか。
なんだか健気に誘ってくるのが、かわいく思えてくる。
まぁ確かに、今日の帰りは未明にはなるが、明日の入りは夕方。だから時間的には余裕がある。
…行ってやるかぁ。
次誘われたら乗るって決めてたしな。
じんと “体調は良いよ。じゃあ今日、行くわ”
メッセージアプリでそれだけ送信して、ラジオの仕事に戻る。
…
さて。
ラジオの仕事も終了、これにて本日は完遂。
帰りますかぁ!
…あ、通知が来てる。
はやと “マジで!!嬉しいよ。ラジオ頑張って!俺の家で待ってるからね♡ちゅ♡”
なんだこれ…キモいメッセージ!
このテンションで行かなきゃいけないのかー…
いやキツいキツい。
今は仕事モードが少し残っていて、まだ対応できる体力が残ってるけど。
この時間じゃさすがに、泊まってけよ〜ってことになるだろうし。
だから深夜テンションも入ってき…
…ん?
泊まって………………………!?
あ、やばい。やばいことに気付いた。
俺の下半身がまた、謎のタイミングで反応したりしないだろうか?
…うわー、行きたくなくなっちゃった。
今から断れるかな。
思考回路が完全にショートしてる。
それなのに。
断れるかな?まで考えが及んでいるときに、ちょうど、勇 斗の家の前に着いてしまうなんて。
完全にもう。
覚悟決めるしかない。
大丈夫。
ここは勇 斗の家なんだから。万が一勃ちそうになっちゃっても、数十秒待てば落ち着くんだから。
…
〜♪(ドアベル)
佐野「じんとぉ〜!お疲れぃ!」
吉田「おう。お疲れ。邪魔するぜ」
佐野「来てくれると思わんかったわ。なんか体調不良っぽかったし」
吉田「昨日、断ったとき結構凹んでるように見えたんだよ。でも、そうでもなかったみたいだね。笑」
佐野「そんなことないよ!めちゃくちゃ落ち込んでたよ!?だから今日マジで嬉しいからね!?」
吉田「…ふーん?/////ありがと」
佐野「ははは!いいねその返し、ツンデレ美少女のキャラみたいで。」
珍しく素直だな。
ここで嬉しがったら、「きっしょ」とか返してくるのがセオリーじゃなかった?
ツンデレ美少女は意味分からないしさ。
吉田「そういえばお前、俺の雑誌、飾ってないじゃん」
佐野「えぇー?飾ってるよ」
吉田「…え?どこ?」
佐野「…ホラ、あそこ。ベッドの横」
勇 斗の指さした先には、ベッドの横にある飾り棚。上段に デカデカと置いてあるのが見えた。あのオシャレな小さい棚に乗せるには、雑誌はデカすぎる。
吉田「…おお。特等席に置いてくださって…」
佐野「寝る前に“使いたい”からね♡」
吉田「なにそれっ、使うって何によ!笑」
佐野「エロいこと♡笑 」
吉田「やめろ、ばかっ笑」
佐野「あはは…」
…内心、ドキッとした。
だって、我ながらあの雑誌では、カッコつけてるだけ。エロいことに使えるようなシロモノでは無い。
つまり、絶対に“使って”るなんてありえない。
じゃあなんでわざわざ言ったんだろ…
勘繰りすぎ…かな…?
佐野「こっちの本棚に、皆の雑誌とか写真集とかあるよ」
吉田「おおー。なつかし。これとか」
佐野「そういえばさ、前に仁 人に、俺の写真集あげたよね?確かコレ?」
ギクッ……………
勇 斗が手に持ってるソレの表紙を見た瞬間、心臓が跳ねて、表情筋が一気に脱力した。
吉田「それ……持ってる」
佐野「まーお前のことだから見てくれてないと思うけど!笑」
吉田「いや…?見たよ。」
佐野「絶対ウソ!だってこれ2年前だよ。覚えてないでしょ。笑」
嘘ではない。本当に見た。しかも、昨日。
佐野「俺のおすすめショット見てよ。じゃん!」
そう言ってコチラにページを向けてきた。
そこに写ってたのは…
吉田「ぁ…!?…こ、これ……ッ…//////」
あの…シャワーを浴びてる、ほぼ裸の写真。
佐野「どした?かっこよすぎた?笑」
吉田「………ん、」
佐野「はっ?その反応どっち…?//////」
いらんことを言わないようにしたら、返事しか出てこなかった…
どうしよう、この空気…
end
続きます
まだデレ多いか?💦
ツンじんとくん難しい…笑
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続きが楽しみです😊