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「ブルック、あんた長いこと生きてるでしょ。
聞いたことくらいない?」
「ヨホホホ!すみません、ないですね~」
「ブルックやロビンが無いんじゃあ、もうわからないわね・・・」
聞いたこともない、となると尚更。
「あ。そうだコレもらったんだ!」
そういってルフィがポケットから取り出したのはお金。
でも見たことのないもの。
「・・・ちょっと見せて、」
そう言ってロビンが受け取る。
「イチマンエン?とか言ってたぞ。
でもブレスレット買ったらこんだけ残った!」
数字と人物が印刷された紙。
5000が1枚、1000が2枚。描かれてる人物が違う。
あとは小銭かしら。色や大きさの違うものが数枚。
「円、なんて聞いたことないわ」
なにせ世界共通のベリー通貨。
他のお金なんて存在するわけがないのに。
「でもルフィ、どうしてブレスレットなんて買ったの?」
「お守りだ!」
お守り?・・・一体どうしてそんなもの。
「約束したんだ、○○と。
絶対迎えに行って、こっちに連れてきてやるってよ」
「するってーと、○○ってのァ女なんだな?」
「そうだ! なんかよくわかんねェけどおれを助けてくれてよ。んでそのまま一緒に住んでたんだ!」
「ぬァにィ!?
レディとひとつ屋根の下、二人きりでか!?
クソ羨ましいじゃねェか・・・!!」
「ダメだぞサンジ!○○はおれのだ!」
その言葉に、全員が固まる。
「・・・ねぇルフィ、おれのって・・・?」
「○○のこと好きなんだ、おれ。
○○もおれのこと好きだって言ってたぞ」
「「「「「 えぇぇぇえええ!?!? 」」」」」
サニー号が揺れるほど、全員の叫び。
「この2日間に一体何があったっていうのよ・・・」
「夢にしては出来すぎてるわね・・・」
あまりの衝撃に、あのロビンが頭を抱えてる。
「だからおれ、絶対○○のこと迎えに行かなきゃいけねェんだ!」
「迎えにいくったって、方法はわかってるのかルフィ?」
「全然わかんねェ!ウソップ、フランキー、なんかそんな機械作れねェか?」
「「 無茶言うな!! 」」
相変わらず無茶苦茶なうちの船長に、クルー全員が頭を抱えた。
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コメント
3件
初見です。 口角が下がりませんッッ!!! 最高です( ᐙ )((
あ…。本当好きです。。 続き楽しみにしてます!!
初コメ失礼します!バリおもろい!この作品前から見ててめっちゃ好きです!